2018年2月18日(日)の活動ブログ
こんにちは 「ウィローの更なる新しい風」を掲げて臨んだ11回目の定期演奏会のレポは、前夜に引き続きクラリネットの馬場が担当させて頂きます。
余談ではありますが、この演奏会当日編は今年から正式に私が担当するのが恒例になりましたので、どうぞお手柔らかに
9:00
前夜に積もったの影響の渋滞で、少々到着が遅れましたが、あんずホールより徒歩15分くらいのポンプ場横の臨時駐車場に到着
ホールまではだとあっという間ですが、歩くと意外と大変で、誰もが雪で靴を白くして一生懸命歩き、良いウォーミングアップになりました
9:10
ホールに入ると既に音出し中のメンバー多数出遅れた感がありましたが、慌てず急いで、衣装と昼食を楽屋に入れ、楽器の準備をしてステージ入りとなりました
9:45
チューニングに続いて合奏開始 2部から「センチュリア」「ケルト民謡による組曲」「美女と野獣」「交響組曲パイレーツオブカリビアン」「塔の上のラプンツェルメドレー」
続いて1部「交響的序曲」「リフレクションズ~ある古い日本俗謡による~」を最終確認。
確認内容は、粟生田先生がピックアップした箇所に加えて、他に確認したい部分があればお声がけ下さいとのことで、ソロの絡みなどを合わせました。
10:30
福川さんが到着され、ホルン協奏曲の通し練習。その後は気になるところの確認合わせ。11:30まで最後の合奏のひとときを過ごし、本番へと向かうことになりました
11:40
お昼です
大方のメンバーは、楽屋にて・・・。と思いますが、男性楽屋・女性楽屋でお昼を食べながらいろいろなことが語られたと思います 本番前のよい緊張感の中、
各自休んだり、最後の詰めの練習をしたり、また運営の役割があるメンバーはその仕事をして時間を過ごしました
12:45
集合写真撮影の時間です
今回も、アングル変更あり。ステージの定位置にメンバーが入り、それを2階席から撮影というスタイルになりました
正面からのまじめなものとポースをとったもの。さらに斜めからのまじめなものとポーズをとったものの4パターンです
(こちらの写真はFBとHPのトップページで使っていますので、機会がありましたらご覧下さい~)
13:30
開演です
どのくらいお客さんが私たちの演奏会を聴きに来てくれているんだろう・・・ じつは開場前にこっそり2階からロビーを偵察してみた訳ですが、例年には無い行列ができている
ことがわかっていたので、お客さんが少ないという不安は無く、入場も心なしか安心して入れた気がしました
実際に入って客席を見渡すと、見事 1階席も2階席までまんべんなくお客さんがいる~~
改めて安堵しました そしていよいよ演奏開始です
交響的序曲
第11回定期演奏会のオープニング曲はこの曲
バーンズの曲がオープニングに来るのは第9回定期演奏会のアパラチアン序曲以来ですが、先頭から元気が良い明るい作風はバーンズらしさ120%
特に冒頭のトランペットを中心としたカッコイイファンファーレは、ステージにいる我々も感動しました。
ただ、曲の難易度は桁違い・・・金管のハイトーンがきつい、木管群の細かい動きは言うに及ばず。さらに低音パートまでも通常はありえない細かい音符がぞくぞくとというのは内情ですが、
1年間練習を積んできた成果をそれぞれのメンバーが発揮して、トータルで力の入った演奏になったのではと思いました
リフレクションズ ~ある古い日本俗謡による~
この曲はおそらく第11回定期演奏会の中で最も難易度が高く、それだけ練習時間を費やした曲で、時にはこの曲だけで4時間ある練習時間がほとんど終わるということもあったり、
粟生田先生が納得するまで難しい箇所を延々とリピート練習すると少しづつ慣れてきて、だんだんとものになり・・・。そしてその夜~翌日はそのフレーズが耳に焼きついてしまい、
頭の中で延々と繰り返されていた次第ですが、本番でその部分を通ると「あの部分だ・・・」 無事に行けるかな いやあれだけやったんだから必ずうまくいくはず
などと練習の情景の一コマ一コマを想い出しながらの演奏になりました。フィナーレの8分の24拍子に入ると、まさに感無量かな・・・という気持ちとなりました。
ホルン協奏曲
ウィロー初の協奏曲。 最初に楽譜をもらった時に感じた膨大な譜面の量に対する驚き・・・。参考演奏を聴いてみて、そのカッコ良さ+20分の演奏時間に対する壮大な曲への
期待感。いずれも圧倒的なインパクトを感じたものですが、練習を進めるにつれてどんどん曲が好きになっていくメンバーも多かったようです。
練習時は、コンマスが相当に難解な福川さんのソロパートを見事に代吹きしてくれたこともあって、メンバーが曲の理解を深めるのがより早くできたことも大きかったです。
そうして迎えたソリストの福川さんとの合奏では、それが花開き 本番では本当に素晴らしい協奏曲になり、福川さんからは「終わって欲しくない演奏でした」という講評も頂け、
ウィローにとって大きな財産になりました
センチュリア
スウェアリンジェンの曲では、演奏頻度も高くよく知られた曲かと思いますが、ウィロー流センチュリアをどのように表現するのか・・・。そこは命題でした。
出来上がった演奏がどうだったのか 早い部分はより早くタイトなサウンドで、遅い部分はじっくりと流れのあるサウンドで、全体としてはメリハリのきいた仕上がりではなかったか
というのが私の印象です。
ケルト民謡による組曲
粟生田先生が、アイリッシュで使われるバグパイプについて0か1の楽器と話して下さるなど、練習時も話題の尽きない曲で、本番2週前にはアイリッシュ音楽のアルバムを紹介して下さるなど、
練習時から常に本場のアイリッシュを意識して取り組んできた曲です。
1楽章マーチはご機嫌な太鼓からスタートし、終始それが土台にあって曲が進む陽気なサウンド。2楽章エアーは、ピッコロの美しいソロがメイン。これには癒されました。
3楽章リールはフルートの不思議なサウンド感のアンサンブルに続いてカスタネットが印象的なフィナーレ。そして粟生田先生が、最後の最後までこだわりぬいた感が強かった曲でした。
美女と野獣
この真島俊夫氏アレンジの美女と野獣は、本当に演奏機会が多くていろいろな演奏会でにしてきましたが、ウィローが美女と野獣をやるとどうなるかこれは興味深いところでした
このアレンジの一番の見せ場であるトランペットとトランペットのコラボになる美女と野獣は誰?という興味もありましたが、残念ながらこのソロは後方席の金管のお二人・・・。
私を含めた前方の木管パートからは演奏している姿は見えません でも音でたぶんあの方とあの方が吹いているのだろうな・・・ということはわかりました。
交響組曲パイレーツ・オブ・カリビアン
パイレーツ・オブ・カリビアンもいろいろな編曲版が出ていますが、その中でもシンフォニック寄りなこの交響組曲版は、パーカッションがたくさんいて大編成であるほどカッコイイ演奏になる感じがありました。
そして・・・シンフォニック寄りになればなるほど木管低音の存在感が出てくる もので、特に弱奏部で緊張感のあるパートがまわってくる時は、身が引き締まる思いがありました。
塔の上のラプンツェル・メドレー
この曲をレギュラープログラムの最後に選んだ構成の妙はいかに 粟生田先生のお考えによるものか、はたまたコンマスによるものか
いずれにしても、塔に閉じ込められていたラプンツェルが外の世界へと飛び出してゆく 開放感あふれるエネルギー。そして最終曲の自由の扉は「カーテンコール」のイメージで演奏しましょうという
粟生田先生に従って、じつにお洒落な幕引きになったかと思います
レッツ・ダンス
アンコール1曲目は、福川さん再登場 そして粟生田先生もクラリネットを持って、特別アレンジによるとってもステキな、お二人の夢のコラボ演奏となりました。
メリーゴーランド
アンコール2曲目。泣いても笑っても最後の曲です。余談ですが、アンコール曲って練習そこそこで本番に乗っけてしまうことが多いかと思うのですが、ウィローは違います
粟生田先生のもとガッツリ曲を作りこんで臨んでます そして、スタンドプレーもあり こちらもちゃんと練習してあったのでした
15:40
演奏会が終演し、お客さんへの感謝の気持ちをこめてお見送り 遠くからお越し頂いたり、まで頂き、本当にうれしい限りでした
17:30
打ち上げ
今回も、粟生田先生、福川さんはもちろん、かなりたくさんのメンバーが打ち上げへと参加し、それぞれ演奏会までの労苦を語り合う時間となりました。
最後に
ということで、時間を追う形でレポートをさせていただきました ウィローは、次回の練習よりまた次の第12回定期演奏会へ向けて活動を続けてゆきますので
どうぞ応援をよろしくおねがいいたします
そして一緒に活動していただけるメンバーを大募集中 ちょっとでも興味がわいたら是非見学においで下さい~。 心よりお待ちしております。