梅雨明けが早かったわりには、7月中の天候不順なども
ございましたので、「夏が短かったなぁ」とすでに一人“秋”を
迎えようとしているワタクシでございます。
いつもInspiringをご覧いただき、誠にありがとうございます。
お店がちょっと落ち着いているこの時期なんですが、
実はブーツがほぼ毎日のように売れております。
なぜか?
ご存知の方はご存知。
ゆっくりとお試し履きができて、じっくりとお話しをさせて
いただくことができますので、ナイスなブーツをご満足の
いく形でお求めいただけるのでございます。
そこで本日のタイトル。
『“ご確認下さい!!”の巻』
ということでございまして、先シーズンから続いております
ブーツの買い替え需要の高さに伴う“ビンディング調整”に
関するご案内でございます。
今シーズンも店頭でブーツをお求めいただいたお客様の
中で、サイズがダウンされた方が多数いらっしゃいます。
簡潔に申し上げれば、
『でっかいブーツを履いていた』というパターンがほとんど。
ブーツを適切なサイズでお買い替えいただいた時に必ず
確認していただきたいのが、今お使いいただいているスキー
に装着されているビンディングが適正に履けるのか否か
ということ。
※今回のInspiringの内容は、スキーにもしくはプレートに“穴あけ”を
してビンディングを装着するパターンを対象としています。
ブーツソールサイズの差異があまり大きくなく微調整の
範囲以内で済めば良いのですが、時に“ワンサイズ小さく
なってしまった”などという場合には、一度ビンディングを
スキーから外し、再度穴あけをして取り付けをしなければ
ならないというような事態に陥ったりもします。
ですので、“ご確認下さい!!”なのでございます。
そこで、ひとつの目安として参考にしていただければと
思いまして、自社計測ではございますが下記のとおり
ビンディング(ヒールピース)の調整幅を記載させて
いただきます。
繰り返しになりますが、あくまでも“自社計測”です。
取り付け状態によりましては調整範囲以内のブーツソール
サイズであっても、何らかの事由でお履きいただけないこと
もございますのでご承知おき下さいませ。
それでは『ご確認下さい!!』。
※全ての数字は基準として取り付けさせていただいた
位置から前後にどれくらいヒールピースを動かすことが
できるのかを表しています。
クドいようですが、あくまでも“約…”ですので。
⇒LOOKのターンテーブル…前5mm/後5mm
⇒SALOMONのZシリーズ…前11mm/後11mm
⇒SALOMONのSTHシリーズ…前7mm/後7mm
⇒TYROLIAのLXやLDタイプなど…前13mm/後13mm
⇒MARKERの“飛べる”シリーズ…前12mm/後12mm
その他にもビンディングはたくさんございますが、弊社にて
“穴あけ”をしてお取り付けをさせていただいたパターンが
多いタイプを、まずはご案内させていただきました。
※ご面倒でも、ビンディングの調整はショップにお任せ
いただいた方が宜しいかと存じます。
履けているように見えてもブーツに適切な圧力(前圧)が
加わっていませんと、思わぬところでブーツが解放されて
しまい、重大な事故に至る恐れがございます。
もしも今季ブーツをお求めいただいて、まだご自身のスキー
のビンディングの調整をされていない方がいらっしゃいま
したら、ぜひ一度ご確認いただければと思います。
ご不明な点などございましたら、どうぞお気軽にお問合せ
下さいませ。
☆とは言いましても、まずは先立つブーツのご決定が最優先!!
⇒http://wangel.jp/boots.html
『まさか・・・そのまま履いちゃってるとか?!』
Staff TETSU