12月25日から26日へと日付が変わる瞬間が、1年の中で最も寂しく感じていた。
けれど今年はそれほど感じられなかったのは、きっと例年と街の様子が違ったからに違いない。
自粛というわけではないけれど、やっぱり例年のようなクリスマスの活気は感じられなかった。
けれどそんな街にもサンタは来た。
マリサポ(自分)は日頃の行いが悪いから天気に恵まれない。
これが私の持論だが、本当はマリサポはイイ子だからね。
ちゃんとサンタさんは来てくれたわけです。
G裏にもサンタさんいっぱいだったしね(笑)
名古屋は予想以上に寒い。
けれど富山を経験した私達は強い。
瑞穂は映像通り、ピッチは禿。
けれど富山を経験した選手達は強い。
出場停止の兵藤に代わり、森谷の先発起用。
そして富山戦からアーリアが外れ、谷口が起用される。
これは練習通りでした。
名古屋の攻撃を警戒し、守備を固める中で、
おそらく過密日程の名古屋よりも運動量で上回るであろう横浜がいかなる攻撃を仕掛けるかがポイント。
予想通りというか、名古屋の疲労はやはり顕著に表れていましたね。
特に攻撃陣、中盤の要であるダニルソンをはじめ前線の存在感はほとんど感じられないほどだった。
しかし予想外だったのは、ジャッジの粗末さ。
敵は名古屋というよりも、主審の存在でした。
小椋のイエローなんて、相手に触れてもいないんだけどね(笑)
名古屋のバックパスもそうですけど。
ただ笑い事じゃないのは、この天皇杯は黄色2枚で次戦出場停止になってしまうこと。
途中あまりの判定基準の酷さに裏で何かの力が働いているのではないかと疑うほどでした。
韓国、中国に続き・・・(苦笑)
ただそれを差し引いても、相手の疲労を考えれば、横浜の攻撃には物足りなさを感じました。
全体的な押し上げが遅かったのかなぁ。
逆サイドにクロスを上げても誰もいない、そんな場面が多々見られた。
小野が個人で突破する、その一辺倒になってしまっていたように感じました。
前線での連動性が著しく少なかったように思います。
縦へのパスは出るけど、そこに絡む人数が少ない。
というより終始小野頼みという感があり、工夫が全くなかったです。
今更ですけど、特にこの試合はアイデアの乏しさが明確になったかなと。
意識して動くことや、考えてプレーをするということができてないですよね。
メンバー的にも、”活かす選手”よりも”活かされる選手”がほとんどだったというのも問題だと思うけど。
唯一頼りの俊輔も、近頃は頭と動きが連動しないという状態(苦笑)
この日先発起用された森谷。
爆発的な攻撃力、思い切ったプレーを期待していましたが、残念ながらほぼ存在感を示せず交代。
やっぱり今のままでは起用が難しい選手かなと思います。
途中起用の場合、戦況で「攻める」「守る」というのが明確になる分、プレーもしやすいが、
先発となると戦況を自分で判断し、プレーも自分で局面局面で判断していかなくてはならない。
しかしこの日の森谷のプレーはとても中途半端になってしまいました。
攻撃もできず、守備もできず。
小野が孤立してしまった原因の一つがここにあると思われます。
そして守備面ではイエローを食らってしまい、その後の守備は尚更行けなくなってしまっていました。
退場の危険性もあるのでしょうがないけれど、中盤をふらふらとするだけの姿が目につきました。
こればかりは試合を経験していくしかないんだろうか・・・。
そして森谷との交代で出場した怜。
積極的な仕掛け、そしてシュートを見せてくれた。
しかしシュートの精度が・・・(苦笑)
これも練習なんだろうね。守備に関しては・・・する気がなかったかな(苦笑)
怜に関しては、途中交代であるということで積極性を見せ可能性を見せつけてくれました。
ただ全体的にこの日は特に連動性に乏しく、単発な攻撃が目についた。
怜が縦に抜けても、ただ弱いシュートを放つだけ。
それ以上の攻撃には結びつかない。
小野が前線でいくら頑張っても、そこからの繋がりがない。
だから、あれほど疲労の色が濃かった名古屋にとっても守り易かったのではないかと思います。
両者決め手がないまま、延長戦へと突入。
延長戦に入っても、交代カードを1枚残す横浜が動くことはなく(苦笑)、あのPK戦へ。
正直、PK戦になれば勝機は高いと個人的には思っていました。
柏と名古屋のPK戦を見ていて漠然と思っていただけですが、
おそらくあのPK戦で十分に研究と準備を出来た横浜にとってはラッキーだったかなと。
GKを比べても飯倉の方が気迫あるしね(笑)
シゲさんのあのキックをいつも受けてんだから、鍛えられてますよ。
ただこれだけはPK戦なんでわからない。
でも結果的に、横浜のキッカーは皆落ち着いて、自信を持って臨めていたなと思う。
俊輔やパンゾーの蹴ったコースなんてヤバいでしょ。
あと俊輔さえ成功できれば、あとは安心だったんで。俊輔は内心ドキドキだったけど・・・。
しかしぶっちゃけ、あのPK戦、G裏から全く見えなかったんだよね・・・。
ボンバーの動きで成功か失敗かを判断してました(笑)
名古屋に勝利。
大きな壁をぶち抜くことができた。
日程に八つ当たりする監督がいたり(つい先日、柏に日程のお陰で勝ったチームはどこだっけか)、
帰路で、「マリノスかセレッソがACL出ても勝てないだろ」というサポーターがいたり(今年あっさり敗退したチームはどこ?)、
急に名古屋というチームが愛おしく感じられた名古屋遠征でした^^
ただPK戦って勝利すれば、あれほどドラマチックで興奮するものはないとは思うけど、
やはりこの試合は状況を考えれば、90分で決着をつけなければならない試合だったと思う。
名古屋は明らかに疲労により、本来のプレーを出来ていなかった。
それに対し、得点できなかったこと、守り切られてしまったことに大いに反省しなければならない。
特に選手達が考えてプレーするということ、今自分がすべきプレーを感じることを意識する。
一人ひとりが意識してプレーすることで、連動性も生まれてくると思います。
技術的なことは今更どうなるもんでもないけど、意識することはできるはずだよね。
勝って、また闘えるチャンスを得たからこそ、もう一度課題と向き合って精一杯の努力をして欲しいと思います。
その先に必ず喜びが待っているはずだからね!
いよいよ準決勝。
残すはあと2試合。
今はとにかく、この時期にまだ闘えるんだ、マリノスを応援出来るんだという喜びを噛み締めています。
楽しみでしょうがない。
楽しくてしょうがない。
準決勝も精一杯の力を出して楽しみましょう。
そして頂点へまた一歩近づこう。
舞台は聖地・国立。