日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

くつろぎ宿 「新滝」

2022-05-27 07:00:00 | 温泉・宿

久々の温泉だった。

長い間出かけられず、もう温泉に入りたくてうずうずしてきたので、それならばと出かけてきた。

場所はやっぱり好きな会津地方を選び、温泉も良く、美味しいものが食べられるところに決めた。

その結果、たどり着いたのが東山温泉の「新滝」

「新滝」は東山温泉にあるいくつかの老舗旅館を統合し、新たに「くつろぎ宿」として再出発した宿の中の一つだった。

そこで、今回泊った「新滝」のレポ。

 

この宿にはお風呂がたくさんある。

全部のお風呂にチャレンジするには、早めに宿に入らなければ間に合わないので、3時ちょうどにチェックインした。

他の人たちも同じようなことを考えているのか、その時間はフロントスタッフたちは大忙しのようだった。

部屋を教えられ、そこまでの案内や部屋でのお茶出しなどはなかった。

コロナが流行してからはそのようになったらしいが、その方が煩わしさがなくてうれしい。

この宿には「わたり湯」、「猿の湯」、「千年の湯」があり、それに加えて川向こうの高台にある姉妹館の「千代滝」のお風呂も利用できるようにもなっていた。

一息入れ、さっそくお風呂巡りをしてみた。

 

[わたり湯]

湯治場をイメージしたという、ヒノキの香りのするお風呂。

半露天風呂に続いている。

 

[わたり湯 半露天風呂]

 

[千年の湯 露天風呂]

急な階段を下りたところが左右に分かれ、左側が女性用の露天風呂。

右側がこの宿の一番の売りの岩風呂。

残念ながらこの岩風呂は男性用のお風呂だったので入れなかった。

そこは会津藩主松平家ゆかりの天然岩風呂で、自噴岩盤がそのまま生かされているらしい。

 

[千年の湯 大理石風呂]

 

[猿の湯 内湯]

その昔、東山温泉は猿が群れて入浴していたので、「猿湯」と呼ばれていたとか。

そのためにこのお風呂は「猿の湯」と名付けられ、かつては土方歳三もこの湯に入ったようだ。

 

[猿の湯 露天風呂]

 

これらのお風呂はすべて男女別となっていて、時間で入れ替わることはなかった。

これだけ多くの温泉に入ったので、姉妹館までは足を延ばさなくとも十分だった。

 

お風呂の後はお待ちかねの食事。

広い食事処でいただいたのだが、テーブルは隣り合わないように気遣いがされていた。

今回選んだプランの料理は「創作会津郷土料理膳」。

最初にある程度用意されていて、あとは一品一品、頃合いを見て出してくれた。

 

会津と言えばやっぱり馬刺し。

プランの料理の中にも入っていたのだが別注した。

 

そして、代表的な郷土料理の「こづゆ」。

ホタテの干し貝柱の出汁に里芋、ニンジンなどの野菜を細かく切って入れ、上品な味付けになっていた。

 

いろいろと並べられていたが、これぞ会津という料理を2点だけ挙げてみた。

時間をかけて食べ、料理の数と量が多すぎると言いながらも結局はすべて平らげてしまった。

朝食はビュッフェ方式になっていた。

地のもの中心の料理で、その種類の多さにびっくりし、食べるのに迷ってしまうほどだった。

 

この宿のお風呂と食事を簡単にレポしただけだが、館内には飲み物自由のラウンジやライブラリーなどもあった。

接客も付かず離れずと、適度な距離を保ってくれたので、とても居心地が良い宿だった。

 

[橋を渡った先の玄関前]

 

[宿の前を流れる湯川]

 

今回会津を選んだ目的はもう一つあった。

それは会津の名産、アスパラガスを買うことだった。

それについてはまた後ほど・・・

 

コメント (2)
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