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小沢幹事長、国民をなめた記者会見

2010-01-13 19:52:40 | 日記
『「総理になる資格はありません」12日の小沢幹事長』というタイトルが目に付いたので読みました。
 
 民主党の小沢一郎幹事長は12日、党本部で定例記者会見を開いた。そのやりとりが書いてありました。

 記者の一人が「①東京地検特捜部から幹事長に任意の事情聴取を要請されていると思うが、お受けになる考えはあるのか、
②陸山会の資金に関して、銀行の定期預金を担保に4億円の融資を受けたとこれまで説明しているが、石川議員は特捜部の調べに4億円は現金で小沢幹事長から渡されたと説明している。4億円の原資についてご説明を」
と質問したところ、

小沢幹事長は
「あと他にありますか? それに関連したの? 関連したものであれば言って下さい、先に。いっぺんに答えますから」と答え、それに従って、記者が

「石川議員は小沢氏から4億円現金で受け取ったと供述しているが、それは事実なのか。 」と質問したら

 「同じことじゃない。はい、分かった。はい、はい」 と質問には答えず、「はい、はい」と言うのは質問を督促しているです。
 
そこで、記者さん達はいろいろ質問をしました。そうして出そろった頃

 「大体良いですか」 と質問が終わったか確認すると、追加の質問があって 「じゃ、いいですか? それに関連する問題は」と確認。すると又追加の質問があって、
「原資に関して、そのうちの1億円について1月10日付赤旗の日曜版に水谷建設の関係者からの証言が詳細に記載されている。それが事実なら、幹事長がこれまでお金の流れについてオープンにしてきたとおっしゃることと矛盾する。これが事実とするならどう責任をおとりになるのか。」という追加の質問があって

 「はい、じゃあ、それらの問題についてお答え致しますが、・・・この私の政治団体に関することにつきましては、まだ捜査が継続中というようでもありますし、そのことに関しては弁護士にすべて一任を致しておりますので、今この段階で個別のことについて私が色々と申しあげることは差し控えるべきであろうという風に思っています。」ということで結局質問については何も答えないのです。

 何も答えられないのなら最初に言うべきだと思います。記者は国民の代わりに質問をしているのです。この内容では記者会見になっていませんし、国民を愚弄したものと考えます。

 小沢氏の回答に続きがあって「それはそれとして、以前から何度も申しあげております通り、私自身も、また私の事務所の者たちも計算上のミスやらそういったものはあったかも知れませんけれども、意図的に法律に反するような行為はしていないものと信じております。」と、4億円か8億円か分かりませんが、意識してやったことを計算ミスか何かにしようと考えているのがありありです。

 そして「すべての書類等々が押収されております。それからまた、その後も弁護士等を通じて事実関係には包み隠しなく話しておると思います。従いまして、今の段階で私が申し上げるのは差し控えますけれど、検察当局におきましてはこの問題についてすべてご存じのことであるという風に思っております。以上です」 とおっしゃる。これ何を言っているのでしょう。そして信じていますとか、思っています、と語尾を濁して逃げ道を作っています。

 ですから記者さんは質問をします。
「今の件ですが、事情聴取に応じるつもりはないということですか? 弁護士一任という風におっしゃったんですけれど。」

そうしたら何と答えたのでしょうか。
 「最初の言葉を聞いてくれました?」と逆襲に出ました。最初の言葉とは何でしょうか、私には分かりませんが

 記者さんは「聞きました。はい。」と答えました。

 そうすると
「今の段階で個別のことについて私が申しあげるのは差し控えた方が良いと。そう思っております」
ということで、何もしゃべらないと言うことになります。

 そこで「それを解釈すると、事情聴取に応じるつもりはないと。違いますか?」と言う質問が出ます。

 とすると、逆襲です。自分に都合が悪くなったら相手を恫喝してはぐらかそうとする戦術を使います。

 「指されてから言わなくちゃダメでしょ。ルールは守って下さい。あなたも日本テレビなら」 ということで、この点については回答せずじまいです。遂に何の説明も行っていません。記者は全員怒るべきです。こんな内容で国民は納得できますか?

 次に、政治資金問題に移って
 記者が「以前、政治資金制度の改革と同時に、違反者に対する罰則を強化し、政治腐敗防止制度を確立すべきであると。具体的には違反者を公民権停止にし、言い逃れを封じるために連座制も強化すると。政治家が自ら重い責任を果たすために自分自身を厳しく律する自律自浄の措置として実施すべきだと思うと書かれている。こうしたお考えは現在もお変わりないか。」と質問しました。これは従来秘書がした秘書がしたと政治家が逃げていたのを、野党であった民主党は非難し秘書がしたと逃げることを攻めたのです。
 それと同じ考えかと正したことは、今回陸山会事件も秘書がしたと逃げてはいけないよと言う含みがあると考えました。


 「今もそう思っております。それで、あなた方知っているかな、政治資金管理団体がどうして本人が代表者になるようになったんですか? 分かっている」

と言う回答で、ここでも、記者に自分の得意分野に引き込んで攻撃をし煙の巻く戦術を採ってきた。

記者が「人格なき……」と答えようとすると。

 「違う違う違う違う違う。政治資金規正法の、20年ぐらい前かな、以前は秘書が全部代表者やなんかやっていたんです。なぜ本人が代表になることに改正されたか分かります? これはそんなに古いことじゃないんだ。昔は全部秘書やなんかが代表者や会計責任者、みんなやっていた訳。そういうことにすると秘書がすべてやっていたということで、自分の責任を逃れるということがあってはいけないということで、本人が代表者になるようにという改正がなされたんです。ですから、そういう意味で、今君が言ったようなことについては今もなお私はそう考えています」 と自分の得意分野に持ち込んで、蕩々と話す。返事は簡単に「そう考えています。」ですむところ、不要なところをしゃべりすぎている。これも問題点のはぐらかし戦術と言えます。
ここで、秘書の責任にはしないと言ったのだが議会の証言ではないし拘束力はないのでしょう。

 小沢氏、モラル無き政治家ですから、悪辣なことを考えやりかねません。
8億円が簡単に出てくるほど蓄財されています。その収入は何処から来たのか徹底的に捜査すべきです。
 
次に、外国人参政権に移って
「永住外国人への地方参政権を付与する法案について、昨日の会合で政府提出で合意した。ただ、民主党内では付与に対して慎重な意見もあれば、連立を組む国民新党は反対しています。この問題について党内で党議拘束をかけるつもりはあるのか。国民新党をどのように説得されていくのか。」との質問に

 「あの、このことについては皆さんもご承知と思うけれども、党内で審議の場を作って渡部恒三氏がトップだったかな、それで何度も議論を重ねて参りました。最終的に統一した結論というものは、ま、採決した訳じゃありませんので、なくて、両論併記のような形で私のところには上がって参りました。いずれ結論を出そうというようなことでありましたけれども、その経過を見ても、党内においても色んな賛否の意見があることは間違いのない事実だと思いますし、賛否の意見があってもそれは結構なことだと思っております。んー、ただ、昨日か、政府民主首脳会議で合意しましたのは、やはり日本国としての、日本国政府としての姿勢を明確にすべきだろうと。そのためには議員立法でも別に法律としては同じことですけれども、政府の提案という風にするのがよろしかろうということで一致して、できるだけ速やかに検討してその方向でやろうということになったということでございまして、党議拘束うんぬんというのは、ま、基本的には自分たちの政府が提案する法律でございますから、党議拘束かけるかけないというよりも、その認識を持って、もし提案された場合には、各人がきちんと行動してくれるものと思います」 と述べています。

 この議論は①党内でも統一していない、両論併記である。いろんな意見がある。②政府の合意は日本の姿勢を明確にすべきと政府提案として行う。③党議拘束は政府提案だから当然賛成する物でしょう。という様に述べています。

 国民は大部分はこの外国人参政権問題に必要性を感じてい無いと思います。その必要性や急ぐ理由など説明すべきです。これについても民主党は説明責任は果たしていません。
選挙で勝ったから政府が決める物は賛成なのだという事ではありません。

 ここの問題では反対があるのです。賛成51反対49で選挙に勝ったのです。反対が49あるのです。

このことは例えば郵政民営化について「郵政民営化の見直しは本当に必要なのか
野村 修也/中央大学ロースクール(専門職大学院法務研究科)教授

国民は見直しを支持しているのか」という論文がインターネットで発表され、「民主党が掲げたマニフェストは盛りだくさんで、国民の支持した項目はまちまちである。郵政民営化の見直しを「一丁目一番地」と位置づけた国民新党が議席を減らしたことからみても、郵政民営化の見直しを押す声が圧倒的であるとは言い切れないだろう。」と言われています。

 郵政民営化見直しの是非はまだ分かりませんが、民主党が選挙で公認されたから何をやっても良いのではないと言うこの意見には賛成です。

 各国の状況では先進8か国のなかでロシアだけその他も少ない現状の中、何故韓国や中国ににこびを売るのか問いたい。

ここに来ては国民新党亀井静香党首が反対しているのでこの点では頑張って欲しいと思います。

定例記者会見を続けます。
 【首相への意欲】については
 「まだ、あの、私には皆さんから毎日批判を受けている身ですから、総理になる資格はありません。そのつもりもありません。」ち表面では言いました。私も朝日新聞も記者達もそう思っていますが、ならないとは言い切れない不安があります。

後は 【事情聴取】【検察とメディア】等ありますが、ただふてぶてしい回答でなにもありません。
 
こういう人を選んではいけないし、総理にしても幹事長もいけないし、次期参院選は民主党の独走を、横暴を押さえる方向を考えるべきと最近益々考えています。

しかし、現状自民党ではねー。
これでいいのかー民主党小沢流ー自民党は意識改革を」にも書きましたように、抜本的な政策変更を、真の国民目線の政治を、政治家の政治家のための政治、官僚による政治を打破し、国民のための政治を目指す方向を打ち出して下さい。

早急に!
だだ一言「真の国民のための政治を目指します」でいいのです。

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