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青空ーすべてはバランス

うまくいかない時 それはバランスが崩れている時
いろんなことに「バランス」の大切さを痛感します。

昔見たオリンピックを思い出す!

2022-02-18 14:24:14 | 政治経済社会・科学
2022年2月18日(金)曇のち雪。峠はこえて曇りのち晴れになると思っていたら、また雪が降り始めた。寒いのはこたえるね。春までに具合悪くなりそう。
でも、昨日の夕方除雪したから何とか大丈夫。粉雪からボタン雪に変わった。夕方には止みそうだ。


何だかテレビ番組の話題がうるさくて昔を思い出しちゃった!

私が学生の頃、オリンピックはいつも東ドイツやソ連など東側の社会主義陣営が金銀銅を独占し、この人たちどんだけメダル取れば気が済むのか?と思っていた。正直面白くないオリンピックだった。
テレビの画面をよく見れば、あらっ?脇毛?外国の女性は剃らない人がいるみたいだとその時知った。
ところがだ。
あれっ?この人女性なのにひげ生えてんじゃないの?まるで男みたいな顔してるよ?筋骨隆々の女性が脇毛丸見えで砲丸投げや槍投げをしていた。この筋肉はすごすぎる!!!
すげぇー--!!!
まだ若かった私は女性の見方が変わりそうだった。
今でも思い出すよ!!!

2000年、ドイツ・ベルリン地方裁判所で旧東ドイツでドーピングを指導していた科学者たちの刑事責任が問われたそうだ。

旧東ドイツでは、競技エリート育成の国家政策が行われ、科学者たちが協力した。
関わった科学者やトレーナーは約3千人。推定1万5千人の選手に禁止薬物が投与されていたそうだ。
首謀者の一人に医師マンフリッド・ヒョップナーという人がいたそうな。
男性ホルモンを人工的に合成した筋肉増強剤を開発した張本人だ。

IOCのドーピング検査を擦り抜ける、世界最先端の技術を開発していく。禁止されていない成分を大会直前に注入して禁止薬物を隠すなんてこともあったようだ。

うまくドーピング検査を擦り抜けていたけど、見た目すぐわかるんですけど!でも証拠が出てこない???

国民の反抗を許さない国家が、国の政策として行った。
確かにその成果は目を見張るものがあったが、スポーツとスポーツ選手の体を政治利用した。冷戦下で、こっちの方がすごいんだぞ!みたいに、得たメダルの数で国際舞台での存在感をアピールしたのでしょう。
国家ぐるみの犯罪でした。

でもスポーツ選手たちは、その後体調を崩し、随分と辛い人生を歩んだ人が多いそうです。

1991年のソ連崩壊、東西冷戦の終結があり、平和になるのかな?と期待があったが、国は混乱し、経済状態もよくない状態が続く。
まさしく、世界での存在感を落としていた。
そんなロシアを2000年、プーチン大統領が「強いロシアの復活」を掲げて登場する。

また国家によるスポーツの政治利用が始まっているのか?


参考:NHK-BSプレミアム「フランケンシュタインの誘惑  科学史 闇の事件簿」 

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