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花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

旅への誘い

2016年11月11日 09時47分52秒 | 日記
「私の車で九州方面に旅行しませんか」
息子から旅の誘いです
そのころ私はこころを痛めていたことがありました
随分お世話になり優しくした頂いているご近所さんでタクシードライバー
最近はそのタクシー会社の役員に就任しておられます
そんなベテランドライバーなのに人身事故で相手は死亡で最悪なのです 
相手がルールを守っていなかったケースです
私 人ごととは思えなくて胸を痛めておりました
車での旅行は今回止めましょうというと
「それでは新幹線にしましょう」

少しして計画書が出来上がってきました 平素から右派かも それでも
私のために靖国神社の昇殿参拝 皇居の参賀も組み込まれていました
急に私もこころは旅の空に
季節も晩秋ですこころが踊らない筈はなくて



初日は皇居に
三笠宮さまが薨去されていらっしゃるので大手門から入り静かに
お参りし散策いたしました
季節の花ツワブキやホトトギスが満開で三笠宮さまのご薨去を悲しく
伝えられているようでした
皇居前の松の木々美しいこと
久々に楠正成像も見上げました
明日からまた楽しませていただきます よくぞ爺婆をお誘い下さいました 
ありがとうございます




こんなに

2016年11月10日 09時54分19秒 | はな
初冬の庭の花です
宇治の里と呼んでいますこの花は毎年夏中大きく成長して
11月に入って薄紫色の優しい花を咲かせますが今年は日照り続き
の夏の精で多くの株が枯れてしまったようです
残った3本に頼りない花を咲かせています
この花は以前茶道の大先輩から頂いて大切に思っていますので
来年は株を増やしたいものです



山茶花が一輪遠慮気味に咲いています
平年ならこの時季にはもうひとしきり咲いて木陰には赤い絨毯を
敷いたような風情を楽しめますのに



芙蓉の花秋ころになって沢山咲き続けてでももう終わりを告げているような
咲きかたです
少し可哀そうかしら




雷門

2016年11月09日 14時18分14秒 | 日記
雷門に行きました 
大変な人混みです
もう随分以前のことですが私が雷門に行った際に一人の男性が
雷門の直ぐ下の地面にカセットを置いて音楽を鳴らしていきなり踊り始めました
私の住む田舎町では考えられない光景です 大都会東京ではこんなことも
異変ではないのだなと感じたものでした





そんなことを思い出しながら少し歩いていると前方からシラサギの舞が
笛や太鼓とともに現れてきました
そうなのかしら この催しが行われる特別な日だったのかしら
地方から訪ねた者にとっては珍しい行事に出会うことが出来ました

それにしても当日は着物姿の女性が目だっていました 
今着付けを済ませましたといった感じの美しい着物姿です
でも昔ながらの着物とは少し異なります
なんだか洋服で出かけて行って和服の着付けをして決められた時間
街を逍遥するひとつの観光産業のようにも思えました
着物が昔からの日本の絹の着物といった感じとは少し違ってみえるのです
着ている人が拘らないでこれが古くから伝わる日本の着物と認識するならば
日本の着物文化も変化していくのかもしれないと感じました 




立冬

2016年11月08日 16時20分30秒 | 趣味
昨日は立冬を迎えました
比較的にあたたかな穏やかな冬の日です
裏庭ではゆずが黄色く色付き始めました 今年も季節の香を届けたいものです
もう少し待っていてください 
きっと喜んでいただけるとおもいます

冬の香です そっと亡き友にも送りたいのです
でも それはまたご主人さまの涙をさそうかしら



今日はお客人を迎えてまた静かな午前を楽しみました
久々に大腸の手術の後で暫く静養中だった人も加わられたので話が弾みました
その方少しスリムになっておられましたが
でもお茶の席に座れることをとても喜ばれて
簡単に濃茶 薄茶の点前をされて次回からは傳物の点前もされると嬉しいです





逍遥

2016年11月07日 09時51分08秒 | 日記
本当に久しぶりに上野公園に出かけゆったりとひとときを過ごすことができました
秋の陽はしずかに 枯葉が少し風に舞って
不忍池の一面の蓮の葉はもう枯れかかっています
西郷隆盛像にもご挨拶 しっかりお上りさんをして
国立博物館 国立西洋美術館に





重要文化財 十二神将立像 (辰神 己神 じゅう神)鎌倉時代   



菊慈童蒔絵手箱 室町時代