乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

八月のモモ

2020-08-13 | ヨーキなモモちゃん

 

   

 

 うちの子はカメラを向けられるとソワソワとして、お尻を向けてしまう。

 そこで椅子の上に乗せると、ももちゃんは下を向き怖がって足をオタオタさせていた。

 ではではと夫が抱きかかえても、あっちやこっちにプイプイと向きを変えて抵抗する。

 数枚撮った中で、なんとか顔が映ったのは、この一枚。

 モモちゃん、いつもみたいにごこげんな顔を見せてくれないと、困っちゃうヨォ!

 

 

    △ 写真は 八月のモモ    

    ▽ 音楽は  Uriah Heep July Morning live 1973 

 

コメント

化物和本草 15十一丁裏 十二丁表「み人(みいら)とりのみいら」  山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

2020-08-12 | 山東京傳

 

 化物和本草 15 十一丁裏 十二丁表「み人(みいら)とりのみいら」

 山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

 

 

 化物和本草 3巻

 山東京伝作 1761-1816

 葛飾北斎画 1760-1849

 版元 山口屋忠右衛門

 寛政十 (1798)

 18cm

 黄表紙

 読んでいるのは、早稲田大学デジタルライブラリー

 

 

化物和本草 十二丁表

「み人(みいら)とりのみいら」 

化物和本草 十一丁裏

ひとのせがれ

ふしよぞんにて

やうきゅうにふけり

すじついゑにかえらず

父母なげきに

せまり、こんゐの

ひとをたのみ

ごくろうにてハ

いへども、きさま

けうくんなされて

なにとぞ せがれを

いゑにつれかへりくださる

べしとたのまれ、すなハち

ゆうきやうのちにゆきて

かのせがれにあいつれ

かへらんとききやうくんを

もちゆるとき、かの

せがれのいへるハ、

「すいぶんきとうさまの

 御ゐけんにしたがい

 すみやうに、写り申べし、

 さりながら、まず御酒、

 いつさん めしあがつて

 くだされ」 とすゝめられ、

したぢハすきなり、

一はいのみ、二はいのみ、

ついにハその

 

化物和本草 十二丁表

せがれとゝもに

ふぎやうせきを

なし、りやうにん

ともにいゑにかへるを

わするときをなづけて

みいらとりの

みいらになる

とハ申なり

これはな

はだひとの

こたるもの

にハどゝ

  やく

  なり

 

化物和本草 十二丁表

このみいらハ

 ずいぶんなりを

 みやわせ

   たび/\

いけんで

   おろし

 さいまつして

  もちひずハ

  くすり

   にハ

   なるまい

 

 

ふしよぞんにて

 不所存にて

 所存(考え。意見。)

 不所存(考え、意義はありません)

 

すじついゑにかえらず

 筋ついえに返らず

「つい」は「継い」か?

覆水盆に返らずの他の言い回し  (ウィキペディア)

 覆水納め難し、覆水普遍、覆水何収、覆水不可収

 "It's no use crying over spilt milk."(こぼしたミルクを嘆いても無駄)

返る

 すじついゑにかえらず(覆水盆に返らず)

 ともにいゑにかへるを

 

けうくんなされて

 教訓なされて

 

ふぎやうせきを

 不行跡を

不行跡 

《名》身持ちがよくないこと。

〘名〙 (形動) 行ないがよくないこと。身持が悪いこと。また、そのさま。不行状。ふこうせき。

※談義本・教訓乗合船(1771)「ほうらつ、ふ行跡(ギャウセキ)、朝寝、夜あるき、気ずい、のらくらを、親兄弟にも、見かぎられ」  (大辞林)
 
 

 

ゆうきやうのちにゆきて

 遊興の地に行きて

遊興《名・ス自》

 面白く遊ぶこと。遊び興ずること。特に、料理屋・待合などで遊ぶこと。
 
 
かへらんとききやうくんを
 返らん時、教訓を
 
 返らん と、すじついえに返らず

 

 

 

 

 

コメント

化物和本草 14 十一丁表「六足(ろくそく)の駕(かご)」  山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

2020-08-12 | 山東京傳

 

 化物和本草 14 十一丁表「六足(ろくそく)の駕(かご)」

 山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

 

 

 化物和本草 3巻

 山東京伝作 1761-1816

 葛飾北斎画 1760-1849

 版元 山口屋忠右衛門

 寛政十 (1798)

 18cm

 黄表紙

 読んでいるのは、早稲田大学デジタルライブラリー

 

 

化物和本草 十丁裏

「六足(ろくそく)の駕(かご)」 俗(ぞく)にさんまいといふ

古戦場(こせんじやう)を鐘懸松(かねかけまつ)に

博牧志(はくいつかし)を引(ひい)て曰、

みつぞゝのかわずよく

あたをぶくし

みつぞくのごとく

よくやくわんを

のすと、つまびらかに

のせたれど、

六足(ろくそく)のかどハ

いまだみざる

ところなり、

いたつてあしの

はやきものにて

あたかも ちうを

とぶがごとく

ひるハいでず

よるになると

くらやみに

かくれゐて

 ハイかご 

  /\と

   なく、

つねに

 さかてをゑじ□□(欠け)とす、

 

 

あたかも ちうを

とぶがごとく

 あたかも宙を飛ぶが如く

 

 

 

コメント

化物和本草 13 十丁裏 「疳積(かんちやく)の虫(むし)」  山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

2020-08-11 | 山東京傳

 

 化物和本草 13 十丁裏「疳積(かんちやく)の虫(むし)」

 山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

 

 

 化物和本草 3巻

 山東京伝作 1761-1816

 葛飾北斎画 1760-1849

 版元 山口屋忠右衛門

 寛政十 (1798)

 18cm

 黄表紙

 読んでいるのは、早稲田大学デジタルライブラリー

 

 

化物和本草 十丁裏

「疳積(かんちやく)の虫(むし)」 

かんしやくのむしハ、ひたいに出しおく

しゆきばりたるむしなり、なりたふんハ

大ざけをこのみ、すりばち

すりとき、さらさはちをうちわつて

くらふをのかみきへしの

くへきずいむらに、このむし

おゝくしや□□(欠け)

ゆう/\じやなんし、おしやう

ゆるりくらんはのまるかゆを

ゆるりくらんはのなるまゆを

かけてきをなかしかぢ

したぬいてのいしき

さいご、したまふ、

ひとたるかのこの

むしにつかれるときハ

ついにみをほろぼすなり

きなし

 きすいを

  つゝしみ

   くのむしを

    ちかづけ

     べからず

 

 

    しゆうとう

    くるしみを

    たすかれ

      /\

 

 

疳積(かんちやく  かんしゃく)

 ちょっとしたことにも感情を抑えきれないで激しく怒り出すこと。また、そういう性質や、その怒り。「癇癪を起こす」「癇癪が強い」

疳(かん)

 小児の病気のなかで最も恐れられていたのは痘瘡,麻疹であり,大量の子どもがこれで死んだ。小児特有の病気として古くからいわれてきたものに〈虫(むし)〉と〈疳(かん)〉がある。虫という病名は,本来医学用語の体熱の蒸(むし)から出たとされ,のちに小児に多い寄生虫と結びつけて広く用いられるようになった。(小児医学より 世界百科事典)

 

コメント

化物和本草 12 九丁裏 十丁表「奴(やつこ)のひぼし」  山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

2020-08-11 | 山東京傳

 

 化物和本草 12 九丁裏 十丁表「奴(やつこ)のひぼし」

 山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

 

 

 化物和本草 3巻

 山東京伝作 1761-1816

 葛飾北斎画 1760-1849

 版元 山口屋忠右衛門

 寛政十 (1798)

 18cm

 黄表紙

 読んでいるのは、早稲田大学デジタルライブラリー

 

 

化物和本草 九丁裏

「奴(やつこ)のひぼし」

ひとハかゝととなる

ものをたつとみ、にち用の

ものをいやしむ みやこの

ひとむき、女らをたつとみ

こめのめしをめづらしがらぬ

たぐひなり、されバなるむかし、

ゐとくのちんぶつを

このむひとあつて

おらんだじんのしりを

あらふつぼへはなをいけて

たのしみしをながさきの

ひとみてわらひしを

いふ仕なしもあり

こゝにもろこしをさる事

万八りひがしの

かいちうに

春風紙ゑん國(しゅんふうしゑんこく)と

いふくになり、むかし

このくにへやるこだこの

いときれてとび、

かぜにしたがつて、このくにへ

おちたれバ、このくにのひと

やつこのひぼしなりとて

めづらしがり、つゐに

 

化物和本草 十丁表

大わうへけん上

したるよし、ゐとくハ

ちんふうにせんきんを

ついやす い上

また、かやうの

まちがいあるべし、

仕ち用の

 忘なこと

  とふと

   けれ

 

化物和本草 九丁裏 下

   びつうながら、わたくしのたくの

    せつゐんのわき、むめのきの

    ゑだに、かつておりました

 

化物和本草 九丁裏 下

   「あまりめづらしき

    ものゆへ

    だいわうへ

    けん上つかま

        つり

        ます

 

化物和本草 十丁表 下

    むまれてから

    はしめて

     みました、

 

 

奴(やつこ)のひぼし

 奴凧

 

おらんだじんのしりを

あらふつぼへはなをいけて

 オランダ人の尻を洗う壺に花をいけて

 壺に花と、万八(鉢)

コメント

化物和本草 11 八丁裏 九丁表「利欲(りよく)の鳥(とり)」  山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

2020-08-10 | 山東京傳

 

 化物和本草 11 八丁裏 九丁表「利欲(りよく)の鳥(とり)」

 山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

 

 

 化物和本草 3巻

 山東京伝作 1761-1816

 葛飾北斎画 1760-1849

 版元 山口屋忠右衛門

 寛政十 (1798)

 18cm

 黄表紙

 読んでいるのは、早稲田大学デジタルライブラリー

 

 

化物和本草 八丁裏

「利欲(りよく)の鳥(とり)」

りよくのとりハふぎの

とみをねがひ、いつもに

うかべるくものうへに

まひあそび、

かしらふたつあつて

ふたごゝろあり、

いつわりのみ おゝく

ひとをまごわす  

   とり

    なり

 

このとりハ

あのしやばにあつて

じひぜんごんの

こたるいたみも

なくわがみに

なくわがみに

とくのつくこと

あれバ、ひとの

なんぎにおよぶ

ことをわきまへず

不義不仁(ふぎふしん)の

きんじを

いさぶりため

いつしやううを

うざい がきのくハたくに

くるしみ

たる事をしらぬ

がうよくのひと

しらて、のち そのこんぱく

 

化物和本草 九丁表

高利(こ売り)のぢごくへおち

このとりとけして

ちううに

まよひくるしむ

なりひとたる

もの、おそれ

つゝしむべし

このとりに

ならぬやうに

こゝろがけ

  たまへ

 

化物和本草 八丁裏

   「はてめづらしい

    とりがとふぞへ

 

化物和本草 九丁表

   「はてめづらしいとりじや

    つかまへてみせものに

    だしたら、十二文の

    ちゃざいハおさへた

    ものじや

      といふが

      これが

      すなハち

      りよくの

      とんなつ

      た

 

挿絵の鳥の背中には次の文字が書かれている。

      不仁

      不義

 

 

じひぜんごん (慈悲善根)

 これも日頃から慈悲善根ら慈じひぜんこんを施して心掛をよくしたお蔭だらうと、精々神信心をいたして居ります。 銭形平次捕物控303

慈悲

  《「慈」は、梵maitrī「悲」は、梵karuṇāの訳》仏語。仏・菩薩(ぼさつ)が人々をあわれみ、楽しみを与え、苦しみを取り除くこと。
 2 いつくしみ、あわれむこと。なさけ。

善根 (仏)

 よい報いを生み出す原因としての善行。諸善のもとになるもの。

 

不義不仁(ふぎふしん)

不義 

 1 人として守るべき道にはずれること。また、その行い。
 2 道に背いた関係を結ぶこと。特に、既婚者が配偶者以外と肉体関係をもつこと。密通。「不義をはたらく」
 3 律の八虐の一。師や長官などを殺すこと。

不仁

 仁の道に背くこと。慈愛の心のないこと。また、その人。

「惨酷―の極と云うも過言に非ざる可し」〈福沢諭吉〉

不仁不義 (中国語辞典)

 

きんじ (禁止 きんし)[名](スル)

《古くは「きんじ」とも》

 ある行為を行わないように命令すること。「通行を禁止する」「外出禁止」

 

いさぶり(いさぶる)《品詞》動詞
《標準語》揺すぶる。揺すりうごかす。
《用例》「おい、ハシゴいさぶんないや。きょうていがな」(おい、はしごを揺すぶらないでくれよ。こわいじゃないか)。

 いさぶり(いさぶる)は、鳥取弁。

 

がうよく

 強欲

しらて

 知らで

こんぱく

 困迫

 

このとりとけして

 この鳥と化して

 

鳥と鳥取弁の「いさぶり」

 

 

 

 

コメント

化物和本草 10 七丁裏 八丁表「金(かね)のなる木(き)」  山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

2020-08-10 | 山東京傳

 

 化物和本草 10 七丁裏 八丁表「金(かね)のなる木(き)」

 山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

 

 

 化物和本草 3巻

 山東京伝作 1761-1816

 葛飾北斎画 1760-1849

 版元 山口屋忠右衛門

 寛政十 (1798)

 18cm

 黄表紙

 読んでいるのは、早稲田大学デジタルライブラリー

 

 

化物和本草 七丁裏

「金(かね)のなる木(き)」

かねのなるきハよのなかに

たへてなきものゝやうにおもへども、

さにあらず、みな にん/\の

いへ/\にありて、そのたねをしょぢ

すれどもかぎやうにおこたりつとむる

ととおろそかなるがゆへにしんざい

のぢめん、あれちとなり、

もとでのはたけ こやし、

すけなくたねをまきても

はなさき、みのることなし、

ゝいなるふうきハ

てんにあれとも

小なるふうきハつとむるに

あり、それ/\のすぎわひに

おこたらざるときハ、

あに、かねのなるき、なからんや、

かねのなるきハ、いかなる

ものぞといふに、まづ

あきびとのいゑの

かねのなるきハ、

はなハしんのぞうの

かたちのごとくはハ

ふて かゞみのごとくみハ

そうだんのさまのごとし

 

化物和本草 八丁表

しよくにんのかねのなるきハ

はなハかんなくずのごとく

はハこてににたり

のみのごときみをむすぶ、

ひやくせうのかねのなるきハ

はなハさうのかねのかさのごとく、

はハすきくハにて

ごゝくのみのりあり、

さむらいのかねの

なるきハ、はなハまとの

ごとく、やのごとし、てつぽう

だまのやうなるみをむすぶ、

士農工商(しのうこうせう)、みな

それ/\にかぎやうの

田畠(たはた)をたがやして

かねのなるきをたくハへ、

たまへかてんかし

これほどの

どうりハ三ツごも

しるととなれども

いわれてみねバ

おとたりあり、

 わがからじやくを

  わらふひとあらバ

       わらい

        給へ

 

化物和本草 八丁表

金のなる木の鉢に書かれた言葉

     

     

  (幣ニ在り)

 

化物和本草 八丁表  下

    ごどもしづかに

    してごろう

    しやくを

      きけ

 

化物和本草 八丁表 下

    なるほど

    ごもつとも

    なごかう

      しゆ

    かねのある

    きハわれ

      しが

     いゑに

     ござる、

 

 (ぬさ)神前に供える、きぬ。しで。にぎて。ぬさ。

 

 

 

コメント

化物和本草 9 六丁裏 七丁表「四四しんちうの鼠(ねつみ)」  山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

2020-08-10 | 山東京傳

 

 化物和本草 9 六丁裏 七丁表「四四しんちうの鼠(ねつみ)」

 山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

 

 

 化物和本草 3巻

 山東京伝作 1761-1816

 葛飾北斎画 1760-1849

 版元 山口屋忠右衛門

 寛政十 (1798)

 18cm

 黄表紙

 読んでいるのは、早稲田大学デジタルライブラリー

 

 

化物和本草 六丁表

「四四しんちうの鼠(ねつみ)」一名、ねづみやばり

でんそハけしてうづらとなり、

このしんちうのねづみ、けして

あめとなるときハおいをやしなひ

また、つりがねとかんじ、かなぶつと

けするときハ、ぶさいのたねども

なるつねにたばこのはをゑじきととし

くちよりけふりをはく

ひとりゐのつれ/″\をなぐさめ

たびぢの歌を散らし、

きやくのもてなしともなる

のうあつて

はなはだしき

ねづみなり

しんちう

/\と

なくこゑ

四々十六づつ

なくゆへ

四々しんちうの

ねづみと

なづく、

 

化物和本草 七丁裏

もしこのねずみのゆへに

どくにあたりゑ至る

ときハ、さとうゆを

のむへし、たちまち

ぢす、またへびに

さゝれたるとき

とのねづみのやにを

つくれハその

どくをさる

まむしにさゝれ

たるにもよし、

これハ

きつとした

しよもつにいて

たしかなること

なれバ

ひとのために

しるす、

 

化物和本草 七丁裏

「てつそといふハ

 きいやが

 しんちうのねづみとハ

 はて、めづら

      しい

 

化物和本草 六丁表

四々しんちうのねづみの言葉

     てつでハ

     ござらぬ

     しんちう/\

       /\/\

 

化物和本草 六丁表 

悪戯書き

一各

 銀々虫

 □(欠け)モ云

 

化物和本草 七丁裏

三桝の衣装を着た鬘も團十郎風の男が縁側に立ち

四四しんちうの鼠を見て

右手に太刀、左手に扇で古典的な歌舞伎の形を作り、

見得よろしく  

  はて

  うそつき

  ねづみ

  じや

 

 

四々しんちうのねづみの名前の由来

  しんちう

  /\と

  なくこゑ

  四々十六づつ

  なくゆへ

  四々しんちうの

  ねづみと

  なづく、

 

三桝の衣装を着た鬘も團十郎風の男が縁側に立ち

四四しんちうの鼠を見て

右手に太刀、左手に扇で古典的な歌舞伎の形を作り、

見得よろしく  

  はて

  うそつき

  ねづみ

  じや

 ここはひとまず、私の馴染みのある十二代目の團十郎の声色と言い回しで台詞を投げかけ、十二代目の決めで見得を切りたい。

  はぁて

  うぅそぉつき

  ねぇづぅみぃ

  じや!

と、『毛抜』風に言い回したい^^

 

 

 

コメント

戯論  京都五山送り火の「大」の字をお盆を前に灯しちゃった人がいるらしい。

2020-08-09 | 乱鳥徒然

 

 京都五山送り火の「大」の字をお盆を前に灯しちゃった人がいるらしい。

 あら、ま!大変(^^)

 

 ご先祖様が見送ることができるように、京都では夜の8時になると一斉に明かりを消しますんぇ。

 

 子供の頃は、よぅ、お友達のビルに行って、みんなで送り火を見て楽しんだわぁ。

 そういえば、そのビルのお友達はお金持ちで、兄弟揃って東京のK中学に行かはったさかいに、今どうしたはるかしらん、なんて事を思い浮かべてしまいました。

 小学校卒業式の日、画用紙に事細かに鉛筆で何十人かの絵を描いてくれはったんやけど、コミカルな絵で嬉しかったわぁ。そんなことをぼんわり、思い出しました。 

(ぼんわりと盆、これ、、ツッコミどころ、ね)

 

 今年はコロナウイルスの影響で、五山送り火は流れると思ってましたが、「大」の字は六点、「开」は二点、他の文字は一点を照らすと云う、大幅な規模縮小で行われる予定だったとの事。

 五山送り火は見る人だけでは無く、準備する保存会や警察や消防のかなり多くの方々が山中で準備し執行されるので、規模縮小とはいえ、心配。

 大の字を灯されたが8/16までの間、大凡一週間があるけれど、『六箇所なら、今からもう一度準備しちゃう?』なんて事になって、準備の方々が短期間で密集しちゃうなんて事にならないかしらんと心配し、故郷を思う、

 是 乱鳥の戯論でございまする。

 どんと はらい

 

 

 

コメント

化物和本草 8 六丁表 「温飩(うどん)げの花(はな)」  山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

2020-08-09 | 山東京傳

 

 化物和本草 8 六丁表 「温飩(うどん)げの花(はな)」

 山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

 

 

 化物和本草 3巻

 山東京伝作 1761-1816

 葛飾北斎画 1760-1849

 版元 山口屋忠右衛門

 寛政十 (1798)

 18cm

 黄表紙

 読んでいるのは、早稲田大学デジタルライブラリー

 

 

 

化物和本草 六丁表

「温飩(うどん)げの花(はな)」  

温飩(うどん)げのはなハ 三千ねんに

ひとたびはなひらくと

かの優曇華(うどんげ)のごとくいふ

せかいにまれなるもの

にハあらねど、あぢハひ

びなるハすくなし、この

はなもとひもかハの

ほとりに

せうじはハ

きりむぎの

ごとく はながつ

をのごときはな

さち こしやうに

ふにたるみをむすぶ

      といふ

うどんげの

はな、まちゑたると

そがきやうざいが

    せりふハ

   このはなの

    ことなり

 

めづらしいはなでござる、この

はちうゑをもつて、もよりよきところへ

       けんどんみせがだしたい

 

 

ひもかハ

 ひもかわ

 群馬県の名物、

 ひもかわ饂飩

 普通のうどんより平べったい麺

 

優曇華

 梵語を語源とし、「優曇華」または「憂曇華」とも書かれる。

 実在の植物を示す場合、伝説上の植物を指す場合、昆虫の卵を指す場合とがある。

優曇華  (世界大百科事典第二版)

 ウドゥンバラの花。〈優曇〉はサンスクリットのウドゥンバラudumbaraを音写した語〈優曇婆羅〉あるいは〈優曇鉢〉を省略したものである。ウドゥンバラは学名をFicus glomerata Roxb.といい,クワ科に属する植物でイチジクの1種であるが,花がくぼんだ花軸の中にあって,外からは見えない。このためインドの伝説では,3000年に1度しか花を開かない,あるいは,如来や転輪聖王(てんりんじようおう)が出現した時だけ花を開くといわれた。

 

コメント

化物和本草 7 五丁裏(右頁) 「爪(つめ)の火(ひ)」 山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

2020-08-09 | 山東京傳

 

 化物和本草 7 五丁裏(右頁) 「爪(つめ)の火(ひ)」

 山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

 

 

 化物和本草 3巻

 山東京伝作 1761-1816

 葛飾北斎画 1760-1849

 版元 山口屋忠右衛門

 寛政十 (1798)

 18cm

 黄表紙

 読んでいるのは、早稲田大学デジタルライブラリー

 

 

 

化物和本草 五丁裏

爪(つめ)の火(ひ)

つめのひと、いふハ とんよく

おゝきものゝ、おんねん也

これ あしやう てんとうへ

そむきたるやみをむさぼり

ふじやうのみして、みをくるしめ、おゝくの

かねはたゝいえて、しゝたるひと、こゝあん

ぢごくにおちて、どんよくのくらやみ

にまよひ、かくのごとく つめ へ ひを

ともして、しやばへ

    のこしおきたるかねを

    さがしもとめんと

    するなり、

    あさましき

    ことならずや、

 

化物和本草 五丁裏  下

      おそろしい

      しゆねんじや

 

 

 

地獄

  • 等活地獄(とうかつじごく)
  • 黒縄地獄(こくじょうじごく)
  • 衆合地獄(しゅごうじごく)
  • .叫喚地獄(きょうかんじごく)
  • 大叫喚地獄(だいきょうかんじごく)
  • 灼熱地獄(しゃくねつじごく)
  • 大焦熱地獄(だいしょうねつじごく)
  • 阿鼻地獄(あびじごく)
コメント

化物和本草 6 四丁裏 五丁表  山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

2020-08-09 | 山東京傳

 

 化物和本草 6 四丁裏 五丁表  山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

 

 

 化物和本草 3巻

 山東京伝作 1761-1816

 葛飾北斎画 1760-1849

 版元 山口屋忠右衛門

 寛政十 (1798)

 18cm

 黄表紙

 早稲田大学所蔵

 早稲田大学図書館 (Waseda University Library)

 

化物和本草 四丁裏

平どばから蛇(じや)

このじやハまいねん六月

朔日ふじまつりのこち

しよくのどくふのなり

よりあらハた、じや也、

まなこハしんちうの

ビヤうのごとく

したとしり、をのけん

とハ、むめづけのごとく

あかしをうたい、

むぎわうのやうに

こがねいろにひかが

あしは なけれど、

よくなにゝても

まきつくなり、

大きなるもあり

ちいさなるもあり

 くわゝも

 なんとも

   なき

   蛇(じや)なり

 

化物和本草 五丁表

じやが

  曰

お女中

いつ

しよ

 に

ゆかふ

また

しやれ

わしや

  /\

 

化物和本草 四丁裏  下

    のうこわや

     たすけて

       たべ

 

 

    小ぞうが曰く

    みちがぬりつて

    ねから しやから

    にげられぬ

挿絵には、蛇と、蛇の目傘

蛇が、蛇の目傘のお女中を見て

  じやが

    曰

  お女中

  いつ

  しよ

   に

  ゆかふ

  また

  しやれ

  わしや蛇

    /\

と声をかけ、一緒に行こうと誘う。

 

コメント

映画『MEG ザ・モンスター』 監督 ジョン・タートルコーブ  出演 ジョイソン・ステイサム  2018年

2020-08-09 | 映画

 

 映画『MEG ザ・モンスター』 

 

監督 ジョン・タートルコーブ

出演 ジョイソン・ステイサム

2018年

 

 

 たまたまTVをつけると、映画『MEG ザ・モンスター』が始まったので、見ることにした。

 初めは『構図がすこぶる噛み砕き考えられているな』などと雑念を抱きながら見ていたが、途中から感情移入よろしくで、「こわ!」などと言いながら、見ていた。

 字幕でないのが残念であったが、声優の声色も割合に違和感がなく、怖がりながら、楽しく見られた。

 こういった娯楽映画も、たまには楽しいなと改めて感じた。

 

 今回も記録のみにて失礼致します。

 

 

コメント

化物和本草 5 三丁裏 四丁表  山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

2020-08-08 | 山東京傳

 

 化物和本草 5 三丁裏 四丁表  山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

 

 

 化物和本草 3巻

 山東京伝作 1761-1816

 葛飾北斎画 1760-1849

 版元 山口屋忠右衛門

 寛政十 (1798)

 18cm

 黄表紙

 早稲田大学所蔵

 早稲田大学図書館 (Waseda University Library)

 

化物和本草 三丁裏

平歌舞伎三階圖會(かぶきさんかいつゑ)に曰(いはく)

 

にんかんのなまづハいちやう

らの ふくのとき、やう□はしめて はつするのころ

しばゐヘあらハれ、くげあらす くみして、さま/″\

ふぜんをなし、じつ事しのためにハ

はなハだとくきふなり、

もしこの うを のどくに

あたりたるときハ 團十郎もぐさを

表たかにすへべし、

たちどころに とく をけすなり

また、この うを のはねを

たてたるとき、しばらく/\と

三づゝ となへてのどを

なでべし、きゝやうに

ぬけるなり

いやはや

とほうもなき

  どくぎよ

    なり

 

化物和本草 三丁裏

ぢや□んのなまずハ

まんざいらく/\と

いへども、とのなまづハ

しばらく/\と

 いへバ たちまち

   むけるなり

 

化物和本草 三丁裏 下

    じんめん なまず

    人面の鯰

 

化物和本草 四丁表

屋形船に乗った男衆が、鯰を見て行った言葉

 「とらまえたらよい

  みせもので

  あらふ

  これを

  しえたる

  ひやうたんを

  もつてくれバ

  よかつた、

 

歌舞伎三階

 三階さん

 歌舞伎役者は弟子入りすると、そのほとんどが「大部屋」と呼ばれる大勢が共同で使う楽屋に入ります。

 この大部屋が歌舞伎座の三階にあったので、大部屋役者のことを「三階さん」といいます。

 10年程度の修行を積み、名題試験という試験に合格して資格を取得、名題披露をすれば「名題役者」となります。

 現在お給料はに二十万程度と少なく、この仕事を離れていく方が多いとのこと。

 歌舞伎の賑わいに華を添える三階さんたちの技術と努力は素晴らしく、演目によっては拍手の渦が巻き起こります。

 歌舞伎、見たいなぁ!!!

 

にんかんのなまづハいちやう

らの ふくのとき

 任官の鯰は いっちょら の服の時

 

團十郎もぐさ

 江戸のもぐさ屋-団十郎艾-

 もぐさには、予め撚って粒に切った切艾(きりもぐさ)と、加工していない散艾(ちらしもぐさ)がある。江戸時代、切艾は団十郎艾が有名ブランドだった。

 菊岡沾凉の『近代世事談』(1734刊)にこうある。「団十郎艾、元禄のはじめ、神田鍛冶町箱根屋庄兵衛といふ者、箱根の湯泉晒と称して切艾を製す。看 板あるひは艾の印に三ツ角の紋を付る。これ市川団十郎という芝居役者の紋なり。此切艾の製よろしとて江戸中に流布す。是を倣ひ所々に切艾の製あり。庄兵衛 が印を模して、おのおの三ツ角の紋を付て、三升屋何某、市川屋何某などゝ名を付てこれを売るなり。団十郎がはじめたるにあらず」、と。

 三ツ角は升目を三重に囲った紋で、三升紋ともいう。江戸では笹屋と三升屋が切艾で繁盛していた。笹屋はもぐさ売り姿の団十郎人形を店頭に飾り、江戸名物だったという。笹屋が安永年間に廃絶した後は、三升屋がやはり団十郎人形を店頭に飾って有名だった。

 表紙絵は『此花』(1777刊)に載る図で、店先に座るのがもぐさ売り姿の団十郎人形、暖簾に「御江戸/とをりはたご(通旅籠)町/本三升屋/平右衛門 /製」、掛看板に「くんさい(薫斎か)薬きう(灸)」、箱看板に「大でんま(伝馬)丁(町)能(の)三丁目/とをりはたご町/本三升屋平右衛門」「回陽堂 /正製御薬切艾元祖/永持道意製」とあり、三升中に艾の字をデザインした紋が瓦と箱看板に見える。
図は松宮三郎『江戸の看板』(1959、東峰書院)より。

(真柳誠「江戸のもぐさ屋-団十郎艾-」『日本医史学雑誌』51巻1号表紙絵、表1(絵)と2頁(解説)、2005年3月) http://square.umin.ac.jp/mayanagi/paper04/mogusaya.html

 

たちどころに とく をけすなり

 立ち所に毒を消す也

 

また、この うを のはねを

たてたるとき、しばらく/\と

三づゝ となへてのどを

なでべし、きゝやうに

ぬけるなり

いやはや

とほうもなき

  どくぎよ

    なり

成田屋十八番 『暫』

この うを のはねをたてたるとき

 花道で三桝模様の伸子(しんし)のはった四角い袂を広げる

しばらく/\と三づゝ となへて

 花道いよいよ登場の際「しばらくぅ〜」「しばらくぅ〜」「しばらくぅ〜」

いやはや とほうもなき どくぎよなり

 上を読んで、笑ってしまった。

 

まんざいらく/\と

いへども、とのなまづハ

しばらく/\と

 いへバ たちまち

   むけるなり

江戸時代から成田屋の十八番の内『暫』は人々に人気があったようだ。

 

 

 

コメント

友人からの電話

2020-08-08 | 乱鳥徒然

 

 

 2019年 日本の総人口は1億2617万人

 2020年 来年からの新型コロナウイルスのワクチン 1億2千万回分の供給

 仮に 2千万回分は備蓄として  残1億回分

 ワクチンは二回摂取必要なので  5000万人分、人口はその2,2倍

 国のトップや医療従事者や公的関係者や大手会社、銀行などを考えると、個人には到底ワクチンは当たらない。

「保険外でも、高くてもいいから、ワクチンを打ってよ!」

と泣き付こうが、国が重要であると認めない6割の日本国民には、ワクチンは回ってこないのだ。

 ワクチンが良いか否かは別問題として、多くの庶民には選択するまでもなく、見捨てられるというのが現状である。

 

 そんな電話が、友人からかかった。

 ま、私などはできるだけ外に出ないで、自分の身を守ることに徹することにしよう。

 

 

 

 

 

コメント (6)