先日、友人たち数人との会話の中で、『キャラブキ』の話題が出ました。
あの佃煮のような昔からの保存食の『キャラブキ』のことです。
「キャラブキは何で作る?」ということで、ほとんどの人は「フキ(蕗)」と答え、「フキを醤油と砂糖で味付けして煮るに決まっている」と。
ところがその中の一人、九州出身の人が「ツワブキで作る」と言いました。
まさか? と思いましたが、九州ではそれが当たり前だと言うことでした。
地方によってさまざまですね。
秋も深まってくると「ツワブキ(石蕗)」の黄色い花が目立つようになります。
この花はフキ(蕗)? それともキク(菊)? どちらなのでしょう。
『Bingチャット』に聞いてみました。
「ツワブキ」は、キク科ツワブキ属に属する常緑多年草です。
一方、「フキ」は、キク科フキ属に属する多年草です。
ツワブキとフキは、見た目が似ているため、間違えられることがあります。
でも、ツワブキは、フキに比べて葉が厚く、表面に光沢があります。
また、ツワブキは秋から冬にかけて黄色い花を咲かせますが、フキは春に新芽が出て、初夏には葉が大きくなり、秋には種子をつけます。
つまり、ツワブキはキクに、フキはフキに属する植物です。
ということでした。
葉に斑が入っている品種も見つけました。
そして、ツワブキという名前は、「艶のある葉を持ったフキ」、「ツヤブキ」→「ツワブキ」に変化したのだといわれています。
学名:Farfugium japonicum
英名:Leopard Plant
別名:ツワ、イシブキ、イソブキ
科名・属名:キク科 ツワブキ属
原産地:日本、中国、台湾
黄色の花は好みませんが、唯一石蕗だけはあります。
里から持ち帰ったのは、出物・腫物に効果があるからです。
葉の部分を、火で焙って揉み患部に貼ります。
痔にもいいんですよ。
これと枇杷葉の生葉に蒟蒻を温めて患部の手当てをします。
傷もなく完治します。
胞子で種が飛び発芽して、増えていきます。
庭に彩を添えています。
こんにちは♪
私は黄色い花を見ると、気持ちが明るくなるような気がして、好きです。
ツワブキは薬効があって、胃腸薬として利用されていたと聞いたことがあります。
出物・腫物にも効くのですか。
アロエのようですね。