いつも通る空き地一面に、オオアラセイトウが咲いていた。
菜の花によく似ていて、色が紫なので「ムラサキハナナ」とも呼ばれているが、正式和名は「オオアラセイトウ(大紫羅欄花)」。
もう一つ別名があり「ショカツサイ(諸葛菜)」。
もともと中国原産で、中国には古くからあった。
諸葛孔明が戦場ごとにこの種子を蒔いて、食料にするようにと栽培したことから名付けられたからと言われている。
「ハナダイコン」という名でも呼ばれているが、「ヘスペリス」という花の正式名がハナダイコンなので、混同しやすく、そのためこの名は奨励されていない。