映画とライフデザイン

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映画「不死身ラヴァーズ」松居大吾&見上愛

2024-05-15 18:30:08 | 映画(日本 2019年以降主演女性)
映画「不死身ラヴァーズ」を映画館で観てきました。


映画「不死身ラヴァーズ」高木ユーナの同名恋愛漫画の映画化。「ちょっと思い出しただけ松居大吾監督がメガホンを持つことで気になる作品だ。あの映画が好きだ。主演の見上愛と佐藤寛太はあまりよく知らない。「青春18×2」観て以来、ラブストーリーが急に見てみたくなった。映画ポスターで主演は小松菜奈かと思ったら,見上愛だった。2人はよく似ている。

長谷部りのは幼い頃生死をさまよう病気をしたときに,ベットで同世代の少年甲野じゅんと出会い,思いがけずに回復してしまう。


やがてりの(見上愛)は中学生になり、甲野じゅん(佐藤寛太)と再会する。陸上部員として苦楽を共にして「好き」と打ち明けた時、突然じゅんが目の前から消えてしまう。高校生になってからも音楽部に所属するじゅんと出会うがまた消える。やがて大学に進学したりのが部活勧誘を受けてじゅんに再び再会した後で、じゅんが病気を抱えていることを知る。

ほのぼのとしているムードでも一途なラブストーリーである。
田舎町が舞台でのんびりとしたムードでストーリーが進む。エンディングロールで山梨県上野原市がロケ地とわかるが近くに水量の多い川が流れる緑あふれる場所だ。甲野じゅんが住む家は和風の古家だけど雰囲気がある。大学に入ると海辺の家だ。それも含めてロケハンには成功している作品だ。

見上愛小松菜奈に似ている。カエルのような顔をしている。一途な愛情を保つりのにぴったりの愛嬌のある女の子だ。実は出演作を見るとこれまで見てきた映画が多い。あ、そういえばあの時出ていたのかと思ってしまう。今まで存在を意識した事はなかった。ある男性のことを思い続ける、まさに愛の肯定だ。ロマンチックな話だけど、そこに難病の存在で変化をつける。


そもそも人が目の前から消えてしまうなんてありえない。まさに漫画チックなファンタジーだ。成長していくたびにじゅんに出会う。まさしく反復だけど、予想通りに進む寸前で若干の変化をつける。この辺りのかわしはうまい。あとはりのと同級生の男の子田中の使い方も上手い。途中から行きつけのバーのマスターになる。普通なら三角関係になるのにならない。徹底的に恋愛の肯定を追求する一方で、男女間の友情も追う二股がめずらしく成功する。


あとは最後の主題歌澤部 渡(スカート)「君はきっとずっと知らない」が良かった。

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