僕の感性

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米穀配給通帳

2017-02-21 18:29:28 | 食べ物
米穀通帳が出てきた!





これは昭和43年のものだが、コメが配給制で配給割り当て数量も人数で決まっていたようだ。

けれど昭和44年に自主流通米制度ができて、登録業者以外からも米を買うことが出来るようになった。

それからは通帳は形骸化され昭和56年に廃止されたらしい。

昭和16年ごろは、年齢によって一人当たりの一日の米のグラム数が決まっていた。
1歳から5歳まで120g、6歳から10歳まで200g、11歳から60歳まで330g
61歳以上300gといった具合。重労働に従事する人は幾分量が増えたらしいが
大食いの性質(たち)の人には330gではご飯茶碗2杯弱しかないので、とてもとても
一日を過ごすには辛かったろうと想像する。