日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

ギンミズヒキ(銀水引)

2023-11-16 07:00:00 | 植物

ミズヒキの赤い花は良く見ますが、珍しい白い「ギンミズヒキ(銀水引)」を見つけました。

 

 

夏の終わりから秋にかけて小さな花を咲かせるミズヒキですが、熨斗のミズヒキに似ているからと、この名前になったようです。

葉の脇から長い花茎が伸びて、そこに米粒のような小さな花を点々と付けています。

でも、この花には花弁がなくてガクだけなのです。(以下これを花とします)

赤花のミズヒキのガクは紅白で上が赤、下が白になっています。

いつも上からしか見ないので赤い花にしか見えませんが、ひっくり返して下から見ると白いガクが見えるのです。

ところがギンミズヒキはどこから見ても真っ白なのです。

あと、茎の色も違います。

ミズヒキは花と同じように赤っぽくなっていますが、ギンミズヒキは緑色で、赤くなりません。

 

 

ミズヒキ---茎が赤い

 

赤でも白でもミズヒキはひょろひょろしていて、ちょっとのことで揺れてしまうので、なかなか良い画像が撮れません、難しいですね。

 


 

学名:Persicaria filiformis

科名・属名:タデ科 イヌタデ属

原産地:日本全土、朝鮮、中国など

 

コメント
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