チーママの庭とウサギたち

チーちゃんのママことチーママです。植物とウサギと戯れ、マイペースでハンドメイドをしています。

秋の席札

2014-10-06 21:48:39 | お茶会・席札
来週 確かお大師様だったと思うのですが(^^;;
今回は1席30名で5回分。

春のデザフェスで岡崎浩逸堂さんから仕入れた、草木染の和紙から5色。
生成りのが手に入らなかったので、白の鳥の子紙。
金赤の和紙。 子の赤は、深みがあって気に入っております(^^)
帯は、本当は細い和紙かこよりにしたかったのですが、ちょっと時間がなかったので水引でごめんなさい。

再度 ひと言箋です。
考えたら、また秋だったのよねー。
なので源氏香図は、今回はお休み。
ひたすら、秋の野や庭を思い浮かべて、はんこをペタリ♪

仕上がりは、こんな感じ。


今回はなるべくシンプルに、「福寿のエンボスに吉日印」で統一しました。


見開きタイプで、茶席の一期一会はお約束。
流派家元の紋でもある雪輪を、季節を先取りして白で添えて。


表に金のススキ 下に野原に野兎遊ぶで、程よく透けているかと自画自賛(笑)



こちらは萩を表に、下に草波にススキ



こちらは、下に深草色でくっきりと萩をこんもり押したので、下側だけにしてよりシンプルに。



下地にもみじの枝を押して、表に流水に紅葉をひとひら



表に菊を押したものと、イチョウをちらしたもの。
書いた時にうるさくならないように、今回はすべて控えめ。





今回シンプルにとこだわったのは、ひと言を書く半紙のせいもあります。
前回はにじまず滑らかに書ける白の半紙だったのですが、今回はかな文字用の、うっすらと色のぼかしと文様が入った半紙なのです。
もちろん書いてにじみはありませんし、滑らかなところは同じですが、はやりそこはかとない華やかさを持った半紙なので、模様をあれこれつけるといけませんね~。

しかし・・・ 材料にこだわると、お財布が・・・(爆)
ほどほどにしないと、いけませんねぇ(^^;;
でも材料の質が良いと、かーさんが作っても出来栄えが違う。
作品がおのずと品よくお育ちになって、手間いらずなんです。
人様に差し上げるものだから、お茶席と言うおもてなしの心盛りだくさんの所でお出しするものだから・・・
と、ついつい盛り上げてしまいます。
それに 良い勉強にもなりますしね。
今回も、右下の灰緑色のものは、かーさんのお気に入りなのですが、かなり厚手で太い繊維も交じっていて、結構糊付けに手間取ったり、折るのに苦心が要ったりしました。
同じ色で、もう少し薄手に漉いてもらうって手もあるなぁ。

さて、明日には納品に行ってきます。
いよいよ 人形つくりに邁進いたします♪



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