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乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

みなさまへ  暫く留守いたします(*^-^*)

2013年06月20日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.


 ご来場のみなさまへ


 いつもお越し下さいまして、誠にありがとうございます。
 心より、感謝申し上げます。

 本日午前中は某講義受講
 夜から暫くの間、旅に出かけます。

 今回持参の本は、『粋興奇人伝』
 仮名垣魯文、山々亭有人(日本近代思想大系18 芸能)です。

 旅行に持参する本は毎回悩みます。
 十日足らず。日が短いのでコピーにいたしました。枚数にして(上下見開き)15枚程度です。
 
 

 拙い記録部録ではございますが、
 帰りましたら、これまで同様よろしくお願い申し上げます。

 みなさまとの再開を楽しみにいたしております。
 みなさまのご健康とご多幸を心より願いつつ…


           2013年6月20日 乱鳥
           








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写真で見る2013年6月の法隆寺 十七景  奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1

2013年06月20日 | お出かけ


  2013年6月の法隆寺 十七景   奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1



































 法隆寺(ほうりゅうじ)は、奈良県生駒郡斑鳩町にある寺院。聖徳宗の総本山である。聖徳太子ゆかりの寺院であり、世界最古の木造建築である西院伽藍をはじめ、多くの文化財を伝える。別名を斑鳩寺(いかるがでら)という。   ウィキペディアより


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42:『図説 古代エジプト生活誌 下巻』エヴジェン ストロウハル著、内田 杉彦 訳

2013年06月20日 | 読書全般(古典など以外の一般書)
 (写真は奈良県の田原本町)




 42:『図説 古代エジプト生活誌 下巻』エヴジェン ストロウハル著、内田 杉彦 訳

エヴジェン ストロウハル (著), Eugen Strouhal (原著),
内田 杉彦 (翻訳)

1996年
原書房
279ページ
2800円


[あらすじ]

職人の仕事、ピラミッドの建設、病気と治療法…人びとの暮らしに目をむけてその実像を浮き彫りにした決定版。

[目次]
第11章 職人の仕事
第12章 不死に捧げられた芸術
第13章 採石場から船、そしてピラミッドへ
第14章 王家の墓の建設者たち
第15章 戦いの命運
第16章 書記の活躍
第17章 神殿の奥深く
第18章 「生命の家」の学者たち
第19章 疾病と治療法
第20章 往きて帰らず―来世へ


 『図説 古代エジプト生活誌 上巻』エヴジェン ストロウハル著、内田 杉彦 訳



 『図説 古代エジプト生活誌 下巻』 261、262ページ


『図説 古代エジプト生活誌 上巻』古代エジプト人の誕生から死にいたるまで、生活と文化のあらゆる側面を、多数の図版を駆使し、わかりやすく解説とうたわれていたが、今回の下巻では【職人の仕事、ピラミッドの建設、病気と治療法…人びとの暮らしに目をむけてその実像を浮き彫りにした決定版】と記されている。

 ミイラ職人の位置づけや、エジプトにおけるミイラづくりそのものを具体的に説明。
 
 エジプトでは死後の世界を重んじられているが、まさしく本書でその内容を詳しく知る。
 呪術的行いも多い。日本の古代から現代に至るまでにも見られる内容も多く、エジプトの文明に目を見張る。

 エジプト関係の本を何冊か読んだが、ナイル川と人間とを重ね合わせた考え方も納得がいく。

 その他病気の治療法なども興味深いものであった。

 図が適度に使用され、白黒ではあるがその写真が美しく見とれてしまう。
 またエジプトの意味深い絵画や彫刻を見ていると、この二週間ほどで僅かばかりではあるが 意味合いがわかり始めてきた。
 イランの浮き彫りの王権を譲る模様などとの共通点も感じられるものがあった。

『図説 古代エジプト生活誌 下巻』も上巻と同様、内容が詳しくわかりやすい。
 興味のある方には、おすすめいたします。満足のいく一冊だと感じます。 


 


 ただ今より用意して、奈良市に向い、古文書の講義を受けてまいります。

 時間切れで、今回は本の題名など簡単な記録にて失礼申し上げます。お許し下さいませ。


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41: 『エジプト ルクソールからアレキサンドリアへ  篠山紀信 シルクロード7』

2013年06月19日 | 読書全般(古典など以外の一般書)


  41: 『エジプト ルクソールからアレキサンドリアへ  篠山紀信 シルクロード7』



 プロデュース:志和池 昭一郎  
 写真:篠山 紀信

 大型本
 276ページ ¥ 12,233

 1981年9月17日

 ファラオの神殿が建ち並ぶルクソールからアレキサンドリアへ…エジプトの古代と現代を写し出す。




『エジプト ルクソールからアレキサンドリアへ  篠山紀信 シルクロード7』を楽しむ。
 エジプトの全体像を漠然と知る上では、いいと思う。
 写真は美しい。美しいが、人の表情に、笑みはない。

 月の満ち欠けを複数回書かれて心情をうたっておられた。
 砂漠の国の、観光客もまばらな地方で夜空を見上げるとつきの満ち欠けに心を奪われる。
 北斗七星やオリオン座を見ては、日本の夜空を思い浮かべる。宇宙は広い。

 暗闇に包まれ、月の光とうる覚えの景色を頼りに惚れるに向う。
 わたしたちの影は、あまりにも弱い。
 人間のもろさを、言葉の通じない大自然の中で感じる瞬間だ。

 ホテルに付いてしばらくすると、野犬の遠吠え。
 砂漠の国で、不安を感じる瞬間だ。
 日本は、夜でも歩ける事に感謝する。

 本書はエジプトだが、わたくしの思いで話はイラン。
 どこかしこで月の満ち欠けに感動した事を本書で思い出す。
 宇宙はとりとめもなく広いが、地球も広い。

 
  


 


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2013年 春季 『法隆寺秘宝展』 法隆寺大宝蔵殿 法隆寺山内1-1

2013年06月18日 | 美術・文様・展示物



 『特別公開「法隆寺秘宝展」春季 (とくべつこうかい ほうりゅうじひほうてん しゅんき)』
  奈良県斑鳩町 法隆寺 大宝蔵殿

  奈良県斑鳩町法隆寺山内1-1

  2013年3月20日~6月30日

 

 

 通常拝観できない法隆寺の宝物が、大宝蔵殿で特別公開されます。法隆寺には国宝や重要文化財が2300点余り所蔵されていますが、いずれも極めて貴重な文化財であるため、普段はごく一部の宝物しか拝観することができません。毎年春と秋の2回、部分的な展示替えを行いつつ、「法隆寺秘宝展」として開催されています。

 
 
  法隆寺 公式HPより ▼
「法隆寺地域の仏教建造物群」が、姫路城とともに

 日本で初めて世界文化遺産に登録されて、20周年と

 いう節目を本年12月に迎えます。この法隆寺地域の

 仏教建造物は、聖徳太子と縁が深く、また仏教ととも

 に伝わった、いわゆる飛鳥建築の様式を今に伝える法

 隆寺と法起寺の建造物が中心となっております。

  本年の秘宝展は、この世界文化遺産登録20周年を

 記念致しまして、法起寺の寺宝のコーナーと、法隆寺

 の古代・中世の宝物による展示とさせていただきまし

 た。これら両寺院に伝わる寺宝の一点一点をゆっくり

 と御鑑賞いただければと存じます。


   

 何度か楽しませて頂いております『特別公開「法隆寺秘宝展」』でございますが、今年の五月二も春季特別公開を楽しませて頂きました。
 
 今回の展示品は次の通り。一部入れ替えがある場合あり。



 気になるものが多くありましたが、中世絵画の扇面法華経冊子 断簡なども美しいものでした。
 このような扇面の絵画と経が描かれたものを色々な所で多く見る機会に恵まれ、光栄に感じます。

 木彫や舞楽面や行道面も面白いものが多く、こと舞楽面においては場を想像し、雅楽が聞こえてくるようにも思えました。
 行道面はたいへん大きく、重そうです。
 法隆寺 行道の様子がパネルで展示されていましたので、年中行事の一つとして行われているようですが、わたくしは詳しく知りません。
 現在は奈良に住んでおりますので、法隆寺の事を詳しく知るとができればと思いつつ今に至り、恥ずかしさを感じます。

 奈良時代の写経や 法隆寺一切経が展示されていました。
 法隆寺一切経では「僧林幸法隆寺一切経勧進帳」(保安三年 1122)がありました。
 勧進帳 と聞いては(読んでは)、心が騒ぎ ときめきます。
 一定の節をつけ、読んでみたくなります。
「僧林幸法隆寺一切経勧進帳」は【法隆寺勧進帳僧林幸敬白】から始まっていました。

 法隆寺一切経では次のような貴重なものが展示されていました。
    「僧林幸法隆寺一切経勧進帳」
    「大宝積経 巻第七十四」
    「善思童子経 巻上」
    「南海寄帰内法伝 巻第三」
 内容がその場でわかるくらいになりたいと思うのですが、仏教もなのもかも知らないわたくしにとっては、素晴らしいなぁ、美ることができるかもしれませんしいなぁと思うくらいが関の山です。
 今年後半は仏教や仏像についても少しは学び知りたいと思います。そうすれな絵巻物や日本の芸術や古典なども違った角度から見。

 今回の秘宝展でも美しい仏像や仏教絵画が展示されていました。
 以前は芸術として見ていた仏像や仏教絵画ですが、昨年秋に京都の龍谷大学で行われた絵解きに参加させて頂いて以来、そういったものが単なる展示物ではなく、意味深くまた神々しく感じ始めました。
 『「親鸞聖人絵伝」の絵解き』 梛野 明仁 師 (本澄寺)  龍谷大学大宮学舎本館 2階講堂
 『大地獄絵開帳(適時住職による絵解き説法)』 長岳寺本堂  奈良
 京都の博物館などに行くと、わたくしが十代の頃より ご年配の方々が仏像を前に手を併せられる姿を見た事が何度かありました。
 当時は不思議に感じでおりました、ですが、今はそのお気持ちのほんの僅かではございますが、わかるような気がいたします。
 
 2012年 秋季 『法隆寺秘宝展』 法隆寺大宝蔵殿 法隆寺山内1-1


 一切経とは
 釈迦(しゃか)の教説とかかわる、経・律・論の三蔵その他注釈書を含む経典の総称。大蔵経(だいぞうきょう)。  大辞泉引用

 法華経とは
 法華経(ほけきょう、ほっけきょうとも)は、大乗仏教の経典『サッダルマ・プンダリーカ・スートラ(Saddharma Puṇḍarīka Sūtra、सद्धर्मपुण्डरीक सूत्र)』(『正しい教えである白い蓮の花』の意)の漢訳での総称。[2]
もとの梵語(サンスクリット)で表記したものがसद्धर्मपुण्डरीक सूत्र であり、アルファベット式表記が Saddharma Puṇḍarīka Sūtraであるが、これのそれぞれの意味はsad=「正しい」「不思議な」「優れた」など、dharma=「教え」「真理」、puṇḍarīka=「清浄な白蓮華」「因果倶時」、sūtra=「仏の説いた経典」である。
この経典に対する漢訳は十六種類が行われたとされるが、完訳が現存するのは『正法華経』(竺法護訳、2世紀)、『妙法蓮華経』(鳩摩羅什訳、5世紀)、『添品妙法蓮華経』(闍那崛多・達磨笈多共訳、7世紀)の三種である。漢訳仏典圏では、鳩摩羅什訳の『妙法蓮華経』が、「最も優れた翻訳」[3]として、天台教学や多くの宗派の信仰上の所依として広く用いられており、「法華経」は「妙法蓮華経」の略称として用いられる場合もある。
天台宗、日蓮宗系の宗派には、『法華経』に対し『無量義経』を開経、『観普賢菩薩行法経』を結経とする見方があり、法華三部経と呼ばれている。日本ではまた護国の経典とされ、『金光明経』『仁王経』と併せ護国三部経の一つとされた。
なお、鳩摩羅什訳『妙法蓮華経』観世音菩薩普門品第二十五は観音経として多くの宗派に普及している。また日蓮宗では、方便品第二、如来寿量品第十六、如来神力品第二十一をまとめて日蓮宗三品経と呼ぶ。   ウィキペディア引用













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2013年6月前半に(テレビで)見た映画は二本…

2013年06月18日 | 映画
  (写真はイラン  テヘランにあるビル)




 『重力ピエロ』
監督:森淳一
原作:伊坂幸太郎
脚本:相沢友子
出演:加瀬亮 岡田将生 小日向文世 吉高由里子 岡田義徳 渡部篤郎 鈴木京香
2009年
120分
カラー
発行部数122万部突破の大ベストセラーの映画化! ―家族の愛は重力を超える― 遺伝子を研究する大学院生の泉水と芸術的な才能を持つ弟・春は、やさしい父と3人で平穏に暮らしていた。だが、この家族には春の出生にまつわる哀しい過去があった。その原因をもつある男が街に帰って来た。そして、時を同じくして不審な連続放火事件が発生する。 連続放火事件に隠された家族の真実―感動のミステリー。



 生命遺伝学大学院生の兄、芸術的な才能を持つ美しい弟、優しい包容力のある父、元モデルの母、一見弟を追うストーカーだが魅了的性格の女性、そして、○○

 命遺伝学大学院生の上品できれいな兄、芸術的な才能を持つモテル美しい賢い弟を持ってこられれば、わたくしの場合、興味がでない訳がない。

 弟のジンジャエールを注文する姿と、噓をついた時に口元を触る仕草が、○○と育ての父とお葛藤お腹で生きる姿を見事に描き出している、ただ、映像としては若干説明的。

 この映画は面白く、わたくしは好きだった。
 森淳一監督か伊坂幸太郎原作か、加瀬亮さん・岡田将生さん・小日向文世さん出演の映画が見たいと感じた。

 

『昴-スバル-』
原作:曽田正人
監督・脚本:リー・チーガイ
出演:黒木メイサ Ara 平岡祐太 桃井かおり 佐野光来 前田健 愛華みれ 筧利夫
2008年
105分
カラー
母を亡くした双子の小学生のスバルと和馬は、一緒にバレエダンサーを目指すことを決意するが、病に倒れた和馬は帰らぬ人となってしまう。傷心のスバルは、ふと足を踏み入れた場末の小劇場で女主人の五十鈴と出会い、次第にバレエにのめりこんでいくのだが・・・。 孤独な天才バレリーナの壮絶な半生を黒木メイサが熱演!数か月に及ぶ猛練習 を重ねたという彼女のダンスシーンがみどころ。


 黒木メイサさんが美しいわ!キレイ!みごと!すてき!あこがれるわ!…
   …と思っている内に、映画は終わりました☆
 黒木メイサさんの美しさに拍手☆



 見たい映画がいっぱいあるのに、時間が足りない。
 今月は時間切れで、映画は二本きりかもしれない。
『女優マルキーズ』など、気になる映画は録画しておこう。
 

 データーは全て衛星劇場公式HPより

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京都府京都文化博物館二階総合展示室「京の歴史」の時代別四映像は楽しい☆

2013年06月17日 | 美術・文様・展示物







 『インカ帝国展-マチュピチュ「発見」100年』を楽しんだ後、京都府京都文化博物館二階総合展示室の「京の歴史」を見る。

 京都府京都文化博物館二階総合展示室の「京の歴史」を見るのは初めてではない。
 以前も見たが、今回も大画面映像による時代別絵巻物風映像が四つ。
 壁面いっぱいに映し出され、個々でも楽しめ、また、時代別を一気に楽しむといった味わい方も試みる事ができる。
 京都に住む時代別の貴族や庶民やの様子がいきいきと描き出され、ずっと見ていたい心境になるのだが、昼の三時になっても昼食を後回しにして展示物を見ていたため、小半時間で断念。
 後ろ髪がひかれる思いで、会場を後にする。

 この部屋には「北野天神縁起絵巻」なども例に挙げて説明したパネルが展示される。
 絵は 道真が雷さまになって…の場面。
 栗栗お目めのカワイイ雷さまのやることなす事伝説にわをかけた楽しいストーリーで展開する絵巻物は二種類で読んだが、好きな絵巻物の一つ。
 こういった絵が上げられていると、『あらら!うれしいわ!』と内心よろこびころこび、ほくそ笑む☆

 京都府京都文化博物館二階総合展示室「京の歴史」の時代別四映像は楽しい☆
 腰をかけてじっくりと画面を見る事もできる。
 小さなお子様でも楽しむ事ができるように工夫された二階展示は、たいへん良いなと感じる。
 小学校低学年くらいまでにこういった楽しい博物館に出会う事ができると、将来的に博物館や美術館が好きになる人が増えるかもしれないなと感じた。
 京都府京都文化博物館も素晴らしい博物館だと思う☆
 


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2013年 テレビで6月前半に見た歌舞伎

2013年06月17日 | TVで 歌舞伎・能楽
(イランで訪れた塩湖は、四ヶ所、初めて行った塩湖はマハルル湖だった。)


 今月に入って、テレビで歌舞伎や映画を見る機会が減っていますが、とりあえず歌舞伎で見た演目だけでも記録しておきたいと思います。


妹背山婦女庭訓~三笠山御殿
出演:市川團十郎 中村福助 中村橋之助 市村家橘 片岡市蔵 中村芝雀 中村東蔵 市川左團次
2011年
110分
カラー
「妹背山婦女庭訓」のタイトルにある『婦女庭訓』とは女性のための知識や心得が書かれた教訓書のこと。前段で恋人のために命を捧げた雛鳥や、町娘お三輪の健気な行動が模範的な教訓に適っているということだろう。 <三笠山御殿> 蘇我入鹿(左團次)の御殿へ、藤原鎌足の使者として漁師鱶七(ふかしち=團十郎)がやって来た。程なく杉酒屋の娘お三輪(福助)も恋い慕う求女(橋之助)の着物の裾に付けた苧環の白糸を辿って御殿へ迷い込む。ところが意地悪な官女達に散々なぶられた挙句、求女と入鹿の妹の橘姫(芝雀)が祝言を挙げたと聞かされたお三輪は、嫉妬に狂い形相が一変。奥へ踏み込もうとするが、鱶七に刺されてしまう。それというのも鱶七の正体は…。(2011年/平成23年1月・新橋演舞場)

積恋雪関扉 <字幕付>
     良かった!歌舞伎や~と心の中で叫ぶ!わが家の浮世絵(積恋雪関扉)を横に並べて画面に食い入ってみていた☆
出演:松本幸四郎 尾上菊五郎 中村芝翫
1999年
89分
カラー
王朝ムードから幻想の世界へ、古風な味わいのある舞踊劇。 天下を我がものにしようとする謀反人・大伴黒主は、逢坂山の関守・関兵衛に身をやつしている。天皇の寵臣・義峯少将宗貞は先帝の菩提を弔うため、桜の傍に庵をかまえて侘び住まいをしていた。そこへ、宗貞の恋人・小野小町姫がやってくる。 宗貞のおっとりとした上品な形、小町の王朝の気品ある色気、三人の手踊りもおおらかな天明調に終始するところがみどころ。後半は、関兵衛の酔態から始まり、桜の樹の中から傾城墨染が幻想的に現れ、廓気分が横溢れした場面へかわる。やがて関兵衛がぶっ返って大伴黒主となり、墨染も桜の精の素性をあらわす。関兵衛実は大伴黒主に幸四郎、宗貞に菊五郎、小町姫・墨染に芝翫で。(1999年/平成11年1月・歌舞伎座)

名鷹誉石切
     歌舞伎やわ!こんなの、劇場で見たいわ!
出演:中村富十郎 中村魁春 市川染五郎 中村松江 市川男女蔵 坂東巳之助 中村鷹之資 市村家橘 市川段四郎 中村梅玉
2008年
84分
カラー
源氏の侍として歴史に名を残す梶原平三景時だが、平治の乱以降は平家に従いながら、ひそかに源氏に心を寄せていた。この物語はこの時代の梶原が主人公。源氏にゆかりのある青貝師(螺鈿職人)六郎太夫が、娘梢の婿に必要な金を得るため、伝来の名刀を平家の侍大庭三郎に売ろうと鎌倉の鶴岡八幡宮にやってくる。親子が窮地に陥るところ、梶原の捌きによって最後には無事に解決を迎えるという筋運び。通常「梶原平三誉石切」の外題で上演されるが、今回は富十郎の定紋「鷹の羽八ツ矢車」に因み「名鷹誉石切(なもたかしほまれのいしきり)」と題しての上演。富十郎の梶原平三、梅玉の大庭三郎、魁春の梢、段四郎の六郎太夫、染五郎の俣野五郎、そして鷹之資が奴で登場する。(2008年/平成20年12月・歌舞伎座)

鰯賣戀曳網
出演:中村勘三郎 市川左團次 中村扇雀 中村勘太郎(現・勘九郎) 上村吉弥 片岡市蔵 坂東彌十郎 市川段四郎 坂東玉三郎
2005年
72分
カラー
三島由紀夫作、勘三郎と玉三郎によるファンタジックなお伽噺。 高位の遊女に恋をした鰯売りの男が、大名に化けて廓に逢いに行き大どんでんの末にめでたく結ばれるという楽しいお噺。作家三島由紀夫は歌舞伎に関して独自の見識を持っており、新しく書き下ろした歌舞伎作品も多く残している。「鰯賣」はその中でも人気のある作品で、十七世勘三郎の猿源氏・歌右衛門の蛍火で昭和29年に初演されて大評判を呼び、その後は勘九郎(十八世勘三郎)・玉三郎のコンビで上演を重ねてきた。おおらかで陽気な三島歌舞伎の傑作を、勘三郎の猿源氏に玉三郎の蛍火という人気のコンビでお楽しみ下さい。(2005年/平成17年3月・歌舞伎座)

義経千本桜~鳥居前 
        やっぱり手の表現の仕方は幸四郎さんを取り入れておられるのかなと感じた。右近さんの鳥居前は結構魅力的☆
出演:市川右近 市川笑也 市川寿猿 市川猿弥 市川門之助
2011年
37分
カラー
都落ちを余儀なくされた義経と静御前の別れの場面。 平家滅亡後。源頼朝は、平家の武将(知盛、維盛、教経)の首が贋首だったことや、平時忠の娘卿の君を正妻としたこと、後白河法皇から初音の鼓を賜り官位を受けたことを理由に、源義経に謀反の疑いをかける。都落ちを余儀なくされた義経が伏見稲荷にさしかかった所で愛妾静御前が追ってくる。義経は静御前に都に留まるように諭して初音の鼓を預け、家臣の佐藤忠信に静の守護を命じるのだった。 忠信実は源九郎狐に右近、静御前に笑也、武蔵坊弁慶に猿弥、義経に門之助で。(2011年/平成23年7月・新橋演舞場)

籠釣瓶花街酔醒 この演目も好きなの^^わたくし…
出演:中村吉右衛門 中村福助 中村魁春 中村芝雀 澤村由次郎 大谷桂三 中村種太郎(現・歌昇) 中村種之助 中村米吉 中村壱太郎 坂東彌十郎 市川高麗蔵 中村歌昇(現・又五郎) 中村東蔵 中村梅玉 中村芝翫
2011年
126分
カラー
嘘と因縁に翻弄された狂気と純愛。江戸時代に起きた「吉原百人斬り」事件をもとにした縁切物。今回は、明治以来上演が途絶えていた場面を復活し、発端より大詰までお届けする。 <三幕目~大詰> ところは江戸、花の吉原。花魁道中を見物していた次郎左衛門は、兵庫屋八ツ橋の美しさに魂を奪われてしまう。次郎左衛門は八ツ橋のもとに通いつめ、身請け話がまとまろうとしたところで、八ツ橋は、満座の中で次郎左衛門に愛想づかしをする。八ツ橋を深く恨んだ次郎左衛門は、数か月後、妖刀「籠釣瓶」を携えて江戸に現われて…。(2011年/平成23年5月・新橋演舞場)

生きている小平次
         福助さん熱演。幸四郎さんも、good. 染五郎さん、本当に不気味で怖かった^^
出演:松本幸四郎 中村福助 市川染五郎
2008年
44分
カラー
近代的な視点で描かれた怪談噺を清新な配役で。 芝居の囃子方の太九郎(幸四郎)と役者の小平次(染五郎)は古くからの友人だが、ある日小平次は太九郎の女房おちか(福助)との不義を明かし、おちかを譲ってほしいと申し出る。これを聞いて怒った太九郎は、小平次を舟から沼に突き落としてしまう。しかし小平次は生き延びており、再びおちかの前に現れて共に逃げてくれと迫る。ここへ太九郎が戻って来て、おちかと共に小平次を殺害。江戸から逃れる太九郎だが、小平次が生きているという妄想にとり付かれ、苦しみ続けるのだった。(2008年/平成20年6月・歌舞伎座)

<映画>鏡獅子 
       前半 後半(後シテ部分)
監督:小津安二郎
出演:六世尾上菊五郎
1935年
24分
モノクロ
伝説の名優・六代目菊五郎の幻の映像を。演劇の神様と呼ばれた名優・六代目菊五郎の舞台姿を伝える松竹大谷図書館所蔵の超貴重映像。 六代目菊五郎の芸を絶賛していた小津安二郎がメガホンをとった小津初のトーキーで、唯一のドキュメンタリー。冒頭に六代目菊五郎の紹介が入り、戦前の豪華な歌舞伎座やその楽屋の様子もおさめられている。舞台面は映画として工夫された撮影と編集が施されており、扇を手にして丁寧に舞う前半はどこまでも初々しく艶やか、一転して後半の獅子の舞は大きく切れの良さを感じさせる。踊りの名手であった菊五郎の舞台姿が残された大変貴重で資料価値の高い映像だ。




 残念なのが仁左衛門さんの「天衣紛上野初花~河内山」
 何度も見ているけど、見逃してしまうと悲しいわたし。
 ショックは大きい…

 今後 絶対見逃したくないのは

  「伽羅先代萩~花水橋・御殿・床下」 6/20 録画すること!
  出演:中村歌右衛門 實川延若 中村芝翫 三世河原崎権十郎 初世尾上辰之助 中村福助(現・梅玉) 中村吉右衛門 中村松江(現・魁春) 坂東亀三郎 十七世中村勘三郎
1983年
118分
カラー
昭和58年5月の貴重映像から歌右衛門、十七世勘三郎といった名優が揃った珠玉の舞台をご覧頂く。序幕「花水橋」は、伽羅の下駄を履いて廓の高尾太夫のもとに通い詰める足利頼兼(実説の伊達綱宗)を刺客が襲う。「御殿」の場は、幼い鶴千代君に魔の手が伸びるが乳母政岡が我が子を犠牲にして幼君を守り抜くという物語。「床下」は、悪人仁木弾正が不敵な正体を現す場面。歌右衛門の政岡に、延若の栄御前、芝翫の沖の井、三世権十郎の仁木弾正、初世辰之助の荒獅子男之助、十七世勘三郎の八汐ほかの出演で。(1983年/昭和58年5月・歌舞伎座)
  
  「伽羅先代萩~対決・刃傷」 6/21 録画すること!
 出演:三世河原崎権十郎 市川海老蔵(十二世團十郎) 坂東彦三郎 大谷友右衛門 市村家橘 市村羽左衛門
1983年
69分
カラー
昭和58年5月の貴重映像から「花水橋・御殿・床下」に続き、「対決・刃傷」という緊迫感溢れるクライマックスまでをご覧頂く。 悪人達が起こしたお家騒動は、ついに門註所での裁断を受けることとなった。仁木弾正一派と善人方の渡辺外記左衛門が呼び出されるが、裁断役の細川勝元によって、見事弾正の悪事が暴かれる。本性をあらわにした弾正は、控所で外記に斬りかかるが取り押さえられ外記の刃に倒れるのだった。三世権十郎の弾正、羽左衛門の外記左衛門、海老蔵(十二世團十郎)の勝元ほかの出演で。(1983年/昭和58年5月・歌舞伎座)


  「近江源氏先陣館~盛綱陣屋」 6/19 6/28 録画すること!
  出演:片岡仁左衛門 中村時蔵 中村芝雀 中村翫雀 中村橋之助 片岡進之介 市川男女蔵 坂東亀三郎 坂東亀寿 澤村宗之助 松本金太郎 藤間大河 松本錦吾 中村東蔵 片岡我當 中村吉右衛門
2013年
135分
カラー
歌舞伎座四月の柿葺落公演から仁左衛門の盛綱陣屋をお届けする。兄弟、親子が敵味方に別れてしまう争いの悲情さが描かれる時代物の大作だ。 頼朝亡き後、源氏では鎌倉方と京方の間で争いが起こり、佐々木盛綱と高綱の兄弟は敵味方に分かれて戦うこととなった。高綱の一子小四郎は、盛綱のもとに生け捕りになり、また高綱が討死したとの知らせが届く。しかし届いた首は高綱のものではなく贋首。にもかかわらず小四郎は父を追って切腹。贋首と承知で死を選ぶ小四郎の様子を見た盛綱は…。仁左衛門の盛綱に、時蔵の篝火、芝雀の早瀬、金太郎の小四郎、大河の小三郎、東蔵の微妙、吉右衛門の和田兵衛で。(2013年/平成25年4月・歌舞伎座)



 今月は時間切れで見られないなぁ~
 上の三演目は録画せねば!

 データーは全て衛星劇場公式HPより
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『インカ帝国展-マチュピチュ「発見」100年』京都府京都文化博物館 (4枚)

2013年06月16日 | 美術・文様・展示物



  『インカ帝国展-マチュピチュ「発見」100年』
   京都府京都文化博物館
   平成25年4月16日(火)~6月23日(日)
   京都市中京区三条高倉









 京都府京都文化博物館公式hPより ▼
 15世紀前半に南米アンデスの高地に興り、16世紀前半には南北4千キロに広がる大帝国を築いたインカ。 このアンデス文明史上、最大にして最後の大帝国をめぐる様々な謎に関して、 百年以上にわたっておこなわれてきた研究は、謎に満ちた文明の姿を徐々に明らかにしつつあります。 本展覧会は四部構成で、考古学、人類学、そして歴史学によって見えてきた、インカの人々とその人々の姿、 そして、スペインによる征服後にその社会がどのように変貌したのかをご紹介します。展示総数約160点。 ほとんどが日本初公開です。
 本展は、古代文明としてのインカだけではなく、植民地期インカをも視野に入れ、現代の視点から見た「世界史の中のインカ」も考察します。 最新の研究によって明らかにされたこのユニークな文明の実像を知ることは、好奇心を満たすだけではなく、 大きな現代的意味をもつことでしょう。

 <国際3D協会 ルミエール・ジャパン・アワード2012>特別賞受賞!
 3Dスカイビューシアター
 世界初!広範囲三次元計測で世界遺産・マチュピチュを完全再現。天空の旅へみなさんをご招待!

 学術協力
 国立科学博物館

 企画協力
 ペルー文化省、ペルー文化省・イカ地方博物館、 ペルー文化省・マチュピチュ遺跡博物館、ペルー文化省・クスコ地方局、 ペルー文化省・トゥクメ遺跡博物館、ペルー文化省・プルチューコ遺跡ヒメネス・ボルハ博物館、 ペルー文化省・国立考古学人類学歴史学博物館、ペルー国立トルヒヨ大学モチェ神殿群遺跡博物館、 ペルー国立クスコ大学・インカ博物館、ペルー国立アレキパ大学付属マリア・モランテ考古学博物館、 レイメバンバ博物館、ラファエル・ラルコ考古学博物館、オスマ博物館、ペルー中央準備銀行付属博物館、 バルボッサ・スターン・コレクション、チリ先コロンブス期美術館、 チリ国立ラ・セレナ考古学博物館、フィールド自然史博物館




 以前 京都府京都文化博物館で息子と二人『ナスカ展』を楽しんだ事があるが、今回は娘と二人で『インカ帝国展-マチュピチュ「発見」100年』に行く。

 今回の展示の中で、以前にもあった手術跡のある頭蓋骨も二点ばかり公開されていた。もちろん、当時のものとはまた別。以前はこれに関しては点数も多く、説明も詳しかった。
   世界遺産 ナスカ展 地上絵の創造者たち 京都文化博物館

 今回興味深かったのは、ミイラ四点。
 エジプトのミイラとは違った作成。
 身体を折り畳んで胸の前で手を組む。
 中には眼球幕まで残る見事なミイラのできばえ。
 君が悪いという以前に美しく、神がかっていたことが印象深い。

 神に捧げる女の子の生け贄の習慣にも興味を持った、
 生け贄のそばには、やはり人間の型をしたミニチュア人形。
 桃色の貝殻で造られたもの、立体的なもの、銅で平面的に頭を造り着物を立体的に着せたものなど、様々な様式の人形が展示されていた。

 文様で興味を覚えたのは、猫と魚
 この文様は数多く、壷や他の色々なものに立体的に造られていたり、絵で描かれていた。
 わたくしは中国の雲南省の屋根などにかたどられた、雨乞い祈願の文様を思い浮かべた。
 今回の展覧会ではその説明はなかったが、何かしら共通点があるのだろうか…。
 もしかすれば比較民俗学関係の書に記されているかもしれないが、わたしは今の段階では想像の域を超えない。

 アルパカや鳥
 生活に関係の深い動物が描かれている。
 これも、エジプトなどでもみられる現象。

 ヘビの絵も多い。
 ヘビであろうと思われる縄状の先が両方房になった絵の壷もあった。
 面白い描き方だ。

 以前見た『ナスカ展』では、出産して出血しているおそらく儀式用であろう皿などが展示されていた。
 今回はそういった具体的過激的な文様がなかった。

 ペルーに行ってみたいが遠いし、費用もかかる。
 一番の難点は高度。わたくしには体力的な自信がない。
 そのうち子供のどちらかが行ってくれるのではないかと期待している。
 
 京都府京都文化博物館の特別展では、度々面白い企画が組まれる事がある。
 注目の博物館の一つである。
 また、わたくしの京都の中でも特別に懐かしい京都に帰れるという魅力も加わり、わたくしには一石ニ鳥。
 この博物館は展覧会を見終わった後に、若い頃を思い出してぶらり遊べるのも嬉しい。

 そういえば、もうすぐ祇園祭…。
 本格的な、夏が来る☆




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石切り場から巨大な石を運ぶ方法(エジプト)と、イラン「スィーバンドの採石場」(17景)

2013年06月16日 | 民俗考・伝承・講演



 石切り場から巨大な石を運ぶ方法 エジプト

『図説 古代エジプト生活誌 下巻』エヴジェン ストロウハル著、内田 杉彦 訳を読んでいますと、次のような記述がありました。


 『図説 古代エジプト生活誌 下巻』 79、80ページ

  また、先日見ました京都文化博物館の特別展『マチュピチ「発見」100年 インカ帝国店』でも石切り場から石を運んだ想像図がパネツに仕立てられていました。

『図説 古代エジプト生活誌 下巻』『マチュピチ「発見」100年 インカ帝国店』共にわたくしの予想を裏切る事なく、滑車と梃で箱馴れている養子が描かれていました。

 丸太に水をかけ、てこで角度をとって運ぶ…、これは下の写真のような巨大な採石場(イラン)を目の当たりにすれば、そう考えざるをえません。
 
 これは京都の祇園祭の巡行で鉾を移動させる方法と似ています。もちろん祇園祭には丸太ではなく、竹を使用されていますが、考え方としては大きく間違いではありません…というか、おおむね わたくしの考え方は正解でした。

 流石! 自称N!SEM○N○G△T△R!くん
 お下品な書き込みは過去に消去させてはいただいておりますが、根拠もなく、自説もなく、調べる事もなく、間違った人を侮る下品な書き込みに困り果てていたわたくし
    …と、当時を振り返り、思い出すのでございましたとさ…と、友人は申しておりました。
 わたくしこそ自分の品格を落とす記録はここら辺でやめ!といたしまして…

『図説 古代エジプト生活誌 下巻』には知りたい事が具体的な言葉で説明されていました。
 上巻に続けて、今日はこのホント向き合い、読んでいる訳ですが、本書は素晴らしいと思います、
 上下巻、お勧めいたします。御興味のある方はお読み下さると、面白いと思います。

 

  以前にも記録した
  イラン ファルス州 スィーバンドの採石場
 (ペルセポリスの北方向) 
 「ペルセポリスで使われた石の石切り場」






 小さく見える人はドライバーです。

 石の大きさがおわかりいただけるのではないかと思います。

 このダライバーはイランで害のの資格を持つ多ヶ国語を話す方ですが、シーバンドにあるペルセプリスに使え荒れる石の採石場は初めてだそう、はしゃいでおられました。

 奥さんに形の良い石をお土産だといって持って帰られていました。

 実はわたしも小さな石をお土産にしていました。

 ダライバーの直方体、わたしの選んだものはもっと鋭角な石でした。

 お互いの石を見せあって、大笑いしていました。




















 ペルセポリス

 ペルセポリス






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『ボストン美術館 日本美術の至宝』「吉備大臣入唐絵巻」「平治物語絵巻」大阪市立美術館

2013年06月15日 | 絵巻物、縁起絵巻、巻物、絵解き掛け軸




 

  『ボストン美術館 日本美術の至宝』

   大阪市立美術館
   平成25年4月2日(火)~6月16日(日)

 

 平成25年4月2日(火)~6月16日(日)



 

 展覧会の内容

東洋美術の殿堂と称されるアメリカのボストン美術館は、世界随一の在外日本美術コレクションを誇り、国内でいうところの国宝・重要文化財級の優品も数多く所蔵しています。
そのコレクションは、明治時代に教鞭を執るために来日し、後にボストン美術館日本美術部長となったフェノロサ(1853-1908)や、彼とともに東京美術学校(現東京藝術大学)設立に尽力し、後にボストン美術館にも在籍した岡倉天心(1863-1913)などによって形成されたものです。
本展では、フェノロサ、日本美術収集家であったビゲロー(1850-1926)の優れたコレクションを含む日本美術の名品をこれまでにないスケールで紹介します。




『ボストン美術館 日本美術の至宝』で名品の数々を楽しむ。
 どこかしこで見た有名な作品、これら海外に渡っていたんだね。

 地獄草紙断簡があった。
 最近地獄草紙や餓鬼草紙を見る機会があって嬉しいな。
 地獄草紙断簡の詞書は会場で二回、読みました^^V

 海外に渡った二大絵巻物
 これは圧巻
   『吉備大臣入唐絵巻』      平安時代・12世紀後半
   『平治物語絵巻 三条殿夜討巻』 鎌倉時代・13世紀後半

 素晴らしい展示品にみとれ、この展示物を集中して見て読む事にした。
 何やら詞書を読んでいる方が多く、この二つの絵巻物の展示室では人が溢れかえり、先に進まない。
 そういうわたくしも読めない文字は飛ばしながらも丹念に読んでいた。
 この絵巻物は、わたくしの人生の中でもう見ることはできないだろうなと感じたので、気合いを入れて楽しむ事にした。

 帰宅後、絵巻物の全集の中から『吉備大臣入唐絵巻』と『平治物語絵巻 三条殿夜討巻』を取り出し、広げて楽しむ。
 嬉しさの為笑みがこぼれ出る。
 ウヒャヒャウヒョヒョとページを開く。
 今月は時間が無いので、来月(7月)にこれらの絵巻物を読もうと思う。


『ボストン美術館 日本美術の至宝』は行って良かったと思える展覧会の一つ。
 わたくしの一生の中でも、心に残る展覧会の一つのような気がする。
 
 


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『リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝』 京都市立近代美術館

2013年06月14日 | 美術・文様・展示物


 

 『リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝』
 
 平成25年3月19日(火)~平成25年6月9日(日)

 公式HPより ▼
 オーストリアとスイスの間にあるリヒテンシュタイン侯国。同国の国家元首であるリヒテンシュタイン侯爵家は、優れた美術品収集こそが一族の栄誉との家訓のもと、500年以上にわたってヨーロッパ美術の名品を収集してきました。その数は3万点に及び、英国王室に次ぐ世界最大級の個人コレクションといわれています。本展では同コレクションから名品を選りすぐり、日本で初めて公開します。世界屈指のルーベンス・コレクションからは、愛娘を描いた《クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像》などが来日。ラファエッロ、クラナッハ、レンブラント、ヴァン・ダイクをはじめとする巨匠たちの名画や、華麗な工芸品が一堂に並びます。


 京都市立近代美術館
 〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町124(岡崎公園内)

 

 

 

 

 

 


 5月
 ルーベンスが見たくて、『リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝』に行く。

 多くの鮮やかで豪華な展示物に目を奪われる。
 ルーベンスの作品が公開されている部屋では、長く長く恋いこがれながら作品を見た。



コメント (2)
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大和文華館「寝覚物語絵巻(部分)」 「忠信次信物語絵巻(部分)」を見たい!11/22(金)~

2013年06月14日 | 絵巻物、縁起絵巻、巻物、絵解き掛け軸





文学と美術の出会い
-平安時代から江戸時代の物語絵-
2013年11/22(金)~12/26(木)☆

大和文華館
「寝覚物語絵巻(部分)」 「忠信次信物語絵巻(部分)」



 見たい☆


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『尖(SEN)』2013年5月 京都市美術館   福元なおんど「骨骨龍舞」

2013年06月14日 | 美術・文様・展示物



『尖(SEN)』

 京都市美術館
 2013年5月28日(火)~6月2日(日)

 
 「骨骨龍舞」素材:和紙、金泥、銀泥、膠、金箔
  福元なおんど
  福元なおんどの膠絵
  尖(SEN) 公式HP

●個展
2003年 「蟹問答」 画廊後素堂(京都)
2004年 「果蔬百鬼夜行」 画廊後素堂(京都)
2006年 「鯰絵」  maronie3(京都)
  「妖魔鬼怪合戦図」 ぎゃらりかのこ(大阪)
2007年 「納涼 きんぎょまつり」 立体ギャラリー射手座(京都)
2008年 「決戦!さるかに外伝」 立体ギャラリー射手座(京都)
「是害房」 ぎゃらりかのこ(大阪)
2009年 「妖魔奇怪合戦図屏風」 Kaikiki Zingaro(東京)

2010年 「骨骨龍舞」 ぎゃらりかのこ(大阪)
2011年 「MONONOKE PANDEMONIUM」 Galerie Vanessa Rau(フランス)
2012年 「TOBAE(鳥羽絵)」 Ouchi Gallery(ニューヨーク)
     「はくびょう -なおんど略画-」 Gallery AMI(大阪)
     「SAIREI-ZU : Festival des Démons」 Galerie Vanessa Rau(フランス)●企画展・グループ展
2005年 「日本画ジャック」 京都文化博物館
2007年 「陶器展」 ぎゃらりかのこ(大阪)
2011年  Handmade Korea Fair (韓国)
2012年 「ジパン具」  Gallery I (京都)
2013年 「7th 100 Artist Exhibition」  Ouchi Gallery(ニューヨーク)

 

 2013年5月末
『リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝』でルーベンスを長時間立ち止まって堪能した後、2階で 福元なおんど氏の「骨骨龍舞」や斬新な日本画の数々を楽しあせて頂く。
 福元なおんど氏のテーマには魅かれるものがる。

 他、残念な事に作者名を忘れてしまったが、かなり大きな作品にえんぴつで多くの線を引き、消しゴムを使って立体感を表したものが複数枚あり、目をひいた。
 これをなんとか完成度の高いものにすれば、もっと面白い作品になるかもしれない。
 素直で風と音楽の流れを感じる優しい作品に仕上げられていた。

 







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フランシス・ベーコン展を見たい☆

2013年06月14日 | 美術・文様・展示物


 以前にも書いたが、フランシス・ベーコン展は関西には来ない(涙

 8月いっぱいまである名古屋にかけるしかない。

 



 フランシス・ベーコン展
 会 期 2013年6月8日(土)‒ 9月1日(日)
 会 場
 豊田市美術館
 〒471-0034
 愛知県豊田市小坂本町8丁目5番地1

 名鉄豊田市駅または
 愛知環状鉄道新豊田駅より徒歩15分



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