目覚めると左手の甲が少し青く腫れていた。
昨晩、無意識に悔しさの余り、壁に手を叩きつけていたのだと思う。
2年連続の予選リーグ敗退。
世界挑戦の夢は早くも泡のように消え去ってしまった。
泣きたい気持ちというよりかは、
ただ脱力している。そんな感じ。
たぶん中には2年連続で予選敗退だなんて・・・と言う奴がいるかもしれない。
はじめての挑戦であった去年でさえ某協会の人に言われたのだから。
横浜が自分達で手にしたアジアへの挑戦権だ。
はっきり言って周りにとやかく言われる筋合いもねぇけど。
でも彼等は確実に去年よりも成すべき事を精一杯しようとしていたし、
アジア制覇にかける想いは何倍も強かった。
それだけは断言できる。
でもまたしても敗退した。
山東に勝つ事はできなかった。
悔しいけれどそれは現実であり、
今のうちが出せる精一杯の結果だったのだと思っている。
世界というのはそれだけ大きなものであり、
うちはまだまだ成長していかなくてはいけない。
思い起こせば「なんで・・・」という思いは止めど無く溢れ出す。
なんであの時こうできなかったのだろうと。
しかし敗退した今となっては、たらればだけの悔やみは無駄なものでしかない。
だから後ろ向きなことは口にしたくはない。
ただ、一つだけ後悔を述べるのなら、すべては「第一戦」
山東との第一戦をホームで負けた事。
結果云々以前に、個人としても悔やむべき事は沢山あり、
何故もっと多く応援できなかったか、
何故もっとアウェイのプレッシャーをかけることができなかったか、
試合に関しても勝てた試合を何故みすみす逃してしまったのか、
考えてみればACL5試合終わった中で一番どこか緩さと言うか、
チームを取り巻く全てがピリッとしていなかったような印象がある。
確かに怪我人など多くの問題を抱え苦しい時期でもあったが、
それを言い訳にすれば、それこそが緩さであり、弱さだ。
応援のことも佑ニのコメントを受けて考えさせられるものがあった。
中国にさえ行けなかった自分はそれ以前の問題だけどね・・・
色んな意味でまだまだなんだと思い知らされた大会であった。
時というものは残酷だ。
夢絶たれた辛さに落ち込み、悲しみ、立ち止る時間さえも
今の横浜には与えられない。
またすぐに次の試合がやってくる。
そして勝つためまた全力で闘わなくてはならない。
気持ちを切り替えることの重要さは十分理解している。
そしてそれは口で言うほど容易でない事も。
しかしやらねばならない。
でもその一方で時は救いでもある。
立ち止ろうとしても時間は待ってはくれない。
そんな暇はないんだ。
だから歩き出さなきゃならない。
前を向いて進んでいけば目的地は確実に近づいてくるじゃないか!
今年の大きな夢は終わった。
しかしそれと同時に「もう一つの夢」は何倍にも膨れ上がった。
また来年、同じ舞台に再び立つために。
那須が号泣してたね。
悔しいよな・・・悔しい・・・
「ひとつの壁を乗り越えればもっと強い自分に会えると思えば、
前に向いて走るしかないです」
彼自身が以前言った言葉だ。
この悔しさは必ず今後の糧になるはずだ。よね。
しなくちゃならない。
もっともっと強くなるために。
来年はまた同じ舞台で笑顔でいようっ!!絶対に。
今年が駄目だったら来年獲りゃいいんじゃんv
来年も「マリノス」を頼むよ岡ちゃん(にやり)
選手、スタッフ、サポーターの皆様お疲れ様でした。
気をつけて帰国なさって下さい。
さぁー次は浦和戦だ!気合入れて行こうぜぃ
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