偉大な指揮者で作曲家でもある天才レナード・バーンスタインが亡くなって、
今年で20年。
もうそんなに経ってしまったのですね・・・
実はバーンスタインフリーク。
指揮者として名前が知られている人ですが、
ミュージカルから歌曲まで、声楽の曲もたくさん作曲しています。
どれもセンスのいい曲ばかりです。
前々回にやったリサイタルでは、
後半のプログラムをAll Bernsteinにしました。
日本では、なかなかアメリカのものを教えてくださる先生は少なかったのですが、
ひょんなことから、
ニューヨークで、アメリカ人の先生のレッスンを受けることができ、
貴重な経験をしたことを思い出します。
亡くなる年だったと思いますが、
来日してタクトを振る演奏会のチケットを
けっこう大変な思いをしてとって楽しみにしていたところ、
体調不良でキャンセル。
代わって、マイケル・ティルソン・トーマスが振りましたが、
やはりレニーの振る「シンフォニックダンス」を生で聴きたかった・・・
本当に残念でした。
没後20年ということで、
先週からBSで特集が組まれています。
まずは、彼の作曲家としての名前を世に知らしめた
「West Side Story」
もう何度もビデオなどで観ているのですが、
音楽がまったく古くささを感じないことに改めて感動・・・
(50年も前に作曲されているのに!)
衣装や振付もとってもステキで、
ジョージ・チャキリス・・・カッコイイなあ・・・
(個人的には、アニタのパープルのドレスが好きです)
引き込まれて全部観てしまいました。
その後は、バーンスタインが50代後半の時の、
ニューヨークフィルを率いてのライブ映像。
自らピアノを弾きながらの「Rhapsody in Blue」は圧巻でした。
(ピアノ・・・Bechstein)
あの難しい曲をいともカンタンに弾いてしまうのですからスゴイです。
なんだかちょっとコーフン気味・・・スミマセン・・・
最近はあまり歌わなくなってしまったのですが、
楽譜を引っ張り出してみました。
新たな気持ちで歌い直してみようかと思っています。