映画とライフデザイン

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映画「王様のためのホログラム」トムハンクス

2017-08-10 08:48:25 | 映画(洋画:2016年以降主演男性)
映画「王様のためのホログラム」は2017年公開のトムハンクス主演映画である。


トムハンクスの小品。この原作を読んで、作品化と主演を要望したという。映画を見てみると、一級作品に絶えず出ているトムハンクスが何で?この映画に?という印象が強い。

アラン(トムハンクス)は大手自転車メーカーの取締役だったが、業績悪化の責任を問われ解任されると同時に離婚。大学生の娘の養育費を払うためにIT業界に転職する。そこでの任務はサウジアラビアの国王に最先端の映像装置〈3Dホログラム〉を売りこむことである。

砂漠に到着すると、ボロテントに仲間3人がいるが、エアコンも壊れ、Wi-Fiもつながらなくてプレゼン資料も作れない。担当者に面会を要請してもいつも不在である。プレゼン相手の国王がいつ現れるのかもわからない。本国の上司からは常に電話はかかってくるし、ストレスはたまってくる。そのとき、酔って背中にあるこぶをいじくろうとして大出血する。病院に行くと、アラビア人の女医に介抱してもらうのであるが。。。


エリートビジネスマンから転落した男が、転職して文化も違うサウジアラビアに行き、王様に映像装置を売り込むという話である。現地オフィスの隣にある砂漠の真ん中のテントを起点に売り込みをかけようとするが、プレゼン資料を作成することすらできない。

現地オフィスの担当者にも会えない。八方塞がりの様子だったとところで、現地オフィスにいる一人のデンマーク女性と知り合う。仲良くなり、内部事情を教えてもらう。最初にこの女性に接近し、積極的な彼女の性的要求にこたえようとするが、いざというときにいたせない。
それでも、その女性と知り合うきっかけがもとで現地オフィスの担当者とようやく会えるようになる。要望したら、住環境も、IT環境も整えてくれる。そして王様へのプレゼンに備えていく。


以上の話にアラビア人の女医と接近する。結局のところ、そんな話である。
繰り返すけど、よくわからないなあ?何でトムハンクスがこの映画にでたのか?アラビアに行ってみたかっただけなのか?起伏のない本当に普通の映画である。制作費に対して、興行収入が極度に少ないというのは仕方ないだろう。トムハンクス主演でなければ、日本公開はなかったであろう。

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