乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

平成三十年 『春の大神祭後宴御宴能』より、神社にまつわる能楽「三輪」 (写真のみ五景)

2018年04月20日 | 能楽・狂言


  平成三十年

    『春の大神祭後宴御宴能』「三輪」





 

 

 

 

 

 能(観世流)


  大槻 文雄

   三輪  森 常行      石井 安彦   前川 光長

                 大倉 源次郎  杉 信太朗

     間   茂山 茂


 

 

 

 

 


 『春の大神祭後宴御宴能』では毎年演じられるものとしては、素謡 とうとうたらり〜の「翁」に始まり、能楽では「三輪」、狂言では「福之神」があります。

 今年は太陽の照り返しはきつく、とても暑い眩しい逆光の中で、楽しませていただきました。

 写真は7枚写させて頂きましたうちの5枚です。ハレーションを起こしておりますため、少しトーンを下げさせて頂きました。

        

「三輪」は度々記録させていただいており、また皆様も馴染みの深い曲でしょうから、ここでは説明は省かせて頂きたいと思います。

    

 皆様、
 ご訪問くださいましてありがとうございます。心より感謝申し上げます。

 また、『春の大神祭後宴御宴能』関係者各位、会場でお話をさせて頂きました皆様に、御礼申し上げます。

 ありがとうございました。

       

 
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煎茶道二條流のお茶を頂く  春の大神祭 平成三十年『春の大神祭後宴御宴能』の前に(2景)

2018年04月20日 | お出かけ





 





 

 平成三十年

 今年も『春の大神祭後宴御宴能』を拝見させていただく前に、お煎茶をいただかせていただきました。

 今年のお菓子は、紅白の上用饅頭

 私の前には、赤を置いてくださいました。

 

 一煎目は、甘いまったりとしたとろみのあるお茶をいただきます。

「ああ、美味しい。」
と、思わずほくそ笑んでしまいます。

 そしてお菓子。

 お着物をお召しになられたうゆくしい和のの美人が、二煎目をついてくださいます。

 今度は少しにがめで、凛としたお味です。

 

 ここ最近では毎回家族とともに来ておりました。

 しかし、今年は家族の藪用で、私だけで大神神社に参り、お茶を頂き、能楽を見、近くの桜を眺めました。

 家族には随時、写真を送って見せました。しかし、二人でお茶を飲んだり、三輪空気に触れて、共に楽しみたかったです。

 

 私の父は京都生まれの京都育ち。

 なのでお抹茶も煎茶も習っておりました。

 父はお抹茶も煎茶も好きで、毎日よく入れてくれました。

 小学生にもなると、私はお茶屋さんに一人で行っては、度々、玉露を買ってきました。

 いつも同じような玉露を100グラムくらい買うのですが、お茶屋さんは、子供の私に毎回、棚の上の大きな缶の茶筒を二、三取り出しては、味見をさせてくださいます。

 味見は、まず、お茶の葉をそのままいお味見して食べていました。

 店主やおばちゃまのお茶の選び方をよく話してくださっていました。

 そうこうしている間に、今度は飲むお茶を持ってきてくださいます。

 私はこう行った時間が子供の頃から好きで、父に代わって率先してお茶屋さんに足を運んでいました。

 三輪神社の三日目の春の大神祭に行けば、毎回お茶をいただくことができ、嬉しさもひとしおです。

 

 また、お茶菓子の懐紙には二條流と記されています。

 二條流といえば、堀高(堀川高校)の側で、馴染み深いところです。

 懐かしさで、多少目頭が熱くなる今日この頃。

 私も齢を重ねたものです。

 以前に書いたお茶の記録はこちらです。

 

 満足のいく、お茶と時間。

 こんな幸せな時間を過ごさせていただいて、私は幸せ者だとつくづく感じます。

 関係者の皆様、そして、お話をさせていただき心に残る時間を過ごさせていただきました皆様に、心より感謝いたします。

 ありがとうございます。

 

 

 


 
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春の大神(おおみわ)祭   4月10日 若宮様

2018年04月20日 | 神社仏閣・祭り
 


  春の大神(おおみわ)祭   平成三十年四月十日 若宮様



 

 今年も春の大神祭後宴能を楽しむために、大神(おおみわ)神社(奈良 三輪神社で知られている)に行ってまいりました。

 例年若宮様にお会いでき、礼拝することができるます。

 しかし今年は時間的にほんの二分ほど遅かったせいか、若宮様は階段を御下になっておられました。

 私はここでご挨拶をし、頭を下げてから写真を1枚だけ撮らせていただきました。

 

 十日の後宴祭の後に、若宮の御分霊を若宮社にお戻しする祭儀が行われます。

 そして若宮様は帰って行かれるのでしょう。

 正午からは祭りを締めくくる後宴能が催されます。

 斎庭に設けられた桧舞台で、神社ゆかりの能「三輪」、狂言「福の神」、加えて今年は能楽『車僧(車象)』

 三日間にわたる春の大神祭は後宴祭によって締めくくられます。

 

 後宴祭の様子は、また別の機会に記録させていただきたいと思います。

 

 みなさま、みてくださいましてありがとうございます。

 心より感謝申し上げます。

 
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古典を読む『往生要集』読了、 『漱石全集』(岩波書店)『小栗虫太郎 木々高太郎 集』(筑摩書房)購入

2018年04月17日 | 古典全般(奈良〜江戸時代)
    写真は奈良のおふさ観音   このお部屋でお茶(お抹茶)をいただく








 三月四月も多くの本を読みましたが、その中で私にとっては少し難儀した本がありましたので、記録することにします。

 

 古典を読む『往生要集』 

 中村 元(なかむら はじめ) 著

 「同時代ライブラリー 281」

 岩波書店

 1996年 9月13日

 294ページ




 部分的に大変興味深い部分があり楽しく読んだが、部分的に私の力不足のせいでわからないところが多々あったことが残念。

 丁寧に、難しい箇所においては、二度三度は読んではではみたのだが。(悔)

 次回、時期をおいて、今度はハードカバー、頭中を参考にしながら『往生要集』 に再挑戦したい。


 

 三月に購入した本は、夏目漱石と木々高太郎。

 夏目漱石は中学の頃結構読んではいたのだが作者自身に苦手意識が強く、今日に至る。

 苦手意識は言葉で表せるものの、果たしてそれが私の真意であるのかどうかを確かめたいと思い、今年になって『漱石全集』(岩波書店 全28巻 別冊1冊 付小冊子1冊)を購入。

 一冊が結構な厚みで置き場に困っているが、只今は六巻目を拓けている。

 木々高太郎は推理小説かと言われているが、『網膜脈視症』は大変好きな作品で、私は純文学だと感じる。

 木々高太郎全集は全六巻あり、全てを数年前に県立図書館でお借りして読了した。

 しかしここにきて少なくとも三度は読んだ『網膜脈視症』が読みたくなり、今回『小栗虫太郎 木々高太郎 集』(昭和国民文学全集14 筑摩書房)を購入。

 木々高太郎の『網膜脈視症』を机の脇に置いているだけで、幸せな気分に浸っている私である。




 みなさま、おつきあいありがとうございます。

 心より感謝いたします。



 
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春日大社の講座、『春日権現験記絵  別巻』、万葉植物園、奈良国立博物館『春日大社特別展』

2018年04月17日 | 美術・文様・展示物
                     我が家の庭の様子。時々ヨーキーが走り回っております。





 一昨日の日曜日のこと

 春日大社の講座を1時間45分受けました。

 私にとって十代の頃から興味深い文様(もんよう)のお話などを拝聴して参りました。

 この日の講座では春日大社で特別公開されております『春日権現験記絵  別巻』(部分公開)も読んで参りました。
 美しく基本のある読みやすい文字にうっとりといたします。

 春日大社で『春日権現験記絵  別巻』(部分公開)を見た後、万葉植物園を通り抜けて、奈良国立博物館へと移動しました。
 奈良国立博物館では只今『春日大社特別展』が開催されています。
 今回の目玉は、鹿嶋神社から持ってこられた約3メートルの刀剣と海獣文様の銅鏡。
 獅子上の架空の動物の頭の向きやその下の唐草文様、鏡の厚みなどご厚誼いただいた内容を思い浮かべ永田楽しく拝見させていただくことができました。

 しかし春日大社も素晴らしい。
 私のとても好きな神社仏閣の一つです。





 みなさま、おつきあいくださいましてありがとうございます。

 感謝申し上げます。
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近況 講義受講、『久保惣コレクションの絵巻』、『春日大社特別展』、春の大神祭後宴能『三輪』『車僧』、『松井誠』

2018年04月17日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

 またまたブログから離れておりましたことをお許しください。

 四月に入り、能楽理論や古文書など数多くの講座に出席いたしました。

 先日の日曜日には春日大社の講座を1時間45分。

 今週は京都の某大学まで、古文書上級講座を二つ受けて参ります。



 久保惣美術館『久保惣コレクションの絵巻』

 奈良国立博物館『春日大社特別展』

 春日大社特別公開『春日権現験記絵  別巻』


 
 万葉植物園(只今、藤は二部咲きです   4月15日日曜日)



 芝居  『松井誠』

 能楽  春の大神祭後宴能『三輪』『車僧(くるまぞう)』(三輪神社)

 また来週は会員に入っております観世会館の能楽を楽しんで参りたいと思います。



 元気に楽しい時間を目一杯過ごしておりますが、時間に追われ、なかなかブログが書けませんでしたことをお許しください。




 いつも大変多くの皆様に見ていただきましてありがとうございます。

 心より感謝申し上げます。   乱鳥合唱

 
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