2010年 映画82; 『ブレイブハート』
BRAVEHEART
あらすじ ★★★★★ ★★★★☆
歴史的背景の描き方 ★★★★★ ★★★★☆
満足度 ★★★★★ ★★★★☆
この映画の好きさ ★★★★★ ★★★★★
お勧め度 ★★★★★ ★★☆☆☆
1995年 アメリカ 178分
アカデミー賞 5部門受賞
作品賞 監督賞 撮影賞 メイクアップ賞 音響効果賞
監督
メル・ギブソン
脚本
ランドール・ウォレス
出演
メル・ギブソン/ソフィー・マルソー/パトリック・マクグーハン/キャサリン・マコーミック/ブレンダン・グリーソン/アンガス・マクファーデン/デビッド・オハラ/イアン・バネン/ジェームズ・ロビンソン/トミー・フラナガン/ジェームズ・コスモ/アラン・アームストロング/ドナル・ギブソン/ブライアン・コックス/他
『ブレイブハート』を見て、涙を流す。
似たようなあらすじの映画を見たことがあるが、『ブレイブハート』は好きだった。
どこかしこに懐かしさを感じる『ブレイブハート』
スコットランド側の兵士の固まり(集団)が日本の武者に見える。
光と影、動き、走り方、構え方。 黒沢作品で見た場面が飛び散る映像。
『副王家の一族』に続けて『ブレイブハート』を見たわたし。
『果樹園(ブースターン)』冒頭の
序 (部分)
・・・・・・・・・・
ある者の王座の頭には幸運の王冠をかぶせ
ある者を王座から地面に引きずり下ろす
ある者は不運の毛布をまとう
・・・・・・・・・・ (サーディ)
が、いやに重い。
しかし『ブレイブハート』の
「Freedom!!!ーー--...... , 」
は、さらにわたしの心にのしかかる。
13世紀後半、スコットランド王が世継ぎを残さず他界。
スコットランドの貴族は王位を狙う。
その隙に英国王エドワード1世(マッグーハン)が侵略。
スコットランドを英国領土にする。
英国軍によって父と兄を殺され孤児になったスコットランド人のウォレス。
伯父に引き取られる。
スコットランドを離れ、ヨーロッパを旅しながら育つ。
やがて成人したウォレス(ギブソン)は、生まれ故郷のスコットランドに戻る。
幼なじみのミューロン(マッコーマック)と再会。
二人は恋に落ち、二人だけで結婚式を挙げる。
駐留する英国兵がミューロンが乱暴。
救おうとしたウォレスが英国兵を殺す。
英国人の領主はウォレスを捕らえる為、ミューロンを殺す。
愛妻を殺されたウォレス。
領主を殺し、勢いにまかせスコットランドの自由を取り戻そうと立ち上がる。
これまでの英国人による支配に憤るスコットランド人多数が一斉に蜂起。
ウォレス達の戦いぶりは目ざましく、英国軍を打ち破る。
エドワード王は、皇太子妃のイザベル王女(マルソー)を和睦の使者とし、ウォレス陣営に送り込む。
イザベル王女は、政略結婚でフランスから嫁いで来た。
夫・皇太子が同性愛者の為、純粋で逞しいウォレスに魅力を感じる。
エドワード王は イザベル王女が和睦交渉の間に、他国に援軍派遣を依頼。
彼女は自分が時間稼ぎに利用された事を知る。
エドワード王の卑劣に憤ったイザベル王女は、英国軍に援軍が来る事をウォレスに教える。
ウォレスはスコットランド貴族達の応援を得て、決戦・・・
そして ラストは・・・・・・・・・