ウォーキング中、あちこちで見かけるのがハナニラ。
薄紫色のハナニラの中に混じって、ちょっと変わった咲き方をしていた白い花を見つけました。
それが「ミツカドネギ」でした。
この花のこと、ずっと「サンカクネギ」だとばかり思っていました。
以前に何かで調べたときに漢字で「三角ネギ」と書いたあったので、素直にサンカクと読んででしまっていたのでした。
でもその方が覚えやすいし・・・
ミツカドネギ・・・正式な名前はアリウム・トリクエトルム。
日本に入ってきたのはいつのことだかは分かりません。
でも食用として導入されたのは確かなようなのですが、今まで流通しているものを見たことがありません。
食用としては失敗だったのでしょうか?
それが逸脱していつの間にか野生化してしまったのですね。
今では地中海原産の帰化植物扱いになっているようです。
少し湿った場所を好むようで、川べりの土手などでは旺盛に繁茂しているところもあるようです。
名前の通り、茎の断面が見事に三角形になっています。
ネギやニラの仲間なので葉っぱをちぎるとニラのような臭いがします。
もともと食用としてで導入されたのですから、葉・花・球根などすべて食べられるようです。
下向きに咲いている花をのぞき込むと、6枚の白い花びらに緑色のラインが入って、とても上品そうな花に見えます。
学名:Allium triquetrum
英名:White-flowered Onion
別名:アリウム・トリクエトルム
科名・属名:ヒガンバナ科 ネギ属
原産地:地中海沿岸