花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

喜寿のお祝いに

2015年02月03日 21時51分54秒 | 母を想う


随分以前のことです
母の喜寿のお祝いを我が家でささやかではありますがお茶事ですること
にしました

その時この寿老人の香合を飾ったのを覚えています
母のお茶友達をお招きして 母は終始とても嬉しそうでした
掛け軸 花 お菓子などはその時きっと私に任せて貰ったと思います

その夜 母は自分の娘である私に
「今日はお世話を掛けました
 母を喜ばせて よくやってくれました 礼を申します」
と丁寧な挨拶があって
母はやはり明治の女性なのだとふと思いました

それだから私は今もずっと母が好きなのです 


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