「クジャクツバキ(孔雀椿)」を初めて見ました。
名前だけは聞いたことがありました。
枝が細くヤナギのように垂れ下がり、花も葉も下向きに垂れ下がっていました。
バリケードで囲まれた畑の中にあり、遠くから撮った画像です。
全体に垂れ下がっていて、水揚げが悪くて枯れかかってしなだれているような木、別の見方では妖艶な感じがする木といった雰囲気でした。
バリケードを取り除き、そっと畑に入って近くに寄ってみました。
葉っぱは長く、赤い花は八重、すべてが垂れ下がっていたのです。
少し離れたところにはやはり垂れ下がってピンク色の花の咲いている木もありました。
でも、葉っぱはあまり長くはありませんでした。
クジャクツバキ
垂れた枝に花が下を向いて咲くクジャクツバキは遅咲き椿の一種で3月末~4月に咲きます。
葉も花も全体に細く、花は全開せず、8分くらいしか開きません。
名前の由来は花びらの形が孔雀の羽根に似ているからだそうです。
クジャクツバキの花は数種類ありますが、白い斑入りが多いようです。