日本代表は違うね―千葉戦観戦記?

2007-06-11 | 横浜F・マリノス

G裏前でのホッシーのぎこちない動きに萌えました。

J第14節
横浜FMvs千葉 @日産スタジアム   1-0
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国試やら、資料整理、文献と睨めっこ、某制度導入の準備やらで
六法が愛人のカサカサの生活を潤すべく、約1ヶ月ぶりのスタジアム観戦。
興奮しすぎて、タクシーのおいちゃんに連れが「三ツ沢」って言っちまったよ・・・
ちなみに、おいちゃん「日産スタジアムだよね(笑)」だって。
できる。できるよあのタクシー。

この日は、ベイスターズがロッテと、うちが千葉との対戦という事で、
”湾岸対決”という胡散臭いw名のジョイント企画が催された。
横浜スタジアムに回るトリパラw、日スタでベイスターズのユニなんて
姿も見られ、意外に面白い企画だったんじゃなかろうか。
午前中から雨降って野球中止で企画倒れってことにならずに良かったね^^;

日本代表戦を挟み、十分休養は取れたと思われた横浜FM
監督が浦和の布陣から本来の攻撃型布陣で闘うと表明していたとおり、
河合のワンボランチへと布陣を戻した。
幸宏、功治、孝行のラインに体力の回復と圧倒的な攻撃力を
期待していたところだったが・・・
序盤大島のシュートがネットに突き刺さるも、オフサイドの判定。
その後からかな徐々に歯車が狂い出したのは。
繋ぎの部分でやけにミスが多かった。
適当なパス、消極的な姿勢、軽すぎるプレー・・・
序盤からため息の出るようなプレーを連発。
期待の功治、幸宏も身体は想像以上に重たいようでボールが足に付かない
状態が続き、チャンスをなかなか作り出せずにいた。
そんな状況に大島、坂田も下がることが多くゴール前での勝負ができない。
大島は盛んにミドルを狙っているようだったが。(マイブームかw)
千葉も中盤の出足は早いがラストが噛み合わない、
両者中盤で素早く相手にプレスを掛け続けるも、
パスの正確さに難があり膠着状態は長く続いた。
前半も終りに近づいてきた頃、
セットプレーから大島が頭で合わせるもクロスバーを叩く。
あれでも入らない・・・どうやらまだまだ流れは千葉にあったらしい。

後半も同様のプレーが続く。
自陣でのミスからピンチなども見られたが、哲也、佑ニが必死に食いとめる。
最も疲労をためていると思われた佑ニのプレーはキレていた。
ゴール前を一人で縦横無尽に走り回る。
代表戦でさらに自信を深めてきたのだろうか。

両者決め手を欠き、時間ばかりがすぎていったが、それを破ったのは横浜。
徐々に横浜に流れがきたところで、左クロスに合わせたのは孝行。
孝行得意の滑り込みでゴールへ押し込んで先制
決して簡単なボールではなかったが、横浜でも貴重なゴール前へ
飛び込める孝行の存在が勝利を手繰りよせた。

終始動きの良さを見せていた孝行だが(この日の攻撃の生命線と言ってもいい)
先制を決めた数分後にこの日2枚目の黄紙を受けて退場
退場になった時は、寧ろ孝行が痛んでいるようだったので一瞬何が起こったのか
理解できなかったが、ヒーローは無常にもピッチを去る。

20分の時間を残し、10人になってしまった横浜。
当然の如く、徐々に押し込まれていく。
全員が自陣にいる状態で、跳ね返してもすぐに相手へボールが回る。
生きた心地がしねえ(´Д`;)
しかし意外と言ってはなんだが、ここから最終ラインの集中力
格段に高まったように感じた。
千葉の押しが思ったよりも弱かったとも言えるのだろうが、
うちの守備陣も落ちついた守備を見せていた。
10人のハンデを背負った上での、(守備固めの)選手投入、
またカウンターを狙った選手交代も的確であったのではないだろうか。

何だかわからないが(その心は早野にしかわからない。苦笑)
全く適性のないSBを務める那須
この日も攻守に判断力の曖昧さから不安定なプレーを連発。
改めてSBとしての適性がないことを感じさせた。
だが、注目したいのは孝行が退場してからのプレー、
または良治投入後からのプレーだ。
孝行が退場してからのサイドの守備は曖昧さが減り幾分の安定を見せた。
良治投入後、チーム全体のラインが下がり、
佑ニが前から、那須がCB気味にプレーする事が多くなると、
今度は冷静に相手のクロスを跳ね返していった。
ポジションをかえただけで・・・何とも皮肉な光景。
適性判断も監督の重要なお仕事だと思うんだけどねえ。

終盤の怒涛の千葉攻撃。それを受ける粘り強い守備。
試合内容は良いとは言えなかったが、終盤に見せた守備はかった。
川崎戦以来5試合ぶりの勝利。
この試合で勝つか負けるかで大きく立場は違っていたと思うし、
本当に勝てて良かったなと。
久々のスタ観戦で負けてたらグレるところだったよ(苦笑)
なんだかんだで、完封勝利。守備フェチにはたまらない試合でもあった。
勇蔵が久々にヤンwになった貴重な姿も見れた(苦笑)
しかし真面目な話この場面、線審の不可解な判定に勇蔵が切れたものだったが、
G裏に向って「こいつおかしいぜ」というような身振りでブーイングを煽った。
この行為は審判が見ていれば、どう取られるかわからないもの。
これに対し(一部)サポがさらにその行為を煽るような反応を見せるのは、
試合中の応援としてどうなのかな、と。
試合を壊さないためにも、選手だけでなく、我々も十分に
考えなくてはならないなと感じた。

なにせ終了間際、千葉のゴールをオフサイドと判定してくれたのは
この線審だったのよ^^;
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