日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

西洋朝顔「ヘブンリーブルー」

2023-11-20 07:00:00 | 植物

暑かった日から急に気温が下がり、一気に冬になったかと思われた日、フェンス一面にきれいに咲き揃った、青いアサガオを見つけました。

西洋朝顔「ヘブンリーブルー」です。

 

きれいな青い色から「ソライロアサガオ」とも呼ばれていて、1つの茎から3~5個の10cmほどの花をつけるのでとても華やかで豪華に見えます。

この花も他の西洋朝顔のように、開花時期は8月の終わり頃から11月ごろまで咲きます。

また、同じ西洋朝顔のオーシャンブルーのように、花の色が変化することでも知られています。

蕾の時は赤紫色、それが開花するときは青色へと花色が変わるようです。(細胞内のpHの変化によるものらしいです)

一般的に自然界では青い色の花は、少ないと言われています。

それは昆虫が認識しづらいからだとも・・・

でも、これだけきれいな青い色が一面にあったら、昆虫もびっくりするでしょうね。

 



学名:Ipomoea tricolor

英名:Blue Morning Glory

別名:ソライロアサガオ、アメリカソライロアサガオ

科名・属名:ヒルガオ科 イポメア属

原産地:熱帯アメリカ、東南アジア

 

 

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ツワブキ(石蕗)

2023-11-18 07:00:00 | 植物

先日、友人たち数人との会話の中で、『キャラブキ』の話題が出ました。

あの佃煮のような昔からの保存食の『キャラブキ』のことです。

「キャラブキは何で作る?」ということで、ほとんどの人は「フキ(蕗)」と答え、「フキを醤油と砂糖で味付けして煮るに決まっている」と。

ところがその中の一人、九州出身の人が「ツワブキで作る」と言いました。

まさか? と思いましたが、九州ではそれが当たり前だと言うことでした。

地方によってさまざまですね。

 

 


秋も深まってくると「ツワブキ(石蕗)」の黄色い花が目立つようになります。

この花はフキ(蕗)? それともキク(菊)? どちらなのでしょう。

 

 

『Bingチャット』に聞いてみました。

「ツワブキ」は、キク科ツワブキ属に属する常緑多年草です。

一方、「フキ」は、キク科フキ属に属する多年草です。

ツワブキとフキは、見た目が似ているため、間違えられることがあります。

でも、ツワブキは、フキに比べて葉が厚く、表面に光沢があります。

また、ツワブキは秋から冬にかけて黄色い花を咲かせますが、フキは春に新芽が出て、初夏には葉が大きくなり、秋には種子をつけます。

つまり、ツワブキはキクに、フキはフキに属する植物です。

ということでした。

 

葉に斑が入っている品種も見つけました。

 

そして、ツワブキという名前は、「艶のある葉を持ったフキ」、「ツヤブキ」→「ツワブキ」に変化したのだといわれています。

 


 

学名:Farfugium japonicum

英名:Leopard Plant

別名:ツワ、イシブキ、イソブキ

科名・属名:キク科   ツワブキ属

原産地:日本、中国、台湾

 

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ギンミズヒキ(銀水引)

2023-11-16 07:00:00 | 植物

ミズヒキの赤い花は良く見ますが、珍しい白い「ギンミズヒキ(銀水引)」を見つけました。

 

 

夏の終わりから秋にかけて小さな花を咲かせるミズヒキですが、熨斗のミズヒキに似ているからと、この名前になったようです。

葉の脇から長い花茎が伸びて、そこに米粒のような小さな花を点々と付けています。

でも、この花には花弁がなくてガクだけなのです。(以下これを花とします)

赤花のミズヒキのガクは紅白で上が赤、下が白になっています。

いつも上からしか見ないので赤い花にしか見えませんが、ひっくり返して下から見ると白いガクが見えるのです。

ところがギンミズヒキはどこから見ても真っ白なのです。

あと、茎の色も違います。

ミズヒキは花と同じように赤っぽくなっていますが、ギンミズヒキは緑色で、赤くなりません。

 

 

ミズヒキ---茎が赤い

 

赤でも白でもミズヒキはひょろひょろしていて、ちょっとのことで揺れてしまうので、なかなか良い画像が撮れません、難しいですね。

 


 

学名:Persicaria filiformis

科名・属名:タデ科 イヌタデ属

原産地:日本全土、朝鮮、中国など

 

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ムベ(郁子)

2023-11-14 07:00:00 | 植物

ウォーキング中にフェンスに絡まって「ムベ(郁子)」の実がたくさん生っているのを見つけました。

春に花が咲いていた木で、その花が実に変わっていたのです。

 

この実もアケビのように食べられるとのことで、1個いただいてきました。

教えられた通り、2つに割って中のゼリー状の果肉をスプーンですくって食べてみました。

初めて食したムベの味、果肉はトロリと甘かったのですが、なにせ食べるところが少なく、タネばかり。

「味はこんなものなのかな・・・」といった感想です。

 

 

ムベはアケビによく似ていますが、2つの違いははっきりしています。

ムベの葉は落葉しなくて、一年中緑です。

そして実は一回り小さいサイズで、完熟しても割れません。

葉の枚数について、アケビは「三つ葉」と「五葉(ごよう)」ですが、ムベは若木の時には3枚、生育していくうちに5枚、実ができる頃には7枚になるのです。

だからとっても縁起の良い木で「七五三の木」と言われ、それとは別に葉の数が増えていくことから「無病息災の木」とも言われています。

 

ムベの花の咲いているときの記事です

 


 

学名:Stauntonia hexaphylla. 

英名:Stauntonia vine , Japanese Staunton Vine

別名:トキワアケビ、ウベ、野木瓜(ノボケ)

科名・属名:アケビ科 ムベ属

原産地:中国、朝鮮半島、日本
 

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サルビア・アズレア

2023-11-12 07:00:00 | 温泉

「サルビア・アズレア」が咲いていました。

別名でスカイブルーセージと呼ばれています。

とっても爽やかな花の色ですね。

 

サルビアにはたくさんの種類がありますが、このアズレアは夏が終わって、秋になると開花します。

そして、草丈がとても高くなって、時には大株にもなりますので、他のサルビアとはちょっと雰囲気が違っています。

 

英語でアズレア(azurea)は「空色(の)」、「淡青色(の)」、「青空(の)」などという意味らしいのですが、本当に青空のような花の色です。

秋の空の下で映えますね。

枝があちこちに伸びて、ちょっとひょろひょろとひ弱な姿に似ず、結構強くてたくましい花のようです。

 



学名:Salvia azurea

英名:Blue sage、Azure-blue sage、Prairie Sage

別名:スカイブルーセージ

科名・属名:シソ科 サルビア(アキギリ)属

原産地:アメリカ

 

 

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