僕の感性

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いろは支店と道の駅ぶらっとぴあ

2011-09-12 14:38:21 | 食べ物
一昨日の昼食はMさんと一寸亭(ちょっとてい)本店に。
肉そば650円を食べました。
谷地の肉そばといえば冷たいのが当たり前。しかも鶏肉が当たり前。
2時過ぎながら店内はほぼ満席。人気が伺えます。
鶏のダシがきいた旨みのスープで、麺は黒っぽい田舎そば。
蕎麦が苦手な人でもつるつるっと食べることが出来ます。


肉そばに味をしめて昨日も谷地(河北町)にお出かけです。

目的地は創業40年の老舗「いろは支店」。

13時過ぎで、やはり店内は満席に近い状態。
かろうじてあいていたテーブル席に。オーダーは勿論肉そば。

そもそも肉そばは何故鶏肉を使っているのでしょう。

昔々、お酒は蕎麦屋さんでというのが定番でした。
お酒の肴に馬肉の煮込みを食べるというスタイルだったようです。
それがお客さんの要望で蕎麦に煮込んだ馬肉をのせてみたら旨かろうということで
次第に流行っていったという具合です。
ところが馬肉もやがて手に入らなくなり、安価な鶏肉で代用したのが始まりです。
だんだんと谷地(河北町)といえば肉そばといわれるようになりました。
「谷地の肉そば会」に加盟している蕎麦屋さんや食堂が16店舗あり、それぞれ
独自の味を追求して鎬を削っています。

話は戻って、いよいよ「いろは支店」の肉そばの登場です。


自家製の生そばを使用しています。スープは見た目が澄んでいて、口に入れると
程よいコクがあり麺にからんでとても食べやすい一品でした。
親鳥の鶏肉がとても歯応えがよく味わい深いです。
あとここの蕎麦屋さんには「ジャンボ冷たい肉そば」というのがあって
通常の2.5倍の量があって1300円ですので自信のある方は挑戦してみてください。


蕎麦やさんを後にして、道の駅「ぶらっとぴあ」に立ち寄りました。


ここで秘伝豆アイスと北海道ソフト各々280円を戴きました。秘伝豆とは、枝豆の美味しいやつですよ。

お土産に大石田の「ぺちょら漬け」を買いました。これが辛くてまた美味しいナス漬けなのです。


あとはケンミンSHOWでもとりあげられた雑草「ひょう」。
標準語は「スベリヒユ」です。

凄くはびこるので嫌われがちな雑草ですが、酢を入れて茹でて醤油をかけて食べると、適度な粘りと酸味がありいくらでも食べられます。

他に寒河江市白岩、マルタ醸造の「かつおみそ」


ご当地河北町の肉そばセット


最後にレンコンを練りこんだこんにゃく

かならず道の駅に来ちゃうと買い込んでしまうのです。

谷地(河北町)は、スリッパの生産が日本一で、卓球も盛んなので、毎年スリッパ卓球の世界大会が開催されるんです。
また紅花資料館があり、武器、生活用品、古文書など5000点が展示されています。
同時に反物やハンカチなどの紅染めの伝統もあります。

そしてこの度訪れた蕎麦屋さんの肉そば。
県内外から食べに来るお客様で賑わい、特異な食文化を形成しています。