勝利が遠く・・・ナビスコ準決勝観戦記?

2007-10-17 | ナビスコカップ

稚拙で無礼者な選手が日本中からバッシングを受けている割には、
世の中には生意気で常識がない人間が多いなと感じる今日この頃。
(自分も含むw)

ナビスコ準決勝第2戦
川崎vs横浜FM @等々力(地元)    4-2
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なーんつーかね、バラバラだった。何もかも
前回の対戦の結果、内容を受けて、どれだけの修正が短い時間に
できたのかが重要なポイントだった試合。
しかし残念ながら反省点は克服できずにこの試合を迎えてしまったようだ。
序盤から攻めていたのは横浜。
その成果で早い時間帯に先制点も決めた。
しかし失点をしても落ちついていたのは川崎だった。
色んな意味で横浜にはその冷静さが欠けていたように思う。

前対戦でもそうだったように、
相手はサイドを起点にFWの個人技で得点を狙ってくることは判っていた。
しかし横浜のサイドの守備は甘かった。
特にコンビネーション皆無だったジローと那須の右サイドを
狙われる場面が多かった。
ハーフまで引き出されたSB裏のスペースへはカバーもなくがら空き。
中央ではFWへの対応も甘く、簡単にGKとの1対1を作り出させていた。
試合全般に感じたのは、ラインコントロールにも拘りすぎたかなと。
前対戦を受けてもっと当たり強く対応するべきだったのではないかと感じた。
あの審判達じゃ、接触プレーを避けたい気持ちもわかるけど、
川崎に限らず最近あまりに簡単に相手に前を取られすぎているからね。
専門なことって判らないけど、ジュニーニョ自由にさせすぎです(苦笑)
もう一度、チームとしての守備を根本から見直す必要があるのではないか。
しかしそもそもラインを見ていても、線審がアレならお手上げ。
繰り返された”微妙な判定”に哲也の苛立ちはG裏でも伝わってきた。
結局、その苛立ちがあの退場に繋がってしまったわけだ。
交代枠を使い切っていた為、急遽、マツがGKを務めることになり、
そこから1失点を喫してしまったものの、
哲也退場後の守備のガッツが試合を通して一番感じられたのは皮肉だった。

一方、攻撃では2得点はしたものの、
やはり連続して攻撃する場面があっても、なかなかフィニッシュの形
まで繋げる事ができない。
相手の守備に対してどうしても弱腰だなと思ったのは個人的感想。
終盤マイクの登場で前線に起点ができるものの、周りに横浜の選手はいない。
クロスに対しても中の選手が立ち止って受けようとする。
引いて守る相手に対しては、やはり自分達から動かなければ点数は取れない。
マルケス投入のタイミングが鍵かと思われたが、
マルケスも焦りからか独り善がりなプレーが目立ち、
この投入に伴って功治が下がり目でプレーする始末。
やっぱりうちは”流れを変えられる選手”がいないということが、
一番の弱点なのかもしれない。

敗れても悔しさはない。
悔しさよりも悲しさ
国立を狙っていた。懸命に。真剣に。
そんな闘いをどうしてあんな審判達に裁かれなければならなかったのか、
汚されなければならなかったのか。
それが悲しくてたまらない。
選手達は精一杯頑張った。そう思いたい。
この想いはリーグ戦、そして天皇杯で晴らしてくれると信じてる。
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