石川衆議院議員は国会議員です。ーうそはいけません。

　私は拙稿「小沢幹事長百戦錬磨ーマスコミは小沢マジックにかかるな」でも書きましたように、12日の定例記者会見で小沢氏は「それはそれとして、以前から何度も申しあげております通り、私自身も、また私の事務所の者たちも計算上のミスやらそういったものはあったかも知れませんけれども、意図的に法律に反するような行為はしていないものと信じております。」と言っています。

このことは、不都合なことは①間違えました。②事務員がミスしました。③私には覚えがありません。④忘れました・・・等々言い逃れをしようとする伏線であると指摘していますが、15日の夕刊に

「石川知裕衆院議員（３６）に対する東京地検特捜部の事情聴取が続いている。
　土地代金に充てた４億円を同会の銀行口座に分散入金するなど複雑な資金移動を一手に行いながら、政治資金収支報告書への記載は「忘れていた」と供述するなど、石川議員の説明には不自然な点が多い。特捜部は矛盾をただしながら、巨額の不記載に至る経緯の解明を進めているとみられる。」(讀賣新聞）とあります。

　「忘れていただけです」「一度に持っていったら、銀行員が驚くと思った」「必要はなかった」「思わず借りてしまった」と言うような説明をしていると書かれています。

その言っていることがうそ、誤魔化しであることは推測できます。

　石川議員は、民主党の国会議員なのです。国民のために仕事をすべき国民から選ばれた人なのです。単なる政治資金団体の事務担当者ではないのです。国民は民主党議員として見ています。

　もし嘘をついていたら国民の民主党批判の対象になります。