乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

大阪 堀越神社 「扇姿の守り神」  (7景)

2010年10月31日 | お出かけ



          大阪 堀越神社 「扇姿の守り神」







 大阪の天王寺に向かう。

 家族との待ち合わせまでには時間があったので、堀越神社に向かう。

 堀越神社は天王寺駅からだと四天王寺の方向に歩くが、途中、この辺りでは有名な鐘饅頭のある商店街(右手)には入らない。

 右に曲がらず真っすぐに進むと、向かい側に堀越神社がみえる。

 鳥居をくぐると、提灯がみえる。




 下は以前にこの神社に行った時の記録

      堀越神社 1

      堀越神社 2

 前回行ったのは7月。

 随分ようすが違い、ひとり歩く境内は物寂しい。



 夕刻

 お稲荷さんの近くでは、灯が灯されている。



 入ってすぐにも新しい狛犬があるが、境内奥にある古い狛犬を目指す。



 プチプチ プチ



 足下を見ると、一面に銀杏



 見上げるとイチョウの葉

 まだ青い



 目を凝らすと、空にも銀杏の実

 雄の葉だろうか…

 黄色くなった一枚の扇が実を守っていた。

 たった一枚の守り神






 見て下さいまして、ありがとうございます。

 心より感謝申し上げます。


 間違いやお気づきの点がございましたら、お教えいただけましたら嬉しいです。

 どうぞよろしくお願い致します。




                 堀越神社


                     大阪市天王寺区茶臼山町
                     JR・地下鉄天王寺駅下車徒歩5分

                     2010年10月29日






 
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映画89; 『胸より胸に』  家城巳代治 監督 高見順 原作 1955年 有馬稲子

2010年10月31日 | 映画

 記録だけ



      2010年度 映画89本目; 『胸より胸に』




 満足度 ★★★★★ ★★★☆☆

 この映画の好きさ ★★★★★ ★★★☆☆



1955年 日本映画  108分




監督
家城巳代治 イエキミヨジ

原作
高見順
   
    如何なる星の下に(1962)
    わかれ(1959)
    情痴の中の処女 天使の時間(1957)
    胸より胸に(1955)
    朝の波紋(1952)
    無国籍者(1951)
    今ひとたびの(1947)


 明治40年(1907年)1月30日 - 昭和40年(1965年)8月17日

脚色
椎名利夫 シイナトシオ
家城巳代治 イエキミヨジ

美術
平川透徹 ヒラカワトウテツ



キャスト(役名)

有馬稲子 (宮島志津子)
大木実  (吉植松雄)
冨田浩太郎 (波多野俊彦)
下元勉  (日下重吉)
山本和子 (日下妙子)
水戸光子 (上村優子)
久我美子 (川添春江)
加東大介 (狭間)
城久美子 (ルリ子)
内藤武敏 (タクシー運転手)
小夜福子 (波多野の母邦子)
原保美  (宇佐美支配人)
眸瑠璃子 (狭間夫人)
朝霧鏡子 (アパートのおかみ)
里見由利 (メリー池上)
秩父晴子 (エミー月丘)
吉岡久子 (ジーン登世)
織田政雄 (楽屋番の善さん)
神田隆  (ブローカー岡)
後藤泰子 (日下家の婆や)
矢田茂   (振付師)
武智豊子 (川添春江の母)





 随分前に録画した『胸より胸に』を見る。

 知らない俳優ばかり。

 キャスト一覧を見ると、美しい主演女優は有馬稲子さん(@@)



 浜辺で飛び跳ねはしゃぐシーンは、上質のフランス映画のようだった。

 愛する教授の知人男性の前で、挑発的にもみえる彼女の無邪気ぶりに、ヒヤヒヤする。

 知人男性の、過去の思い出と浜辺の女性を重ねあわせて目宇をしばしばさせる場面が好きだった。



 聞いたことが無い歌が出てkiた。多くの民衆が集まって歌っている。

 ♩ ・・・・ ・・・・ ・・・・ ・・・・ 仕事は・・ つらいけど ・・・・ ・・・・

 
       高見順

          東京府立第一中学校から第一高等学校を経て東京帝国大学英文科卒業。

          在学中より「左翼芸術」などに作品を発表し、プロレタリア文学の一翼を担う作家として活動する。
 
          1932年、治安維持法違反の疑いで検挙されるが、「転向」を表明し、半年後に釈放される。


 こういったことに関連しているのかな?



 昭和の浅草のストリップ劇場が出てきた。

 その描き方が美しすぎるような気がしたが、当時も浅草もストリップ劇場も知らないので、何とも言えない。



 女は深川生まれといった設定。愛した大学教授は鎌倉。

 この辺の設定が上手いなと思う反面、構想が平たいなとも感じた。

 原作者は 高見順。読んだことが無い。



 この話は 映画でイメージを定着させるより、気分転換に読んだ方がおもしろいのかもしれない。

 わたしは立原正秋風の内容も好きなので、高見順も楽しめるのではないかと思う。



 ところで気になる点がある。

 題名の『胸より胸に』は高見順明治40年(1907年)1月30日 - 昭和40年(1965年)8月17日の小説。

 一方、島崎 藤村1872年3月25日(明治5年2月17日)- 1943年8月22日)には「落梅集」 胸より胸にがある。

 高見順が「落梅集」を念頭におき書き上げたかどうかといった点が、わたしにはわからない。
 

 

 




解説

高見順の小説を「花嫁はどこにいる」の椎名利夫と「姉妹(1955)」の家城巳代治が共同脚色し、同じく家城巳代治が監督、木塚誠一が撮影を担当した。主なる出演者は「太陽は日々新たなり」の有馬稲子、大木実、「続・獅子丸一平」の久我美子、民芸の冨田浩太郎、「珠はくだけず」の水戸光子など。

あらすじ

戦争で肉親を失った宮島志津子はトランペット吹き吉植松雄の世話で、今は浅草の踊り子として働いていた。ふとしたことから、彼女は大学の助教授波多野俊彦を知った。波多野は志津子に心をひかれ、先輩の日下重吉に彼女を会わせた。日下はその昔、踊り子だった恋人を捨てて、金持の娘と結婚し、今では女房の尻にしかれていたので、志津子に会うのは何か救われたような気持になるのだった。日下の捨てた女、優子は今では浅草で「はの字」というお好み焼き屋をやり、志津子のことも知っていて、何くれとなく彼女を励すのであった。志津子の下宿する家には町工場に働く春江がいて、貧しいなりに幸福な生活を築きあげようと努力をしていた。やがて波多野との間に破綻が起った。二人の住む社会の相違が主なる原因であった。そして彼女は吉植と結ばれ、男の為にストリッパーをするようになった。だが、志津子は吉植の冷い性格を知ってがっかりし、春江を訪れた。そして春江とその働く仲間のむつみ合いを見て、今までの生活に別れを告げようと決心した。吉植は慌てて彼女を引きとめようとするが、もはや志津子はいうことをきかなかった。吉植の手をのがれてアパートの非常階段を降りる時、腐っていた手すりが折れ、彼女は転落して死んだ。波多野は葬式の参列を断り、日下は暗然とし、優子は泣いた。だが志津子は明るい生活の窓をはっきりつかんでいたのだ。



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島崎藤村 「落梅集」より   胸より胸に

2010年10月31日 | 民俗考・伝承・講演



    
島崎藤村

「落梅集」より   胸より胸に





 
     其一
     めぐり逢ふ
     君やいくたび

      
めぐり逢ふ君やいくたび         
あぢきなき夜を日にかへす
わがいのちやみ  たにま
吾 命 暗の谷間も
君あれば恋のあけぼの
 

樹の枝に琴は懸けねど
朝風の来て弾くごとく
面影に君はうつりて
吾胸を静かに渡る
 

雲迷ふ身のわづらひも
紅 の色に微笑み
流れつゝ冷ゆる涙も
いと熱き思を宿す
 

知らざりし道の開けて 
大空は今光なり 
もろともにしばしたゝずみ
新しき眺めに入らん
   



      其二
     あゝさなり
     君のごとくに

 
あゝさなり君のごとくに
何かまた優しかるべき
帰り来てこがれ侘ぶなり
ねがはくは開けこの戸を
 

ひとたびは君を見棄てゝ
世に迷ふ羊なりきよ
あぢきなき石を枕に
思ひ知る君が牧場を
 

楽しきはうらぶれ暮し
泉なき砂に伏す時
青草の追憶ばかり
悲しき日楽しきはなし
 

悲しきはふたゝび帰り
緑なす野辺を見る時
飄泊の追憶ばかり
楽しき日悲しきはなし
 

その笛を今は頼まむ
その胸にわれは息はむ
君ならで誰か飼ふべき
天地に迷ふ羊を
   



      其三
     思より
     思をたどり


思より思をたどり
樹下より樹下をつたひ
独りして遅く歩めば
月今夜幽かに照らす
 

 
おぼつかな春のかすみに
うち煙る夜の静けさ
仄白き空の鏡は
俤(おもかげ) の心地こそすれ
 


物皆はさやかならねど
鬼の住む暗にもあらず
おのづから光は落ちて
吾顔に触るぞうれしき
 


其光こゝに映りて
日は見えず八重の雲路に
其影はこゝに宿りて
君見えず遠の山川
 

 
思ひやるおぼろ/\の
天の戸は雲かあらぬか
草も木も眠れるなかに
仰ぎ視て涕を流す
   



      其四
     吾恋は
     河辺に生ひて



吾恋は河辺に生ひて
根を浸す柳の樹なり
枝 延て緑なすまで
生命をぞ君に吸ふなる
 


北のかた水去り帰り
昼も夜も南を知らず
あゝわれも君にむかひて
草を藉き思を送る
    



      其五
     吾胸の
     底のこゝろには



吾胸の底のこゝには
言ひがたき秘密(ひめごと)住めり
身をあげて活ける牲(にへ)とは
君ならで誰かしらまし
 

 
もしやわれ鳥にありせは
君の住む窓に飛びかひ
羽を振りて昼は終日
深き音に鳴かましものを
 


もしやわれ梭にありせば
君が手の白きにひかれ
春の日の長き思を
その糸に織らましものを
 

 
もしやわれ草にありせば
野辺に萌え君に踏まれて
かつ靡き(なびき)かつは微笑み
その足に触れましものを
 


わがなげき衾(しとね)に溢れ
わがうれひ枕を浸す
朝鳥に目さめぬるより
はや床は濡れてたゞよふ
 


口唇に言葉ありとも
このこゝろ何か写さん
たゞ熱き胸より胸の
琴にこそ伝ふべきなれ
   




      其六
     君こそは
     遠音に響く



君きそは遠音に響く
入相の鐘にありけれ
幽(かす)かなる声を辿りて
われは行く盲目(めしひ)のごとし
 


君ゆゑにわれは休まず    
君ゆゑにわれは仆( たふ)れず
嗚呼われは君に引かれて
暗き世をはずかに捜る
 


たゞ知るは沈む春日の
目にうつる天(そら)のひらめき
なつかしき声するかたに
花 深き夕を思ふ
 


吾足は傷つき痛み
吾胸は溢れ乱れぬ
君なくば人の命に
われのみや独ならまし
 


あな哀し恋の暗には
君もまた同じ盲目か
手引せよ盲目(めしひ)の身には
盲目こそうれしかりけれ





         2010年10月30日夜  映画『胸より胸に』を見て







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大阪南港近く    ここにも「おおさか」いっぱい・・・ (10景)

2010年10月30日 | お出かけ





         大阪南港近く    ここにも「おおさか」いっぱい・・・






 大阪南港近くを歩いたら、ここにも「おおさか」がいっぱい・・・

 楽しいな。愉快だな。

 そんな感じでひとり てくてく歩いてました。



 レンブラントの前に立ちはだかる傘立て。

 妙に説得力を感じる。ああ!大阪^^



 こんにちは

 いつも出会うね!



 Oh! 

 ライス、ナイス、大盛り ゼロエン。



 このお店、気になっていたんだ。

 そんなんだ、外国の方に人気なんだナ!



「みなアート」も気になるし、

「森の星」or「星の森」のゴミ箱も気にかかる。

 もしかして宝物ざくざく入っていたりして・・・。



 トルコアイスのお店。

 今日はトルコ人のおっちゃんはおられませんでした。



 トルコアイス店左には、ナイス!大阪弁でっせ。(って、男性ことばかな?)

   
          火の始末 知りまへんでは あきまへん



 大阪弁、よろしぃでっしゃろ。ほなもひとつ いきまひょかぁ。(大阪弁  の つもり)


          きいつけやー あんたのことやで そのバッグ



 大阪府港警察署 築港交番

 ここ、日本ですよね^^警察官系尾写真を写しても、罰せられませんよね?!

 ・・・と、神経質になる わたし(爆)



 大阪あきない祭ってあるんですね^^

 イラストには「福」が。縁起がいいですね。


         わはははははは 笑う角には福来る

 大阪 いいな、すてきだな☆






 みなさま、今回も見て下さいまして、感謝致します。

 ありがとうございます。







              2010年10月29日 大阪南港にて




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大阪南港     冬 (5景)

2010年10月30日 | お出かけ



         大阪南港 1    冬






 昨日ポーランド展に行ったよ。

 大阪南港近くを歩いたら、すっかり 冬。

 美術館はあんなに心暖かだったのに、

 ひとりで歩く海は なんだか寂しいな。

 夕刻の家族との待ち合わせが無ければ、

 すっかりヨット(わたし)は沈していたよ。

 



 いつものように大道芸を披露されている。

 怖そうなお顔も演技のようです^^



 見ている人たちも楽しそう。

 観客参加型のパホーマンスが受けてました。



 早いですね!

 もう、Christmas仕様の海遊館です。



 日だまりに中で、親子姿が心地よい。



 サンタマリア号があったとて、冬風冬空冬海。

 心寂しくなってまいりますじゃぁ~♩




 みなさま、見ていただきありがとうございます。

 今回は写真のみにて 失礼申し上げます☆





              2010年10月29日 大阪南港にて




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165; パリ国立図書館蔵 『世界版画2 銅版画の誕生』 筑摩書房 1978年

2010年10月28日 | 読書全般(古典など以外の一般書)







記録のみ

     2010年度 165冊目     

           パリ国立図書館蔵 『世界版画2 銅版画の誕生』





               

 筑摩書房

 1978年9 月

 86ページ(絵)+22ページ(解説)  ¥3200




 パリ国立図書館蔵 『世界版画4 ブリューゲルとその時代』が楽しかったので、本日二冊目は『世界版画2 銅版画の誕生』にした。

 今日は朝から雨が降る。

 冷たく白い冬の雨には、銅版画はよく似合う。



  

   

(スキャンの関係でトリミングの位地がおかしく、作品の一部になっていることをお許し下さい)


 上はミローニの作品と思われる「聖告白」

 別段好きな作品ではないが、

 さてのここでもんだいです。

 どれがオリジナル(の印刷物の画面上でのコピー)でしょうか?
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・


 オリジナル(コピー)はふたつ





 版画の白黒が反転している。

 ・
 ・
 ・
 ・


 Photoshopを使い色調補正で反転といったいたずらをしてみよう・・・と、思った。

 
 → 


 → 



*************************************





 上はLC.Z.の版画家 「荒野におけるキリストの誘惑」

 若干 立体造形的なデッサン感覚。

 物に好きな作品ではないが、作者の経歴が気にかかる。

 

 銅版画も見て楽しめるものだなと、今更ながら感心する。






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164; パリ国立図書館蔵 『世界版画4 ブリューゲルとその時代』 筑摩書房 1978年

2010年10月28日 | 読書全般(古典など以外の一般書)






記録のみ

     2010年度 164冊目     

           パリ国立図書館蔵 『世界版画4 ブリューゲルとその時代』





               

 筑摩書房

 1978年11 月

 55ページ(絵)+22ページ(解説)  ¥3200




 昨日家族と約束していた京都文化博物館と美術館「えき」だが、風邪のため見損なう。

 わたくし、今日も自宅。

 仕方が無いので、パリ国立図書館蔵 『世界版画4 ブリューゲルとその時代』を楽しむことにした。

 
 甘い香りの紅茶を入れ、CD『Early English Organ Music』をかけたまでは良いが、『世界版画4 ブリューゲルとその時代』を見て恐怖感に襲われる。

 昔のように笑ってみていられないから不思議。

 最近、昔行われた脳外科手術に過敏に反応。ナスカ展以来、脳手術が怖い。


 怖さこらえてみると、何度見てもブリューゲル父 ペーテルはすばらしい。

 複雑な気持ちに陥りながら、また 一口で言う地獄絵など残酷だなぁとも感じながら、かなり楽しんでみていた。

 子どもは 早、「カポディモンテ美術館展」「ブリューゲル全版画展 」両方を見たとのこと。

「カポディモンテ美術館展」はそつのない感じで、「ブリューゲル全版画展 」は興味深かったという。

 一日かけてふたつをがっちり見よう。

 風邪は大敵。

 みなさんは風邪などひかれませんよう、おからだご自愛下さいね。
 
 



 写真版画は 「聖処女の死」 ブリューゲル父 ペーテル

 この絵は地理学者・人文学者であるアブラハム・オルテリウスの注文によってつくられたと本書に書かれている。

 右下のシルエットの存在に笑いがこみ上げてくる。

 うまいなぁ!

 


 
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雑   

2010年10月28日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.








 今年もカメラのズーム部分がすねる。

 Lの28も38もそれ以前も毎年ズームがいかれる。

 イランの炎天下のもと、カメラを使い続けるのは酷というものか・・・。

 ズームボタンはやたらかたく動かない。

 動けばズームは適当な所で止まらず、阿呆の大あくびのようで、怒る気さえ失せる。

 8月末には24倍が出たが、今回は思いとどまる。

 今は38を修理に出し、首をのばして待つ。

 28はわたしの腕では一層ボケがひどい。




 8月にLを購入したが、近くと遠くが瞬時に写しにくい。

 一応娘に超簡単に説明は聞いたが、ややこしい。

 娘が見かねて、応急にと、クローズアップレンズを(貸して?)くれた。

 もう一ヶ月近くなるというのに、今だ未使用。

 できることならオリンパスバカチョンカメラで遠くが撮れればな。




 


 

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第52回近畿・東海・北陸ブロック  民俗芸能大会  奈良県『惣谷狂言』「狐釣狂言」(4枚+2枚)

2010年10月28日 | 舞台・芝居



         第52回近畿・東海・北陸ブロック  民俗芸能大会 

               奈良県 『惣谷狂言』(そうたにきょうげん)(7枚)
  
                






      











 下の写真は頂戴した解説書より ▼


「狐釣狂言」    「鬼狂言」
 狐面        鬼面








 奈良に古くから伝わる『惣谷狂言』という村人芝居(狂言)あり。

『惣谷狂言』は慣れ親しんだ『壬生狂言』のようにデンデケデケデケといったお囃子がある訳ではない。

 もの静かに演じ手が舞台に上がり、心地の良い一本調子の抑揚で、しみじみと会い方に語りかける。

 それは語り部が、後世のこどもたちに受け継がれるべき民話を、しみじみとした口調で語り継ぐ風に聴こえる。

 大胆で早い動きの仕草を伴う芝居の間に男(住職)は座り込んで語る。

 

 狂言始まってすぐに住職と甥っ子猟師との問答あり。

 初めに問答といった形は、勧進帳の香りがする奈良信貴山 朝護孫子寺の山伏問答を思い浮かべる。

 山伏問答一部(台詞)記録。

 山伏問答も『惣谷狂言』「狐釣狂言」もこの後に火渡りであったりあるいは話が展開する。


 
 向かいあい、
「のう、おいぼう(?)よぉお~。・・・・・・・・・・・。」

「のう、おじ◯◯(?)よぉお~。・・・・・・・・・・・。」

「のう、おいぼう(?)よぉお~。・・・・・・・・・・・。」

「のう、おじ◯◯(?)よぉお~。・・・・・・・・・・・。」
といった古い形の問答は日本語として美しい。

 まるで幼い頃、両親に読んでもらったお話のようだ。



『惣谷狂言』は室町時代から始まったとも言われるが、よくわからない。

 もとは村人がごちそうや酒を持ち寄って 朝まで狂言をおこなったと、民俗芸能大会で頂いた解説書にある。

 毎年左義長(どんどやき)が済んだ1月の25日に鎮守の森に鎮座する神社で行われる『惣谷狂言』は村人にとって冬の楽しみの一つだったのだろう。

 祭は農繁期を外した人々の楽しみとも密接な関係があると書かれた本が多い。

 神事をもとに、まずは神にお神酒や新饌を捧げ、舞いや狂言を奉納しつつ、自分たちも楽しんだのかと思われる。

 

 機会があれば神社の境内で、村の方々のじゃまにならないように気を付けて見てみたいが、なかなか思うようにいかない。

 奈良をあまり知らないわたしにとって、民俗芸能大会で『惣谷狂言』を知ったことを喜んでいる。


『惣谷狂言』には
 「狐釣狂言」「鬼狂言」「鐘引狂言」「かなぼうし狂言」「鳥刺狂言」「壺負狂言」「舟漕ぎ狂言」「万才」
が現在演じられる。

「鐘引狂言」は長崎ヘ商いに下る夫を見送った妻が、早速坊主を引き入れて祝宴に耽り、突然夫が帰宅すると慌てふためいて鐘に坊主を隠すという話と五條市のHPある。

 もしや、酒の上で演じられた演目か?

 昔の村人のおどけたようすが目に浮かぶ。同時にこれが狂言なんだと八つの演目をながめながら、感じた。

「万才」という狂言も気にかかる。

 この出典はどこからか。一、二思いつくが狂言内容がわからないので、雲をつかむような話。

 素朴な古い形の狂言だけに、気になりことが多い。

 


 みなさまへ

 最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。

 写真は全てぶれてしまい、申し訳ございません。

 見て下さいましたこころ優しいみなさま、感謝申し上げます。

 ありがとうございます。

 


 関係者のみなさまへ


     最後になりましたが、関係者のみなさまに心より御礼申し上げます。

     楽しく貴重な経験をさせて頂きまして、誠にありがとうございました。

 




  県指定の無形民俗文化財


  




 惣谷狂言公式HPより ▼

    『狐釣狂言』・・・仕掛けられた罠と知りつつ、たまらず食いついて化けの皮が剥がれる狐の話。




 五條市 HPより ▼

 奈良県の無形民俗文化財に指定されている「惣谷狂言」は、古くから惣谷地区で正月の神事初めに氏神の天神社と円満寺の境内で奉納のために行なわれてきました。以前は篠原踊りと同様の踊りも奉納されてきましたが、現在は狂言のみが天神社に奉納されています。
 惣谷狂言は明治40年頃から演じられなくなり、大正天皇即位の大典で大正4年に演じられて以来途絶えていましたが、大塔村史編纂を機に復活の気運が高まり、昭和33年に復活されました。以来保存会によって「鬼狂言」「狐つり」「舟漕ぎ」「万才」「壺負い」「鳥さし」「鐘引き」「かなぼうし」の8曲が伝えられており、毎年この内の2曲が1月25日に天神社で奉納されています。


 


第52回近畿・東海・北陸ブロック  民俗芸能大会の最初の演目記録
   
愛知県 『大海(おうみ)の放下』(12枚)







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163; 『人はなぜハマるのか』 広中直行  岩波科学ライブラリー 80   2001年

2010年10月27日 | 読書全般(古典など以外の一般書)







記録のみ

     2010年度 163冊目  『人はなぜハマるのか』

               





 広中 直行 著

  著者紹介
  
      1956年山口県生まれ。1979年東京大学文学部心理学科卒業。

      1984年同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。

      実験動物中央研究所・前臨床医学研究所、理化学研究所・脳科学総合研究センター研究員を経て、現在、専修大学文学部心理学科教授。博士(医学)


 岩波書店

 岩波科学ライブラリー 80

 2001/07/19  

 115ページ  ¥1,260 (税込)



 急に寒くなったので、少し風邪気味。

 頭が痛いので、短くて興味深い『人はなぜハマるのか』を読むことにした。

 わかりやすく噛み砕いて書いておられるため、わかりやすい。

 ハマるがテーマであり、もちろん パブロフの犬も出てきた。



 麻薬などの薬物依存症項目においては客観的冷静さを保っていたわたし。

「ビンジ」「心理的な境界線」「認知の歪み」

 こうなると身につまされる思いだ。

 ダイエットの問題・失敗点が ものの見事に見透かされている(笑み)

 著者 広中直行さんは興味深いナ。



 



詳細
ハマるということの脳内メカニズムとは?ハマりやすい性格というものがあるのだろうか?環境からの影響は?ハマる脳のメカニズムを通して、われわれがどのような存在かが見えてくる。

1 薬物依存
2 電気にハマる?―強化効果のメカニズム
3 環境の秘密―こうしてハマる
4 ハマり込んだ苦しさ―渇望
5 ハマることと生きること
6 ハマりやすい性格はあるのか?
7 ハマる行動の秘密

人間はハマりやすい動物だ.遠い昔からその力を使って文明を発達させてきた一方で,あまりに柔軟な脳は,ときに危ないモノにものめり込む.ハマる脳のメカニズムを通して,われわれがどのような存在かが見えてくる!

 


岩波書店より  岩波科学ライブラリー

〈 全巻の構成 〉
◆ 重力が生まれる瞬間 (二宮 正夫)
品切重版未定
◆ 宇宙をあやつるダークマター (池内 了)
品切重版未定
◆ なぜチンパンジーはエイズにならないか (土居 洋文)
品切重版未定
◆ ソリトンがひらく新しい数学 (上野 喜三雄)
品切重版未定
よみがえる黄金のジパング (井澤 英二)
定価 1,020円(本体 971円 + 税5%)
◆ ゲーデルの謎を解く (林 晋)
品切重版未定
◆ 気候が文明を変える (安田 喜憲)
品切重版未定
◆ 小惑星がやってくる (向井 正)
品切重版未定
◆ スーパーパソコンの時代 (石田 晴久)
品切重版未定
◆ 地球進化探訪記 (松井 孝典)
品切重版未定
◆ デジタル生命の進化 (和田 健之介)
品切重版未定
アフォーダンス――新しい認知の理論 (佐々木 正人)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
◆ 宇宙はどこまでわかったか (岡村 定矩)
品切重版未定
◆ 脳の老化とアルツハイマー病 (水谷 俊雄)
品切重版未定
◆ 電子図書館 (長尾 真)
品切重版未定
◆ 生命はRNAから始まった (柳川 弘志)
品切重版未定
◆ インターネット (村上 健一郎)
品切重版未定
◆ はみだし幾何学 (徳山 豪)
品切重版未定
◆ すべては卵から始まる (西田 宏記)
品切重版未定
◆ 素粒子の統一理論に向かって (西島 和彦)
品切重版未定
◆ 認知の起源をさぐる (渡辺 茂)
品切重版未定
混乱するロシアの科学 (イーゴリ・イワンチク,アスコリド・イワンチク/小林 茂樹 訳)
定価 1,020円(本体 971円 + 税5%)
◆ 地底から宇宙をさぐる (戸塚 洋二)
品切重版未定
◆ カオス 流転する自然 (森 肇)
品切重版未定
◆ 最後の物理法則 (坂井 典佑)
品切重版未定
◆ 直下地震! (伊藤 和明)
品切重版未定
◆ 複雑さを科学する (米沢 富美子)
品切重版未定
◆ 量子力学を見る (外村 彰)
品切重版未定
◆ 人間の遺伝子 (榊 佳之)
品切重版未定
◆ 月下美人はなぜ夜咲くのか (井上 健)
品切重版未定
◆ 勝利する条件 (宮下 充正)
品切重版未定
現代の物質観とアインシュタインの夢 (益川 敏英)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
◆ 活動期に入った地震列島 (尾池 和夫)
品切重版未定
◆ 免疫の不思議 (谷口 克)
品切重版未定
数学者の視点 (深谷 賢治)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
◆ 意識とは何か (苧阪 直行)
品切重版未定
◆ 眼が語る生物の進化 (宮田 隆)
品切重版未定
◆ 転回の時代に (池内 了)
品切重版未定
◆ 恐竜とわれら哺乳類 (冨田 幸光)
品切重版未定
◆ アメリカズ・カップ (宮田 秀明)
品切重版未定
◆ 喜怒哀楽の起源 (遠藤 利彦)
品切重版未定
愛は脳を活性化する (松本 元)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
◆ 物理法則対話 (亀淵 すすむ)
品切重版未定
◆ インターネット活用術 (奥乃 博)
品切重版未定
◆ 地震列島との共生 (島村 英紀)
品切重版未定
◆ ソフトウェアと知的財産権 (佐野 稔)
品切重版未定
◆ 重力レンズでさぐる宇宙 (福江 純,山田 竜也)
品切重版未定
◆ 心にいどむ認知脳科学 (酒井 邦嘉)
品切重版未定
◆ バナッハ・タルスキーのパラドックス (砂田 利一)
品切重版未定
◆ 行動を操る遺伝子たち (山元 大輔)
品切重版未定
耐震建築の考え方 (神田 順)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
◆ DNA人類進化学 (宝来 聰)
品切重版未定
◆ 電子マネー (岡本 栄司,満保 雅浩)
品切重版未定
最後の3分間 (中村 卓史)
定価 1,050円(本体 1,000円 + 税5%)
◆ 鏡の中のミステリー (高野 陽太郎)
品切重版未定
◆ クローン動物はいかに創られるのか (今井 裕)
品切重版未定
◆ 恐竜復元 (犬塚 則久)
品切重版未定
◆ 脳の不思議 (伊藤 正男)
品切重版未定
脳にいどむ言語学 (萩原 裕子)
定価 1,155円(本体 1,100円 + 税5%)
◆ 火星に生命はいるか (大島 泰郎)
品切重版未定
◆ 毛髪を科学する (松崎 貴)
品切重版未定
◆ 顔学への招待 (原島 博)
品切重版未定
環境ホルモンを考える (井口 泰泉)
定価 1,050円(本体 1,000円 + 税5%)
◆ ニューロンから心をさぐる (櫻井 芳雄)
品切重版未定
◆ ヒトはなぜ肥満になるのか (蒲原 聖可)
品切重版未定
◆ カーボンナノチューブの挑戦 (飯島 澄男)
品切重版未定
◆ プリゴジンの考えてきたこと (北原 和夫)
品切重版未定
◆ 再現! 巨大隕石衝突 (松井 孝典)
品切重版未定
◆ コンピュータゲームのテクノロジー (宮沢 篤,武田 政樹,柳原 孝安)
品切重版未定
◆ 江戸の数学文化 (川本 亨二)
品切重版未定
一億個の地球 (井田 茂,小久保 英一郎)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
◆ ロボットにかける夢 (有本 卓)
品切重版未定
心の理論 (子安 増生)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)(在庫僅少)
◆ 性の境界 (山内 俊雄)
品切重版未定
◆ 魔球をつくる (姫野 龍太郎)
品切重版未定
◆ 脳低温療法 (片岡 喜由)
品切重版未定
◆ モバイルコンピューティング (塚本 昌彦)
品切重版未定
◆ 赤ちゃんの手とまなざし (竹下 秀子)
品切重版未定
地震予知はできる (上田 誠也)
定価 1,050円(本体 1,000円 + 税5%)
◆ 人はなぜハマるのか (廣中 直行)
品切重版未定
◆ 空間情報科学の挑戦 (岡部 篤行)
品切重版未定
◆ ヒトゲノム=生命の設計図を読む (清水 信義)
品切重版未定
◆ かたち探検隊 (小川 泰)
品切重版未定
◆ ウォール街を動かすソフトウェア (手塚 集)
品切重版未定
◆ ブロードバンド時代のインターネットセキュリティ (山口 英)
品切重版未定
◆ ゲノム情報はだれのものか (名和 小太郎)
品切重版未定
◆ 見方が変わるサッカーサイエンス (浅井 武,布目 寛幸)
品切重版未定
◆ ヒトES細胞 なぜ万能か (中辻 憲夫)
品切重版未定
◆ 人はどこまで速く泳げるのか (高木 英樹)
品切重版未定
◆ コンピュータは名人を超えられるか (飯田 弘之)
品切重版未定
◆ 宇宙を支配する暗黒のエネルギー (千葉 剛)
品切重版未定
◆ 小鳥の歌からヒトの言葉へ (岡ノ谷 一夫)
品切重版未定
プリオン病の謎に挑む (金子 清俊)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
◆ ノーベル賞の質量分析法で病気を診る (清水 章)
品切重版未定
驚異の耳をもつイルカ (森満 保)
定価 1,155円(本体 1,100円 + 税5%)(在庫僅少)
研究者人生双六講義 (入來 篤史)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
新・免疫の不思議 (谷口 克)
定価 1,155円(本体 1,100円 + 税5%)
◆ 脳と心に効く薬を創る (鍋島 俊隆)
品切重版未定
◆ 脳の中身が見えてきた (甘利 俊一,伊藤 正男,利根川 進)
品切重版未定
外国語学習に成功する人,しない人 (白井 恭弘)
定価 1,155円(本体 1,100円 + 税5%)
エピジェネティクス入門 (佐々木 裕之)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
ほんとうに安全? 現代の暗号 (太田 和夫,國廣 昇)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
賢くはたらく超分子 (有賀 克彦)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
ウイルスと人間 (山内 一也)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
ブックガイド 〈心の科学〉を読む (岩波書店編集部 編)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
社会を変える会計と投資 (水口 剛)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
進化する自動車 (原 邦彦)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
◆ 個体発生は進化をくりかえすのか (倉谷 滋)
重版中
◆ 日本の動物はいつどこからきたのか (京都大学総合博物館 編)
品切重版未定
Y染色体からみた日本人 (中堀 豊)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
予想脳 Predicting Brains (藤井 直敬)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
皮膚は考える (傳田 光洋)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
ブックガイド 〈数学〉を読む (岩波書店編集部 編)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
宇宙怪人しまりす 医療統計を学ぶ (佐藤 俊哉)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
◆ 新鉱物発見物語 (松原 聰)
品切重版未定
◆ ゲノム進化の読解法 (岸野 洋久)
品切重版未定
◆ よみがえる天才アルキメデス (斎藤 憲)
品切重版未定
◆ アクセントの法則 (窪薗 晴夫)
品切重版未定
日曜ピアジェ 赤ちゃん学のすすめ (開 一夫)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
◆ 金属なしでは生きられない (桜井 弘)
品切重版未定
免疫をもつコンピュータ (溝口 文雄,西山 裕之)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
クマムシ?! (鈴木 忠)
定価 1,470円(本体 1,400円 + 税5%)
新薬スタチンの発見 (遠藤 章)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
地球・環境・人間 (石 弘之)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
相対論がプラチナを触媒にする (村田 好正)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
オイラー,リーマン,ラマヌジャン (黒川 信重)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
◆ 異色と意外の科学者列伝 (佐藤 文隆)
品切重版未定
こんどこそ! わかる数学 (新井 紀子)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
後悔しない意思決定 (繁桝 算男)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
海の波を見る (光易 恒)
定価 1,575円(本体 1,500円 + 税5%)
科学の社会化シンドローム (石黒 武彦)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
ブックガイド 文庫で読む科学 (岩波書店編集部 編)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
「あっ,忘れてた」はなぜ起こる (梅田 聡)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
認知療法の世界へようこそ (井上 和臣)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
伝説の算数教科書〈緑表紙〉 (松宮 哲夫)
定価 1,365円(本体 1,300円 + 税5%)
科学を短歌によむ (諏訪 兼位)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
サステイナビリティ学への挑戦 (小宮山 宏 編)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
新版 活動期に入った地震列島 (尾池 和夫)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
新型インフルエンザH5N1 (岡田 晴恵,田代 眞人)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
〈眠り病〉は眠らない (山内 一也,北 潔)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
地球・環境・人間 II (石 弘之)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
和算小説のたのしみ (鳴海 風)
定価 1,365円(本体 1,300円 + 税5%)
腸内環境学のすすめ (辨野 義己)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
ブラックホールを見る! (嶺重 慎)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
ワイルドライフ・マネジメント入門 (三浦 慎悟)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
科学が進化する5つの条件 (市川 惇信)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
アストロバイオロジー (小林 憲正)
定価 1,365円(本体 1,300円 + 税5%)
ユークリッド『原論』とは何か (斎藤 憲)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
Google Earthでみる 地球の歴史 (後藤 和久)
定価 1,575円(本体 1,500円 + 税5%)
文明開化の数学と物理 (〓江 幸博(カニエ ユキヒロ),並木 雅俊)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
〈生きもの〉 ハダカデバネズミ (吉田 重人,岡ノ谷 一夫)
定価 1,575円(本体 1,500円 + 税5%)
ブックガイド 〈宇宙〉を読む (岩波書店編集部 編)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
DNAロボット (萩谷 昌己,西川 明男)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
新版 再現!巨大隕石衝突 (松井 孝典)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
イメージ脳 (乾 敏郎)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
猿橋勝子という生き方 (米沢 富美子)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
環境を〈感じる〉 (郷 康広,颯田 葉子)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
〈生きもの〉 フジツボ 魅惑の足まねき (倉谷 うらら)
定価 1,575円(本体 1,500円 + 税5%)
太陽は23歳!? (日江井 榮二郎)
定価 1,575円(本体 1,500円 + 税5%)
鉄学 137億年の宇宙誌 (宮本 英昭,橘 省吾,横山 広美)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
〈生きもの〉 ザリガニ ニホン・アメリカ・ウチダ (川井 唯史)
定価 1,575円(本体 1,500円 + 税5%)
インドの科学者 頭脳大国への道 (三上 喜貴)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
細胞寿命を乗り越える (帯刀 益夫,杉本 正信)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
新版 バナッハ-タルスキーのパラドックス (砂田 利一)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
笑い脳 社会脳へのアプローチ (苧阪 直行)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
花粉症のワクチンをつくる! (石井 保之)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
音のイリュージョン (柏野 牧夫)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
にっぽん自然再生紀行 散策ガイド付き (鷲谷 いづみ)
定価 1,575円(本体 1,500円 + 税5%)
地球環境の事件簿 (石 弘之)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
個性のわかる脳科学 (金井 良太)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
寄り道の多い数学 (大沢 健夫)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
天文学の誕生 (三村 太郎)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
アルベロス 3つの半円がつくる幾何宇宙 (奥村 博,渡邊 雅之)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
どうする・どうなる口蹄疫 (山内 一也)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)
◆ さえずり言語起源論 新版 小鳥の歌からヒトの言葉へ (岡ノ谷 一夫)
定価 1,260円(本体 1,200円 + 税5%)(未刊)




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イラン当局、大学の一部学科が「西洋的過ぎ」と見直し表明  イラン関係のニュース

2010年10月27日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

(写真はササン朝時代の橋(シューシュタル)で修復作業をされていた愉快な男性たち

                    2009年12月   イラン・フーゼスターン州にて)









        イラン当局、大学の一部学科が「西洋的過ぎ」と見直し表明








 ロイター 10月25日(月)15時22分配信

 [テヘラン 24日 ロイター] 




 イラン当局が、国内大学で提供される一部学科が「西洋的過ぎる」ため、内容を見直す方針だとする教育省高官の発言が、24日報じられた。

 地元紙Armanによると、同省のAbolfazl Hassani氏は
「法学、女性学、人権学、経営学、社会学、哲学、心理学、政治学など社会科学系の計12の学科の展開について見直す方針」を表明。

 その理由について「それらの学科は西洋の考えに基づいている。よりイスラム教の教えに添ったものとするため見直しを行う」と説明している。






 へぇ~~~。やっぱり。そうなんだぁ。
 
 記録しておこう…。






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第52回近畿・東海・北陸ブロック  民俗芸能大会 愛知県 『大海(おうみ)の放下』(12枚)

2010年10月26日 | 民俗考・伝承・講演

         第52回近畿・東海・北陸ブロック


             民俗芸能大会 愛知県 『大海(おうみ)の放下』





 



























 奈良県郡山市のやまと郡山城ホールで開催された第52回近畿・東海・北陸ブロック 民俗芸能大会を楽しむ。

 まず最初は『大海(おうみ)の放下』

 客席右後ろのドアから順に入ってこられ、右通路を練り歩き 舞台へ。

 客席を青い稲穂と想像し、わたしは村をお練りされるようすを思う浮かべて楽しむ。

 夏。盆前に行われるこの神事。

 わたしはふと、この大団扇でお念仏を唱えながら、邪気に加えて虫をも空に仰ぎ立てるのではないかと、そんな錯覚に陥った。

 虫送りは一、二ヶ月ばかり早く、実際にはおかしなことなので、これから無事稲穂に色ずくようと、仰ぐに勢いをまかせて祈願したのかもしれない。

 そのような不透明で確信の無いことを思い浮かべながら、『大海(おうみ)の放下』を見つめていた。

 知らない者にとって、想像は思わぬ方向に走り出す。

 

『大海(おうみ)の放下』の放下とは、死者の弔いのためだと、説明された。

 また、放下は邪気などを捨て去る意味も含まれているともこと。



『大海(おうみ)の放下』では太鼓はたたく、打つとは言わず、「つく」という。
 
「つく」にも、「邪心を突き込める」という意味も含まれている。



 演じられる仕草で、足踏みは特徴的だ。

 足を踏みしめるのは三番叟などにも見られるが、もとは地鎮祭が始まりだと思われる。

 今も尚神事の一つとされ 春日大社のおんまつり最終日に相撲が行われるのはそう言う意味も含まれているのだろう。



『大海(おうみ)の放下』之仕草の特長としては、体をかがめるというのも興味深い。

 これはどういった意味合いがあるのだろう。田植えの姿を思い浮かべる。


 
 放下の歌は 地域やその時代を歌い込んだらしい。

 耳をこらし、歌も楽しむが、聞き慣れないリズムで興味深い。


 
 内輪の紋どころは よくはわからないらしい。

 一節では貰った時の庄屋さんの紋なのではないかともいわれているそうだが、定かではないとのこと。



 演じられる前に丁寧な説明があり、楽しくて仕方が無い。

 メモをとり、写真を写し、食い入るように舞台を見た。



 日本には色々な民俗芸能があるのだと、まず一つ目の演目『大海(おうみ)の放下』で痛感。

 このような奥行き深い伝統ある芸能を楽しませていただき、感謝の気もちでいっぱい。




 舞台で説明していただいた以外に公式HPで詳しく紹介されています。▼

      愛知県 大海(おうみ)の放下HP
 



 関係者のみなさまへ


     最後になりましたが、関係者のみなさまに心より御礼申し上げます。

     楽しく貴重な経験をさせて頂きまして、誠にありがとうございました。




 民俗芸能大会記録では、次回は惣谷狂言の予定です。






観光navi タウンページより ▼

三方を山に囲まれた新城市大海には、古くから伝えられる民俗芸能、大海放下があります。毎年お盆に行われる行事で、県の無形民俗文化財に指定されています。高さ3mもの大団扇を背負い、腹に太鼓をくくりつけ、3人の舞い手が古くから伝わる歌謡に合わせて、舞い踊ります。平安末期、歌と念仏をもって放浪した、放下僧のわざが、時代を経て大道の芸とんり、この地に根をおろしたものです。夕刻から、初盆の家々を訪ね、新仏の供養をして廻ります。鎌倉時代から伝わる、哀調を帯びた節回し、鉦や笛の音が、宵のまちに響きわたります。











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雑   春ちかきや?

2010年10月25日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



       春ちかきや?

       言いし太宰の「葉」を胸に

       押し入れ探りて 取り出すこたつ

       探しても見渡しても暖炉なき部屋に

       今日も雑巾がけをする






                               太宰治集より「葉」を読んで

       

       
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162; 『奈良時代MAP 平城京編』Time Trip Map -現代地図と歴史地図を重ねた新発想の地図-

2010年10月25日 | 読書全般(古典など以外の一般書)






記録のみ

     2010年度 162冊目  『奈良時代MAP 平城京編』Time Trip Map -現代地図と歴史地図を重ねた新発想の地図-





 新創社/編

 光村推古書院

 2007年6月 

 71ページ  ¥ 1,890 (税込)



 本日の二冊目は、『奈良時代MAP 平城京編』

 71ページという薄さ。



 平城京地図の上に透き通った神に書かれた現在地図をかぶせてみると、楽しい。

 説明は短いが基本情報が多く、見飽きない。

 只今15時40分。

 夕刻で夕食作りのため,今回も記録のみにて失礼申し上げます。
 




[要旨]
 奈良平城京の謎に迫る。時代MAPシリーズ第5弾。奈良の価値ある観光資源『歴史』の素晴らしさを教えてくれる本。

[目次]
 奈良タイムトリップマップ(平城京)

 いにしえの都 平城京を歩く

 大和を彷徨う「宮」混迷する権力争い―平城京成立以前 飛鳥の地を彷徨う天皇の覇権掌握と「平安」への道

 平城京になり損ねた都、藤原京 藤原氏、政治の中枢へ ほか

 平城京 皇位争いと権力闘争の時代―平城京その光と影(平城京遷都;宮殿と役所;平城京の暮らしと町を読み解く ほか)



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161; 『平城遷都1300年記念出版 NARASIA 日本と東アジアの潮流』松岡正剛  丸善

2010年10月25日 | 読書全般(古典など以外の一般書)





記録のみ

     2010年度 161冊目  『平城遷都1300年記念出版 NARASIA 日本と東アジアの潮流』





 【著者】 松岡 正剛
 【編集】松岡 正剛

 【監修】日本と東アジアの未来を考える委員会
     日本と東アジアの未来を考える委員会



 丸善株式会社

 2009年6月6日 

 360ページ  ¥ 1,890 (税込)





 雑誌感覚で『平城遷都1300年記念出版 NARASIA 日本と東アジアの潮流』を見る。

 冒頭説明で,眺めて下さいとあったが,まさにその言葉はふさわしい。


 
 本書は定家1800円もするが、奈良に少しでもまつわるかと思われる写真が並べられ,また見開き左には比較民俗学のごとく関連を促す写真が並べ(たて!)られている。(笑み)
 
 平たく言うと,友のスクラップ帳を眺めている感じ。

 いや、友人などのスクラップ帳なら何がテーマかがわかるが,本書はその点が不透明。



 歴史年表は世界と比較してのせられていた。

 これ,おもしろいね、楽しいね^^あとは、内緒。

 

 おもしろい感覚だと思われる写真もあった。

「スーパーマーケットの商品棚」は「大仏蓮弁線刻図様」との比較であったが、色とりどりのおびただしく陳列された商品がわたしには曼荼羅図のように思えたのは、こころもち おかしい。



 なんだか 肉や 魚やのちゃんぽん。くわえて 乾燥果実や 塩辛や 果てはくさやまで入ったごった煮的なこの感覚は グロテスクリアリズムなアジアンの中の一国としてあらわされたようで、逆におもしろい。日本のことを、

 ああ!アジアだ、アジアなんだ!アジアなんだよぉ~  と三回唱えると、この本の存在に近づける気がする。

 もしかしてこの本そのものが曼荼羅なのかも…ネ。



             




 今日は奈良の郡山城址で見た景色を雑多に並べてみました。

 お許しを…。



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