群生していた「フランスギク」。
これは週末に郊外へドライブした時に見た風景。
この花はとってもきれいなのに、在来種の生態系を脅かすからと、駆除されているところもあるらしい。
「フランスギク」という名前はパリの郊外に多いからということで付いた。
よく見ると花はマーガレットとそっくり。
今でも間違えて覚えている人も多いらしく、「マーガレット」って雑草なんだ、などと言っている人もいる。
そこで、見分ける方法。
① 花の色
マーガレットにはピンクや黄色など、白以外もある。
フランスギクは白のみ。
② 葉の形
マーガレットの葉は羽状に深く切れ込み、小葉も裂けている(春菊の葉に似ている)
フランスギクの葉は1枚の細い楕円形で、鋸歯になっているが、羽状までにはならなく、基部はやや茎を抱く。
① 木か草か
マーガレットは数年すると茎が木質化する。
フランスギクは上部が枯れても種子と地下茎で増える。
[フランスギク]
[マーガレット]
学名:Leucanthemum vulgare Lam.
英名:Oxeye daisy, Margriet, Dog daisy
科名・属名:キク科 フランスギク属
原産地:ヨーロッパ