うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

セイヨウジュウニヒトエ(アジュガ)

2021-06-03 | みんなの花図鑑

まだ丸い蕾があり、開いている花はあまり多くはありませんでした。シソ科キランソウ属の花になりますが、花の形や色合いだけを見るとキランソウの花とよく似ていますね。淡い青紫色の花で、植物全体が毛深いケブカツルカコソウと花の付き方や立ち姿などが似ていて少し迷いました。

ケブカツルカコソウは毛の少ないツルカコソウの変種になるそうですが、母種のツルカコソウの情報は少し調べた限りではあまり得られませんでした。毛が少ないツルカコソウとセイヨウジュウニヒトエには目立つ違いはあまり無く、セイヨウジュウニヒトエとの違いは花色の濃淡の違いと葉などの植物全体の色合いの違いになるのでしょうか。

(撮影日 2021/5/22)


ガマズミ2種(ミヤマガマズミ、コバノガマズミ)

2021-06-03 | みんなの花図鑑

2種のガマズミが咲いていました。2種の花姿はとてもよく似ていますが、よく見てみるとミヤマガマズミの花弁の先端は若干尖り気味になり、コバノガマズミの花弁の先端は若干丸みを帯びる感じがします。花序の大きさもミヤマガマズミは大きく、コバノガマズミは小さくなるようです。
葉の違いが分かりやすく、ミヤマガマズミの葉の先端は尾のように尖り葉表はツルツルしていて、コバノガマズミの葉は小さく葉表は微毛が生えていてザラザラしています。

👇ミヤマガマズミ

👇コバノガマズミ

(撮影日 2021/5/22)