乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

161; 『平城遷都1300年記念出版 NARASIA 日本と東アジアの潮流』松岡正剛  丸善

2010-10-25 | 読書全般(古典など以外の一般書)





記録のみ

     2010年度 161冊目  『平城遷都1300年記念出版 NARASIA 日本と東アジアの潮流』





 【著者】 松岡 正剛
 【編集】松岡 正剛

 【監修】日本と東アジアの未来を考える委員会
     日本と東アジアの未来を考える委員会



 丸善株式会社

 2009年6月6日 

 360ページ  ¥ 1,890 (税込)





 雑誌感覚で『平城遷都1300年記念出版 NARASIA 日本と東アジアの潮流』を見る。

 冒頭説明で,眺めて下さいとあったが,まさにその言葉はふさわしい。


 
 本書は定家1800円もするが、奈良に少しでもまつわるかと思われる写真が並べられ,また見開き左には比較民俗学のごとく関連を促す写真が並べ(たて!)られている。(笑み)
 
 平たく言うと,友のスクラップ帳を眺めている感じ。

 いや、友人などのスクラップ帳なら何がテーマかがわかるが,本書はその点が不透明。



 歴史年表は世界と比較してのせられていた。

 これ,おもしろいね、楽しいね^^あとは、内緒。

 

 おもしろい感覚だと思われる写真もあった。

「スーパーマーケットの商品棚」は「大仏蓮弁線刻図様」との比較であったが、色とりどりのおびただしく陳列された商品がわたしには曼荼羅図のように思えたのは、こころもち おかしい。



 なんだか 肉や 魚やのちゃんぽん。くわえて 乾燥果実や 塩辛や 果てはくさやまで入ったごった煮的なこの感覚は グロテスクリアリズムなアジアンの中の一国としてあらわされたようで、逆におもしろい。日本のことを、

 ああ!アジアだ、アジアなんだ!アジアなんだよぉ~  と三回唱えると、この本の存在に近づける気がする。

 もしかしてこの本そのものが曼荼羅なのかも…ネ。



             




 今日は奈良の郡山城址で見た景色を雑多に並べてみました。

 お許しを…。




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