週末の日曜日は、
久しぶりに、古くからの友人が出演するジョイントコンサートを聴きに、
サントリーホールに出かけました。
大ホールでもコンサートがあるらしく、
たくさんの着飾った方々で入口はいっぱいでした~
案内をもらったのは、
だいぶ以前になりますが、発声の塾のようなところに所属していて、
生徒でもありつつ、あるクラスの講師もさせていただいていまして、
その時以来の友人です。
コンサートは、ソプラノ5人による、オペラアリアあり、歌曲ありのプログラム。
5人のうち3人は知っている人で、皆さんの演奏を聴くのは本当に久しぶりでした。
それぞれがんばっていて、いいなあと思うところもあったのですが、
ドイツものなどは、もう耳が批評家になってしまっていて、
楽しんで聴けないところがダメな感じ~
自分のことは思いっきり高い棚に上げちゃってますしね。
終演後は、お客様でごった返していてゆっくり話をすることもできなかったので、
とりあえず渡すものだけ渡して、ホールをあとにしました。
長くかかる予感がしていたのですが、思いの他早く終わったので、
一緒に聴いていた友人と、お茶を飲みながらあれこれ話をしました。
その彼女は、毎年リサイタルを開いており、
生徒さんを教え、後援会もあって、いわゆる声楽をきちんと仕事にしている人です。
二期会の研究生の頃からのお付き合いなのですが、
ことあるごとにいつも彼女から刺激をもらっています。
...というのは、何しろ生き方に全くブレがなく、
常に自分に厳しく、そして真剣に音楽と向き合っているから。
リサイタルしないの?という話から、
いま発声で悩み出しちゃって、
一晩歌う自信が持てなくてまだ時期を決められないでいると言ったら、
それはわかるけど、
そういう状況でもやってみるっていうことも必要じゃない?
1歩下がったら、1歩進んでいる人より2歩下がることになるしね~
...確かに!どんどん後ろ向きになっていた気持ちにちょっと光が差してきました。
人生とは、自分を表現すること。
その手段として、自分には音楽がある、
というあるピアニストの言葉を思い出しました。
音楽をすることが喜びにならなきゃいけませんよね~
まずは目の前の明日の本番を楽しめるようにしたいと思います。
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