乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

153; 『貧民史観を見直す』 佐藤常雄, 大石慎三郎 著 講談社現代新書 1995年

2010-10-07 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫



記録のみ




 2010年度 153冊目     『貧民史観を見直す』
               


 


 佐藤常雄, 大石慎三郎 著


 講談社

 講談社現代新書 ; 1259 .  新書・江戸時代 ; 3

 1995年 

 177ページ 本体 631円 + 税5%



 
 農民は本当に貧困だったかは、具体的に述べられ、納得。

 以前にもこの問題点は『日本発見・・・』だったか格差社会関係だったかでのべられていたが・・・。

 農民に絞ってより詳しく理解できる。



 虫送り(本文には出てこない)の原型は、クジラ油などを使われたのかと、ほくそ笑む。



 若者組は雨乞い、祭礼前日、疫病退散、年貢減免税などを村の臨時的遊ぶの日とした。

 休日には 歌舞伎、踊り、獅子舞、相撲、花火などの祭礼興行を行う。

 ⇅

 幕藩領主

 解散を命じる。

 禁止や阻害→ 倹約令



 農業の伝え方

  版木による文章

  絵(6枚屏風や 絵馬)

  歌



「井水組」など、なじみの無い言葉がふんだん



 わたくし自身には残念なことに農家の親戚を持たないが、奈良に住むようになり、最近では農家の方と接する機会がある。

 そういったこともあってか、 或はエヂジ代に興味があるためか、本書は大変興味深く楽しませていただいた。
 
  




  





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