春になると桜とともに公園の植え込みなどに黄色い鮮やかなレンギョウが咲き出す。
レンギョウは中国原産の花で、英語では花の様子からゴールデンベルと呼ばれている。
春に咲くが、今年の冬は暖かかったのか、ちらほらと咲いているのを見かけた。
レンギョウには3種類あると知った。
①レンギョウ
②チョウセンレンギョウ
③シナレンギョウ
でもその見分け方は難しい。
一番分かりやすいのは③シナレンギョウで、幹が直立して花と葉が同時に出る。
シナレンギョウの特徴
葉と同時に花が下向きに咲く
花弁が細長い
おしべよりめしべの方が長い
幹や枝が直立する
と、いろいろあるが花と葉が同時に見られるので分かる。
①レンギョウと②チョウセンレンギョウは区別がつかない。
両方とも花が終わったあとに葉が出る。
①レンギョウ
おしべよりめしべの方が長い (シナレンギョウと同じ)
花弁は丸みを帯びている
花弁が丸いような気がするからレンギョウ?
②チョウセンレンギョウ
めしべよりおしべの方が長い
花弁は細長い
枝が弓なりに伸びる
花弁が細長く、枝が弓なりなのでチョウセンレンギョウ?
おしべ、めしべを比べようとして花を切って断面をみたが、結局区別が付かなかった。
これだけでは分からない時は茎の断面で判断するらしい。
これでは茎を切ってみなければ分からないので無理。
そのほかに見たことはないが、日本の中国地方山地に稀にあるヤマトレンギョウ、小豆島にあるショウドシマレンギョウと日本独自の物もあるらしい。