乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

さらば国分寺書店のオババ

2006-09-30 | 読書全般(古典など以外の一般書)
     さらば国分寺書店のオババ記録のみ

      著者  椎名誠

      平成8年9月1日発行

      平成11年6月5日6刷

      (株)新潮社

       新潮文庫

       514円

 昨日はプールに行気、2時間泳ぎまくっていた……

 その後本を二冊読みました……

 二冊目は 椎名誠の『さらば国分寺書店のオババ』でした。

 ああ、面白かった……


 そういうと、今月は全く本を読んでいませんでしたっけ?

 とほほ……

      
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ニザエモン恋し

2006-09-30 | 読書全般(古典など以外の一般書)
     ニザエモン恋し(記録のみ)

          著者  小松成美

          2002年7月20日

          初版第1刷発行

          (株)世界文化社

           2000円

 十代の頃から好きだった役者さんの一人、当代ニザエモンさんの写真が美しく素敵な本でした……

 
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舟船 / 狂言

2006-09-25 | 能楽・狂言

        舟 船

    大蔵流狂言      柳本勝海師 

              佐々木千吉

 24日奈良公演県庁前でSIBANOUが行われました。

 能楽『井筒』の前に狂言『舟船』が演じられ、楽しいひと時を過ごすことができました・・・

  主人(写真)は、たまには外出しようと太郎冠者にもちかける。

 太郎冠者は西宮に行きたいという。

 途中で大きな川(神崎川)が流れる。

 太郎冠者は遠方に向かっって、

「船(FUNA)やーい。FUNAやーい。」

と呼びかける。

主人は

「あれは舟(FUNE)だ」

というが、太郎冠者も負けてはいない。

 古歌を引き合いに船(FUNA)だと言い張る。

 主人も古歌を読み、謡って船(FUNE)と言い張るが・・・

 

 

 和歌を引き合いに出し、舟(ふね)か船(ふな)かを言い争うこの掛け合いと言葉遊びが面白い。

 

  『山田 矢橋の渡し舟の夜は通う人無くとも

   月の誘わば自ずから 舟も焦がれて出らん 

       船人(FUNA BITOも焦がれ出らん 』

               ( ↑ うる覚えでごめんなさい )

 

 得意に謡った主人だが、墓穴を掘ってついに主人は太郎冠者に言い負けてしまう。

 

 

 最後の主人の言葉、

「そういう了見なら、ちと負けとけ・・・」

 ( ↑ これもうる覚えでごめんなさい )

                     (チャンチャン)

 上の絞め言葉も面白かったな・・・

       

 

 狂言は腹を抱えて笑えるところがいい・・・

 大好きな千之丞さんを観たいと今回も思ってしまった いけないワタシ・・・  

 千之丞さ~~ん、『起き上がりこぼし』観たいのよ~~・・・とふざけたワタシ・・・

 

 

 

 最後に……

 

 能・狂言の鑑賞暦が浅いため、間違いや失礼が多々あると思われますが、お許しください。

 能・狂言について 知らないことばかりで、多分かなり間違ったとんちんかんなことを書いているのではないかと感じてはいるのですが……私の場合今のところここまでしか理解できておりません。

 後日読み返して 多分恥ずかしい思いをするのではないかと感じています……

 忘れない為に記録をつけるつもりで書き込んでおりますが、間違い、お気づきの点がございますればお教えいただけましたたなら 幸いです。

 どうぞ宜しくお願いいたします。

 

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井筒(能楽)/『杜若』との類似点及び相違点

2006-09-25 | 能楽・狂言

           井筒  

         作者    世阿弥

    金春流能  金春欣三師  他

        季節     秋(旧暦9月)・・・『井筒』はすすき、五ヶ所

        時/場所    10月24日 /奈良公園県庁前

 

 

 旅僧(ワキ)が奈良の長谷寺へ向かう途中に在原寺を訪れる。

 在原業平夫婦のことを弔る。

『杜若』の場合は花に見入る。         ・・・【設定類似】

 

 

 すると真夜中に里女(前シテ・・・うす衣と男装用冠をつけてない姿・・・実は紀有常の娘の霊)が現れ、塚に水を備えての熱心な回向。

 旅僧が声をかけると、この塚は有名な業平らしく、弔っているのだという。

 里女は旅僧の求めに応じ、幼馴染だった業平と紀有常の娘が恋を貫いて結婚した話や、結婚後業平が別の女の許へ通うようになったが、妻の誠意に心打たれて妻の許へ戻った話などを語る。

 この上の部分はあまりにも有名で、私立ち家族も歌もしっかりと聞き取ることができる。

 そう・・・これまた『杜若』同様 『伊勢物語』。

                  ・・・【設定類似】

 里女がはるか昔の話を詳しく知っていることを不審に思った旅僧が問う。

 里女は自分が紀有常の娘の霊であることを告げて姿を消す。

                              ・・・【設定類似】

 

 

 毎日在原寺に参詣する人より業平夫婦の話を聞いた旅僧。

 先ほどの里女はやはり紀有常の娘の霊であると確信。

 霊が再び姿を現すのを待つことにする。

 

 

 この間里女(前シテ)は舞台裾。姿無し。

『杜若』の場合後見に舞台上で上衣と冠を調えてもらう。

                            ・・・【設定相違】

 

 

 しばらく シテ(有常の娘の霊・・・(後シテ))が現れる。

 後シテは業平の形見の上衣や冠を身にまとっている。

                            ・・・【設定類似】

       

  

 業平のことを偲びながら舞(序之舞)を舞う。

 井戸に自分の姿を写してみた有常の娘の霊は、我が姿ながらも業平の面影が感じて懐かしむ。

 

 

 今回の『SIBANOU』でも『井戸』は舞台中央のすすきの束。

 

 有常の娘の霊はこの『井戸』(すすき)まで舞いいで、そこで感情を頂点に達したと感じさせるような面(面)のかざし方を繰り返し、切なき女心を自然(SIBAや空気や化し画の山や大和の地)の力も後押しをして、ひしひしと身震いさせるほどに観客に伝える。

 

 そして有常の娘の霊の情念がクライマックスに達した時に、彼女はすすきの束を一気に折り、井戸を覗く仕草をする・・・

 

 素晴らしすぎる・・・

 

 

 

 舞い方は詳しくはわからないが、『杜若』の場合と同様に切なさや思いがこの舞にも感じられる。

 面をかしげたり腰を下げたりと能独特の動きに魅力を感じる。また片袖或いは両袖をかざしたり、くるりと回したり・・・まわした袖を戻したり・・・                     

                               ・・・【設定類似】

 

 

 

 空も白み有常の娘の霊は姿を消す・・・せつな~~い・・・

                               ・・・【設定類似】

 

 

 

 能楽は中学から観ていて長いが、その割には初心者で・・・何にも知らない。

 詳しく深く、いや浅くもわからないが、面白い・・・、

 ・・・っていうか、観月能とSIBANOUを観た日からお能の興奮と余韻に浸って眠れない私・・・

 私は『カブキ』と同じくらいに『能楽』に恋をしはじめたのかもしれない・・・

 

 

 

 

 最後に……

 

 能・狂言の鑑賞暦が浅いため、間違いや失礼が多々あると思われますが、お許しください。

 能・狂言について 知らないことばかりで、多分かなり間違ったとんちんかんなことを書いているのではないかと感じてはいるのですが……私の場合今のところここまでしか理解できておりません。

 後日読み返して 多分恥ずかしい思いをするのではないかと感じています……

 忘れない為に記録をつけるつもりで書き込んでおりますが、間違い、お気づきの点がございますればお教えいただけましたたなら 幸いです。

 どうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

 

 

http://www.naraliving.com/special/spe_040528.html

 ↑ 『井筒』に謡われる奈良に位置する井戸

http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/7c324a87cb5db6b80310e6e43712821d

 ↑『杜若』感想はこちら

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SIBANOU

2006-09-25 | 舞台・音楽 雑感メモ

          SIBA能 

 22日の観月祭に引き続き昨夕(24日)は家族で春日の神山を背景にSIBA能を堪能しました。

 能楽『井筒』や狂言『舟船』、また仕舞『春日龍神』と『船BENKEI』。

 仕舞の『春日龍神』以外は見たことがありました。

 特に『船BENKEI』は とみじゅうろうさんや玉さぶろうさんなど カブキの方でなじみがあり、親しみを感じます。

 

 能舞台を設けずに古式ゆかしく自然のSIBAの上で舞われる形式のはずなのですが、公演のSIBAの上には人工SIBAカーペットで舞台が設けられていました。

 またSIBA居の言語ともいえるSIBAの上に敷物を引いて演目をみる形式ではなく、学校の講堂などでよく使われる折りたたみいすが設けられ、足元までは見得ないのが残念でした。

 やはり能楽や舞踊は足元まで観たい私には残念な気がいたします。

 

 

 SIBA能鑑賞講座に参加者には席を設けられており、場所によっては全く見えない様子で席を変わり続ける方が続出。

 あちらこちらに同じ方が移動され、色々な方がたったり座ったり・・・

 最後にはいす席のはずの後ろの方々が立観されましたもので、有料席ではなかった私たちは全く見えなくなってしまいました。

 舞台が地面の高さにあり、いす使用というのは舞台つくりの基本を踏んでおられないような気がいたしますのは私だけでしょうか・・・

 もともとはこの『SIBA能』鑑賞会はSIBA能を保存する意味合いも兼ね備えたイベントと承っております。

 

 

 少なくとも2003年までは本来のSIBA能の形式をとられていたようですが、形式を変えられたことを非常に残念に感じてやみません・・・

 さぞやその頃までは幽玄の世界へ導かれていたのでしょう・・・

『保存』に重点をおく意味合い及び観客に本来のSIBA能の経験の場をお与えくださいます意味合いでも、以前の形式が好ましい用に思うのですが、やはり諸事情を考えられた時には今回のような椅子使用といったことになってしまうのも、やむをえない事実かも知れませんね・・・

 

 

 能もブンラクと同じように多分『音』がとても大切なのでしょう?

 初心者の私でも『能』や『仕舞』のときの足袋の摺る音や足踏みを聞くと、なんだかワクワクします・・・

 

 ところが・・・

 

 残念なことに、主催である○○新聞のスタッフの一部の方々が『能楽』や『狂言』の間、ずっと大声で話されていました。

 仕事や能や狂言にかかわりのない雑談を控え、仕事に専念していただきた暇では申しませんが、せめて観客に聞こえない場所か或いは小声で死後を楽しんで下されば、もっと楽しいひと時を過ごすことができたのでしょうね・・・

 こう考えるといつまでも学生時代の感覚でいた私ですが、嫌な中年になってたのですね・・・

 

 

 とはいえ20代後半の院生らしき私の横の男性も大声の雑談と椅子席の方の諸々の横行に対して神経質になっておられましたし、私の○画の師匠などは途中で閉口されて帰ってしまわれました。

 

 スタッフ3人(男二名、女一名)は立ち話、受付では客とスタッフが大声で長時間交渉・・・

 

 

 たいへん手厳しいようで申し上げにくいのですが、主催者はSIBA能保存やSIBA能鑑賞教室を開催する以前の問題として、○○新聞社員スタッフ一同に趣旨を把握させる教育をする必要があるのではないでしょうか・・・

 

 

 能楽においても椅子席で数名は早すぎる調子の外れた大きな拍手が起こってしまいました。

 拍手は致し方ないのでしょうが、シテが姿が消える前に席を立って帰り出す椅子席の観客の方が多数おられました。

 椅子席は先ほども記しましたようにSIBA能鑑賞教室を受けた方が多数いらっしゃるように聞いております。

 

 

 私も含めまして、大人としての最小限の基本的なマナーも身に付けたいものですね。

 今回のSIBA能は素晴らしい『能楽』や『狂言』や『仕舞』やそのほかの色々な意味合いを含めまして、楽しい経験となりましたことをここに御礼申し上げます。

 

 

 

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南京町(神戸)

2006-09-24 | お出かけ
   神戸  南京町 (9/20)


 20日、家族3人でで南京町の『海皇』というお店でお昼をいただきました。
 シェフおまかせAコース。何が出てくるかはお楽しみ。
 ついでといってはなんですが、紹興酒(HOT)もお昼からいただきました。
 これがまた人肌強温かまで美味しい。
 疲れが吹っ飛んじゃいます。

 お料理は色々出てきたのですが、省略。
 春巻き生地で海老や白身魚のつぶしたものや枝豆をまいて蒸したものがでてきましたが、コリアンダー(パクッアイ?)の香りでかなり匂いが強烈。
 シュウマイのような蒸春巻きのようなこのお料理は、スーパーで市販されている100円くらいの『眠々の餃子のたれ』のような味のたれに付けていただきました・・・
 このお料理が子どもにはお気に入りで、西安で食べた料理の味だったそうです。
 ちなみにふかひれスープの上にもコリアンダーのような葉がたくさん浮かべてあったのですが、こちらの匂いは大香りに感じました・・・
 同じ香味野菜(葉)なのに不思議・・・

 種類もいっぱいで安価。そこそこ美味しくいただけ、楽しい時間を過ごすことができました・・・
 
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能楽 杜若 (KAKITUBATA)

2006-09-23 | 能楽・狂言
       能楽 杜若(KAKITUBATA)

       作者  世阿弥

       シテ  上田 恭三  (杜若の精)

       ワキ  村山 弘   (旅僧)

       大  石井保彦   太  井上恵介
       小  武村英敏   笛  相原一彦

       後見   豊嶋幸洋  豊嶋晃嗣

       地謡   十名


 法隆寺のある奈良の斑鳩の里で、昨夜観月祭がおこなわれた。

 仕舞、狂言に続いて最後は能楽。
 かがり火の火の粉も空にまいあがり、観客は静粛に舞台を眺めている。

 ワキの旅僧に続いて、シテの杜若の精登場。

 杜若の精母締めの装いは若干船弁慶を思わせる。面、能装衣、足元などどれをとっても美しい。
 

 話の流れは三河の国八橋で旅の僧が杜若の花に見とれている。
 すると一人の里女(杜若の精)があらわれ、在原業平の歌を謡い出す。

「♪KAKITUBATA~KITUTUNARENISI~TUMASIAREBA~
            HARUBARUKINURU~TABIWOSIZOOMOU~♪」
『伊勢物語』で有名な在原業平の『KA・KI・TU・BA・TA』の文字を頭に韻を踏んで読んだあまりにも有名な和歌の一首。

 やがて花の精は業平をたたえて舞を披露する。



 花の精は薄衣を羽織、頭には男性の冠をかぶって業平になりきり、美しさと凛々しさ、また業平の妻に対する思いやりの優しさや切なさ、旅の不安などを見事に舞わける流れが優雅であった・・・



 余談ですが奈良の斑鳩小学校では数年前から『能の授業』を受けることができるそうです。
 このときの講師は杜若の精を演じておられた上田恭三さんだそうです・・・うらやましい・・・
 子どもの方も伝統芸能に慣れ親しみ、楽しんで本格的に取り組んでおられるお子達も何人かいらっしゃるようで、将来に継承されるのかと思えば、今から楽しみですね・・・
 そういうと諸大学などでも能のクラブがあったりカブキや伝統芸能の役者さんや演者を講師に迎えての授業を組んだりと、本当にうらやましい限りです・・・










  最後に……



 能・狂言の鑑賞暦が浅いため、間違いや失礼が多々あると思われますが、お許しください。

 能・狂言について 知らないことばかりで、多分かなり間違ったとんちんかんなことを書いているのではないかと感じてはいるのですが……私の場合今のところここまでしか理解できておりません。

 後日読み返して 多分恥ずかしい思いをするのではないかと感じています……

 忘れない為に記録をつけるつもりで書き込んでおりますが、間違い、お気づきの点がございますればお教えいただけましたたなら 幸いです。

 どうぞ宜しくお願いいたします。







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観月会 『佛師』

2006-09-23 | 能楽・狂言
     観月会 狂言 『佛師』

      シテ  茂山 宗彦
      アド  茂山 七五三
      後見  茂山 逸平


 読んで字のごとく、『仏師』(佛師)之お話。
とにかく面白い、楽しい・・・

 狂言『六地蔵』の二人狂言といったところか・・・

 茂山宗彦さんと茂山七五三さんともにお声も抑揚も形(姿勢)もはりと艶があって、素晴らしい・・・
 茂山宗彦さんのお顔は表情から深く刻み込まれた皴にいたるまでが狂言師そのものの素敵な面で、感心してしまいました・・・
 ただ一点。茂山宗彦さんはこの日は少しお疲れだったのでしょうか?七五三さんの
「膠が乾いてござらん・・・。」
の言葉を受けて
「膠(NIKAWA)・・・にわか・・・」
といい直されてしまいました。

 観客の笑いの渦が巻き起こり、始終和やかな雰囲気でした。
 皆さん、楽しそう~~~♪


 余談ですが、そういうと千之丞さんの狂言が十月三日二文化会館でおこなわれるのでしたね・・・茂山千之丞さん、観たいな!千之丞さんの遊び心って、たまらなく魅力的ですね・・・
 余談ついでにもう一つ。『六地蔵』は東大寺1300年関係者のみ入場可能にて和泉流で観たのじゃないかと思いますが???数年も前のことで忘れちゃいました・・・


 

 

 








 最後に……



 能・狂言の鑑賞暦が浅いため、間違いや失礼が多々あると思われますが、お許しください。

 能・狂言について 知らないことばかりで、多分かなり間違ったとんちんかんなことを書いているのではないかと感じてはいるのですが……私の場合今のところここまでしか理解できておりません。

 後日読み返して 多分恥ずかしい思いをするのではないかと感じています……

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観月祭(仕舞)/太子ロマン斑鳩の里

2006-09-23 | 能楽・狂言
  観月祭  仕舞

  1)難波  豊嶋 晃嗣
  2)夕顔  豊嶋 幸洋
  3)融   田中 敏文


 九月二十二日、今年も斑鳩の里、上宮遺跡公園にて観月祭がおこなわれた。今年ではや十四回目を迎える。

 その日は新月ではあったが、奈良にゆかりの深い聖徳太子の命日を選ばれたそうな・・・

 薪能の形式をとられているが、ライトは非常に強い。

 観月祭の会場には斑鳩の地の方々がいっぱいで開演前にお弁当を広げ、くつろいでおられました。中にはビールを片手に、いい心地になって謡いに少し遅れてうたっておられる方もい達者いました・・・
 この観月祭もカメラOKのようで、カメラマンが会場と同時にベストスポットを探しておられ、たいへん和気藹々とした空気が流れておりました。
 なんだか斑鳩らしくて和みがあり、素敵な空間です・・・

 まずはじめの仕舞は『難波』。わかり安くて楽しめました。
「♪万世万座~~めでたき~~♪万世万座~~めでたき~~♪」
といった具合に二回繰り返され、ついつい浮かれ気分に・・・

 二番目は『夕顔』。舞われた豊嶋幸洋さんは能舞台で羽衣を着けたり冠をつけたりと後見(黒子の役目)をされて非常にインパクトが強い方でした。(後見の手伝いを豊嶋晃嗣さんも横でなさっておられました)

 仕舞の最後は『融』。これを舞われた田中さんは声も良く、舞も上等。『融』という仕舞の言葉や内容も面白い。
 個人的にはこの仕舞葉特に好きでしたね・・・
 この方は能の時には謡いの後方真ん中あたりに座っておられました。
 とてもいいお声っていう印象が強い方です。


 袴姿も皆さんにあっておられ、素敵な時間を過ごさせていただきました。
 皆さま、楽しい時間を誠にありがとうございました。

 







  最後に……



 能・狂言の鑑賞暦が浅いため、間違いや失礼が多々あると思われますが、お許しください。

 能・狂言について 知らないことばかりで、多分かなり間違ったとんちんかんなことを書いているのではないかと感じてはいるのですが……私の場合今のところここまでしか理解できておりません。

 後日読み返して 多分恥ずかしい思いをするのではないかと感じています……

 忘れない為に記録をつけるつもりで書き込んでおりますが、間違い、お気づきの点がございますればお教えいただけましたたなら 幸いです。

 どうぞ宜しくお願いいたします。
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花咲ける騎士道/ジェラールフィリップではありませ~ん

2006-09-21 | 映画

FANFAN LA TULIPE     花咲ける騎士道

  満足度 ★★★★★

  感動度  ★★★☆☆

  面白さ ★★★★★

 

   2003年  フランス    108分

  監督  ジェラール・クラヴジック

  脚本  ジャン・コスモス

       リュック・ベッソン

  衣装  オリヴィエ・ベリオ

 

 キャスト

 ヴァンサン・ペレーズ

 ペネロペ・クルス

 ディディエ・ブルドン

 エレーヌ・ド・フジュロ

 ミシェル・ミュレール

  

  18世紀 フランス。

 プレイボーイのファンファンはかわいくてキュート。

 モテモテの男前。

 

 ある日、いつものように若い女と関係を持った。

 そして結婚強制強要。

 

 ところが・・・救いの神が・・・彼の前には手相占いする黒髪の美女、アドリーヌが・・・

 彼女は、

『貴方は王女と結ばれる運命にある』と予言。

 

 この言葉の感化された彼は、人の嫌がる軍隊に志願する事でなんとか結婚の義務から逃れ、ハチャメチャが起こる・・・

 

 

 重厚かつずっこけたコメディラブストーリー。

 とにかく上質のコメディ、そして最後には私たちを裏切らないかっこよさととろけるようなハッピーエンド。

 

 

 オリヴィエ・ベリオは さすが『王は踊る』の衣装監督とだけあって、上品さをかもし出し、映画全体を上質なものに仕立て上げている。

 騒々しさと上品さを兼ね備えた秀作。

 

 

 周りのキャストも表情や仕草にも注目したい。

 かなりの面白さが隠されており、見事なできばえ・・・

 

 

 ただ・・・・・・

 フランス語ではかなりの言葉遊びが期待できただろうに・・・

 わからなかった私がカナシイ・・・・・・

 

 

http://www.geocities.jp/yurikoariki/philipe

 ↑ ジェラール・フィリップの『花咲ける騎士道』ものっています

 

 

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約三十の嘘 (またまた椎名拮平&中谷美紀)

2006-09-19 | 映画
    約三十の嘘

  話の展開★★★★☆ 

  満足度 ★★★★☆

  感動度 ★★★☆☆

  音楽  ★★★★☆



 邦画   2005年
 
  監督   大谷健太郎

  脚本 土田英生
     大谷健太郎
     渡辺あや 

  原作 土田英生

  音楽 クレージー・ケン・バンド ★★★★☆

  キャスト 
     椎名拮平

     中谷美紀
      先日観た『電車男』のエルメスよりも好きだったな・・・
      表情に満足!

     妻夫木聡

     田辺誠一
      なんともいい味をかもし出していた田辺誠一さんでした・・・

     八嶋智人

     伴 杏里   他



 最近続けざまに椎名拮平さんと中谷美紀さんの映画ですが・・・

 うふふ・・・(布団)詐欺集団しか・・・

 話はそんな単純なものではなかった・・・

 舞台はトワイライトエクスプレス(豪華寝台特急)だけ。

 北海道での布団販売は全てカットで、超アップテンポが心地よい。

 閉ざされた中での人間模様。

 最後の物語るの展開も好きだった・・・

 面白かった・・・




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化粧師(KEWAISHI)

2006-09-18 | 映画

(写真は出雲大社の朝拝)

       化粧師/KEWAISHI

 満足度   ★★★☆☆

 感動度   ★★★★☆

  話の展開   ★★★★☆

 2001年  日本映画   1時間53分

 監督  田中光敏

 原作  石ノ森章太郎(仮面ライダー)

 脚本  横田与志

 

 

キャスト 

 椎名桔平 

  印象深くてよかった。

  化粧師を深く演じておられました 

  意味合いの深い役柄ゥこなしていた

 

  映画の中ではほとんど自らを語ろうとしない彼。

  焼け出され女つうになって努力するある女にだけは自らを語る・・・

 「女優になれるでしょうか?」

 の女の言葉を受け、熱きを語る。

 

  またこの女にだけは二度化粧をするがさらりと交わした演出は心憎い・・・

 

  化粧師葉この女中と幼い男の子の生き様に、自分の生い立ちを重ね合わせていた・・・

 

        

         

     菅野美穂

         悲しくゆがんだ表情を取り繕うとする、

         損なかの銃尾の姿が物悲しくてよかった

 

 

     池脇千鶴

 

 

     大杉蓮 

 

 

     田中邦衛

 

 

     いしだあゆみ 

       この人の演技、いつ観てもすきなんですよねぇ!!

       奥さん曰く、

      「女は演じることにより、幸せになるのよ。」

      といった後、仏壇の写真を眺める・・・上手い

 

 

     川谷卓三の息子さん(?) 

       目が物語っていて、いい味が出ていました!

 

 

 

 

 原作が石ノ森章太郎さんで今回も『化粧』で『変身』・・・なんていう、つまらないことは申しません。

 

 映画の一作品として見ごたえのある面白いものでした。

 

 とにかく深い・・・

 

 化粧師の言動や人とのかかわりはことごとく自分の行き方や生い立ちに戻ってくる。

 

 その根本的意味合いを理解していた唯一の食堂の一人娘も、泣く泣く身を引く。

 

 彼の聞こえない耳の片腕になろうと心底惚れていた娘は、彼の愛している女は同胞の生い立ちに近い焼け出された一人の女であることを知り、見合い写真を撮るために化粧師に化粧を頼む・・・

 

 この時の化粧師と女(菅野)は映像的にも美しく、化粧を通して営みを現す・・・

 

 ただ、この部分をもっと膨らます方が映画作品としてが面白くなったのではないか・・・

 

 

 多少二,三の中国映画と黒澤作品の『どですかでん』を思わせる節はありましたが、全体としてはこじんまりとまとまっていたのではないでしょうか・・・

 

 また『化粧師』というからにはもう少し女性の憧れるような化粧であって欲しかったのも事実ですが、これは大正という時代の制限があったから、いたしかたありません・・・

 

 カブキの『かみゆいしんざ』や『夢のなかぞう』のかみゆい、或いは化粧の場面のようにもう少し膨らまして化粧の見せ場を作ってもよかったと思うのは私だけでしょうか・・・

 

 またどの女にも同様に分け隔てなく化粧したのは、この化粧師地震の信念を強調したかったのでありましょうが、地下エア配分がやや分散してしまったようで、いい作品だけに惜しい気持ちでした・・・

 

 

 全体としては楽しめてよいできの作品で、観終わった後満足感でいっぱいでした・・・

 

 ああ、面白かった。

 

 

 

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電車男/映画版/2006年

2006-09-17 | 映画

     電車男 

        満足度        ★★☆☆☆

        感動度        ★★☆☆☆

        エルメスらしさ    ★★★☆☆

        電車男(オタっぽさ)★★★★☆  

         日本  2005年

        監督   村上正典

        原作   中野独人

        脚本   金子ありさ出演

       キャスト  山田孝之

              中谷美紀

              国仲涼子

              瑛太

              佐々木蔵之介

              木村多江     他

  http://www.nifty.com/denshaotoko/html/main.htm  

     ↑電車男の公式HP

  http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/6184a59e1a63a7f257a7e2ad8d650e36

   ↑原作『電車男』感想

                              

 

 2ちゃんねるの『毒男』スレが評判となり 単行本になった「電車男」の映画化。

 映画の方もドラマ同様に楽しむことができましたが、ドラマのエルメス(伊藤美咲)や電車男があまりにも印象的過ぎて、映画のキャストは演技良はあるものの、少し違和感を覚えました。

 映画の方は要らない部分を極力そぎ落とし、二時間といった枠の中で、作者のいいたい部分に焦点を絞ったものでした。

 そのため若干コメディ部分が中途半端にはなりましたが、その分品の良いできばえとなり、さすが映画向きに作られているなぁ~って思いました。

 映画とドラマと原作とのつがいがはっきりとわかり、そういった意味でも楽しめる作品でした・・・

 

 映画の方で感心した部分はホーム内で線路をはさんで電車男とその仲間との対話部分。

 一度目には      『女(妻)』→『看護婦』→『男(夫)』

だった並ぶ順が、

「これからは俺たちの番だ・・・」の会話の後、

              『看護婦』→『女(妻)』→『男(夫)』

の変わった点。細やかな演出だ・・・

 

 ただ、倦怠期気味であったであろう夫婦が電車男とエルメスの恋をきっかけに、食卓は豊かになり、ピンクのバラとリリーが飾られている説明的映像はくどい気もしました。

 他の顔も知らないネット仲間も徐々に自分を見つめ、表に目を向けつつある・・・

 なんともいえまい心温まるお話に乾杯・・・

 

 ただ・・・

 

 最後の結末のどんでん返しは想定外で面白かった・・・

 

 映画の結末の方が話の流れからすれば面白かったし、『逆シンデレラのラブストーリー』としてみるのであれば 砂糖菓子のように甘いドラマの方がにやけてきて、原作の本質的な『電車男』を上手く表現していると感じたのは、私だけなのでしょうか・・・

 

 

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ホームアローン3

2006-09-16 | 映画
ホームアローン 3
 
          満足度   ★★★☆☆
         
        感動度   ★★☆☆☆

        面白さ   ★★★★☆

         1997年  103分   アメリカ

         監督    ラージャ・ゴスネル

         キャスト    アレックス・D・リンツ

                 オレク・クルパ

                 リア・キルステッド


 ホームアローン3も何度みただろうか・・・

 パロディありのハチャメチャホームコメディ・・・

 あまりにも有名真野で、感想は控えさせていただきます・・・

 ああ~~、面白かった!


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ドリーマーズ

2006-09-13 | 映画

   ドリーマーズ  

 TVのBSJで以前観たドリーマーズをまたみてしまいました・・・

 面白かった・・・

 ちょっと最近『TV映画』と『TVカブキ』と『TV芝居』『TVオペラ』『TVバレエ』を観すぎかも・・・

 せめて一日三、四本までに限定しなければダメだな・・・

 感動度   ★★★☆☆

 満足度   ★★★☆☆

 音楽    ★★★★☆ 

http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/828977960e4326685a73eb92487c4e6b

 以前観た時の感想です・・・

 

(写真は奈良の吉城園です)

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