goo blog サービス終了のお知らせ 

うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

外食楽し、でも眠い。。。

2006-10-06 09:02:53 | フランス(食べ物・飲み物)
4年に一度開催される、とある女子高の同窓会。
そこの名簿に私のフランス、メールアドレス。
…同級生が、パリに出張してくるにあたり、連絡をくれました。
折角のお誘い、論文は一応提出済みのうさたろうが断るわけもありませぬ。

何が食べたい?という質問に何でもOK、と。
そこで、ポロリと言ってしまったのが間違いの元?
「出張最後の日で、まだ食べていないのならフランス料理がいいかしら?」

というわけで、殆どお店を知らないくせに、一度、やはり日本人のお友達と行った、エッフェル塔の近く(?でもないかな)のレストランに行くことにしました。

ホテルを出ると同時にレストランに予約の電話。
…生憎の地下鉄のダイヤ乱れに合い、7:30に着く予定が、8:00に。

彼女も明日、帰国するので、早めに切り上げて…と思っていたものの。
食事自体がゆっくりなせいもあり、気がつくと早12:00。
慌ててお勘定をすませ、エッフェル塔の「ピカピカタイム」を寒空の中で暫し堪能、彼女のホテルへ、と地下鉄で向かいました。

意外と北に位置するそのホテルまで送り、再度地下鉄に。と思ったところで、
(予想はしていたのですが)ほぼ終電時刻。。。

というわけで、家に帰るに当たり一番近くの地点まで行かれそうな地下鉄を選び、何とかその路線の最終に乗り換え、飛び乗り。
そして。

意外と遠かった…
降りた駅からセッセ歩いて40分。今先ほど帰宅したわけなのであります。



実は折角の昨日も、神経がイマイチ(?)冴えて、寝不足状態の私。
…とにかく、今晩はシャワーを即行浴びて、ラブぅ~!お休みモード。



それにしても。
一体いつになったら、ちゃんとした(?って、いつもしてないですね…)ブログが書けるようになるのかしら、ね???

最近、お気に入りのお通し(?)

2006-09-28 05:07:48 | フランス(食べ物・飲み物)
朝明るくなるのはホントに、何やってるの~!と声をかけたくなるくらいなノロノロぶりなんだけど。
日が暮れる時間はかなり早まったとはいえ、暮れなずむ時間をまだまだ楽しめる、そんな季節です。

…気温もいいし、そんな時刻にカフェのテラスでのんびり飲むビール。
さぞかし美味しいだろうなぁ~!
と羨望の目で眺めつつ、とりあえず夕飯の買い物から帰って来ました。
ホント、フランスに旅行に来るには今頃が一番いい季節かも?と思ったりします。



さて、と。
…今日の話題も、最近のお気に入りの飲食物(?)ついて。

それは、レタスの調理、です。
こちらでは、日本のレタスそのものは見かけない気がするのですが、それに似たサラダ用の葉っぱが何種類かあります。
その中で私が一番よく買うのは、バタヴィアという、ちょっと紫がかったのが混じっているサニーレタス系なのですが。

以前、話題にも上ったのですが、どういうわけかこちらの生鮮野菜ってすぐに傷む。
冷蔵庫にいれていても(冷蔵庫の機能が悪いせいもあって)せいぜい持って2日なんです、こういう葉っぱものがチャンとしていられるの、って。

いくら野菜は好きだとはいえ、そもそも温野菜のほうが好きかもしれないくらいなので、毎回サラダを山盛りなど食べることはありません。
勿体ないなぁと思いながら、半分も食べきらず、一番美味しい、中心の柔らかいところはいつも捨てることに。

でも。毎回毎回捨てるのが偲びなくて、一時、袋入りのサラダを買っていた時期がありました。
というのも、いろんな種類の葉っぱがミックスされていたり、と選択肢が多いし、洗わずにサラダの葉っぱが用意できる(といってもどうしても洗っちゃうんですけど、ね)…。

ところが。やっぱり、これもまた傷みやすいんですよね。。。
賞味期限が5日後くらいまで書いてあるのだけど、実際にはそんな時期には私のステュディオの冷蔵庫の中では黒くなってしまってる。
結局は、これも3日目くらいには捨てちゃうわけです。
そうすると、こっちのほうがやっぱりかなり割高。

というわけで。
最近は、そのバタヴィアの1玉買いに戻ってしまっています。
で。
何とか捨てずにすませようと、最近は買ってきた日に、半分ほど炒めるか茹でるかして、外側の堅いほうの葉っぱを殆ど食べちゃう作戦に。

こうするとあっという間に小さくなるだけでなく、レタス炒めってこんなに美味しいものだったんだ!と大発見(?)です。

確かに青梗菜とかには及ばないし、最初は、ん?と違和感もあったのですが。
調味料を変えてみたり、サッパリしている分、いろいろ応用が利くし、炒めても歯応えが残っていて、かなり美味しいです。
更には、こんなに野菜をたくさん食べたんだ!と自分の満足感もあるし、ね。

炒めるのばかりで飽きたときには、茹でていろんなソースで食べる。
お浸しみたいで、ちょっとした箸休め(というかおつまみ?)としてもとても便利!
…日本人ならではの知恵かな?なんて、一人で悦にはいっている最近であります。
って。
あれ?皆やってること、かしらん?

一人外夕食(?!)

2006-09-24 06:01:13 | フランス(食べ物・飲み物)
今日は、えへっ、また一人で外食してきちゃいました。

つい数日前、一人じゃ外食しない!と言っていたくせに。
「狼少年!」とか、「こいつぅ~、舌の根も乾かぬうちに!」と非難されちゃいそうですが。

だって、スッゴク疲れてたんですもん。(ってヤッパリ言い訳。。。)

というのが。
1 昨日のことが、やっぱり結構ショックで、それが尾を引いて…
2 今日の図書館環境が、珍しく悪かった!
3 帰宅しても水道が使えないかも、という恐れに怯えてた



1については、昨日のブログに愚痴った通り。
何だか、やっぱりガックリしちゃってました…。

2については。
そ。
今日の、お向かい斜め前に座った若い恰幅の良い女性が、風邪をひいていたらしく
・鼻をすする(←フランス人にしてはとても珍しい。こちらでは騒音とともに鼻をかむことがマナーの1つ。代わりに、鼻をすすることは絶対タブーなのです。)
しかも、一応たまに
・「んふが~っ」と鼻をかむ
その上、しばらくすると、
・ 鼻をホジホジする!(←これもいつか書きましたが、こちらではスッゴク珍しいことです。)

でもって。
それ以外のときは、
・ 髪の毛を指でクルクルする
・ 書類の端をパタパタする…



一度視野に入って気になりだしたものだから、とにかく気になって仕方がない。
自分のやっていることに集中しようと試みるけど、これがなかなか…。


というわけで、いつも以上に疲れてしまい、結局早めに切り上げて帰ろうという気分に。

そして。3の要因ですが。
ナンとですね、朝、洗面をしているときに、突然水がとまったのです。

そんなこと聞いてないよ~!
確かに昨日は8:30から10:00まで断水する、と張り紙がされていて。
8:30には家をでたから全く余裕で関係なかったのですが。

今日は、だって、何も知らされてない上、土曜日。(←フランス人が働く訳ない?!)
しかも洗面していたのは7:00。(昨晩は、ちゃんと使えるようになってたのに。)

これは、ひょっとしてまたお家のアクシデント???
と、すっごく怯えてしまいました。(←過去の経緯から)
…家に帰るのがスゴック憂鬱~!



というわけで。
ええい!最近の停滞気味を覆すためにも元気づけに肉でもたぁ~んと食べて帰ろう!と思い立ったのでした。

ホントは家から近い、一度行ってみたいなぁと思っていたフランス家庭料理店がチラリと頭に浮かんだのですが。
そういうのは、何かのお祝いの時に!と思いなおし、
今日は雨が降っているし、そそくさと食べて帰れるところ。

というわけで、図書館からそれほど遠くない13区の、中華料理店に決定!
えへ、だって、中華は安いし、量もあるから、ね。

で。お目当てのお店にはいったわけですが。
いくら夜でも、一人、しかも赤貧ですから、なるべく安くておかずがしっかり食べられるもの。と100種類以上あるだろうメニューをしっかり検索。
そして、よし、これにしよう!と初めてのものを頼んでみました。

そう。
実は今までここに一人で来たことはなかったのですよ。
昼に友人とくれば、チャーシュー或いは鴨肉、のせスープそば(に餃子!とビール)か、夜に友人と来る場合だと、フツー日本で食べるような中華、しか食べたことがないわけで。

で、お初に頼んだ、というのが「複数種肉のせご飯」(?????)。
ほんとは、鍋焼き肉とご飯、というのに心を惹かれたのですが、値段があまりに違うので、つい節約チョイスをしてしまいました。



どんなのかな~?わくわく。
勝手に、ご飯の上にチャーシューもどきだけがのっているのを想像していたのですが。
出てきたのをみて、ヨシヨシと満足。
一応、鴨・豚・鶏の3種の肉のチャーシュー系と、イカと海老に青梗菜。とバランスよくのっていたのですから。

これらがあんかけ状態で山盛りライスにのっかっている一皿。

うわ~、多いよ!
でも。これで8ユーロは安いかも。(って。モチロン一人でもワインは別にしっかり頼んでます…。一番安いヤツ、ですけど。)

でもって。
この肉のせご飯、お味が思ったよりありがたいことに濃くなくてパクパク食べられ(私は薄味好みなのです。でも家に帰って喉がやっぱり渇くので。多分通常食より塩分が濃い?)、結局は山盛りご飯もしっかり全部食べちゃいました…。



で。
帰宅したら、ラッキー!
水道も、最初ボコボコいったけど、使えることがわかって万~歳!なのです。



しかし、あれれ?
実は今日書こうと思ってたことは、全然違うことだったのよ~と今更思う私。
(途中で全く話がそれちゃいました。。。)
ま、いっか。



というわけで、とりあえず、静かな週末です。
…でも。
夕方から本格雨が降り出して、ちょっとまた気分は停滞方向かしらん?!

最近のお気に入り

2006-09-20 04:31:12 | フランス(食べ物・飲み物)
我儘、かもしれませんが。
緑茶と海苔は、どうしても「スッゴク美味し」くないとイヤなのであります。
美味しくない緑茶を飲むのなら、断然ほうじ茶のような、味の追求よりホッとするお茶のほうがいい。

だから。
フランスに来た当初、水が違って、美味しいお茶の葉でいれた筈のお茶があまり美味しくなくてホント閉口したものです。
どう工夫しても日本で飲むような味が再現できなくて、暫くの間、お茶を全く飲まなくなったのだけど。
…時間が経つうちに、そんなこと言ってても。と、たまにはお茶をいれるようになりました



ところで。
オリエンタルな味のブーム(?)というわけなのか、お友達の家に行くと、時々「緑茶を飲む?」と聞かれます。
最初、「へぇ~っ!スゴイ」と、日本の玉露を想像し、感嘆したものですが。
なんのことはない、殆ど紅茶(?)の1種。
ティーバッグの「緑茶(テ・ヴェール)」なるものが、どこでも売っているんですね。

一度、試しに飲ませてもらって、あぁそうね。確かに、お茶だよねぇ。。。う~ん。
くらいなもので。
それだったら、普通のお紅茶のほうが圧倒的に私好み、と思っていました。

ところが。
この夏、図書館通いを始めて、魔法瓶に飲み物をいれて持参するようになってから、のこと。
なんと、最近の一番のお気に入りといえば、このスーパーで売ってる、超安い緑茶!に。
しかも、ただの緑茶バージョンじゃなくて、ミント風味が、今の大のお気に入りになんです。

魔法瓶を買った当初は、コーヒーを持っていったのだけど、2回の休憩時間(←勝手に決めてる)に飲みきれなくて(500cc)、やっぱりお茶系(お酒系、ではありませぬ!)のほうがいいかなぁ。と。

で、ある日スーパーで、つい出来心、フラフラとミント風味緑茶とやらに興味をそそられ、買ってきてしまいました。

全然期待してなかったのだけど、それが意外や意外。
飲んでみると…これが結構イケルんです。
ホッとする(鎮静?)と同時に、それほどマッタリ来なくって(覚醒?)

というわけで、最近はスッカリはまり、家にいるときもこのお茶を飲むことが多くなりました。
…何しろとっても安いので、超・赤貧の私にも気軽に飲める、って感じ?



因みに。この、フランスで売っているティーバッグ、私のお土産大推奨品なのであります
メーカーが、リプトンとかトワィニングなので、日本から遊びに来たお友達は、大抵、勧めても渋ります。
「フランス製じゃないんでしょ?これじゃあ、お土産にならないわ!」って。

でもね、こんな緑茶ミント風味や、ショコラ・ミント風味、菩提樹茶ミント風味、などなど。って日本でこんなに手軽に手に入るのかしら?
それに。
ミント風味だけではありません、多種柑橘味、白茶などなど。
いわゆるハーブティの類、これがとっても豊富でどこでも買えるんです。

お土産に持っていくと結構喜ばれるんですよ、ホント。
それに。
何と言っても軽い!これはとってもありがたいでしょ?
しかも、安い!日持ちがする!!!
(って私はお茶会社の回し者ではありませぬが。)

是非、パリ土産を悩まれる方、一度騙されたと思ってお試しください!
というくらい、私にはお勧めの一品だったりします。
だって。
他のお勧め品って、概して重いものが多いんだもの。

ビールづいている最近

2006-09-13 02:20:18 | フランス(食べ物・飲み物)
昨晩のこと。
珍しく夕飯の後にも勉強をしかけていた時、携帯電話が鳴りました。
知り合いの日本人のオジサマ。
今近くを走ってきたんだけど、一杯飲みに出てこない?

久しぶりに連絡をくださったし、その時間から勉強してもあまり進まないかな?と思ったので、喜んで、ハイはぁい
何処にいらっしゃいます?
ウチからすぐ近くのアイリッシュ・バーに。

駆けつけるとオジサマはカウンターでギネスを飲んでいました。
私も黒ギネス

夏休みの話とか、オジサマの毎日のトレーニング状態を聞いて驚いたりしているうちに、ギネスはあっという間に…。
もう1杯飲んだら?
はぁい、モチロン大喜び

2杯飲んで、12:00を回ったことに気がつき、そろそろ、と言っていた時。
隣に、フランス人の男性、珍しく(?)スーツ姿の一人客。
既にどこかで飲んできて、かなり酔っていたのでしょうか。

何が言いたいんだかよくわからなかったけど、フランスに来て初めて酔っ払いに絡まれました
…日本では、そういうのってそれほど珍しいことでもないけれど。
フランスでもあるんだなぁ。
なんて変なことに感心したりしちゃいました。

まぁ、とにかく、お店も出ようとしていた時だし、適当にあしらってバイバイ
だけど、その前にお店の人が気がついて、注意してくださったのが、何だか嬉しかった…。
きっとこの客、常連でいつも酒癖が悪いのかな?

このバーはいつも騒がしくって(サッカーワールドカップの時とかスゴかった)、何となく私には遠い存在だったけど。

昨日みたいに、人が少なくって、すごく静かで(多分月曜日だから?)、暗いカウンターとかでギネス飲むのっていいな、なんて思っちゃいました。
今度何かあったとき、ギネスを飲みに一人で行っちゃおうかな
ハッピィーアワーだったら半額みたいだし、ね!

豊富なベトナム料理、旧植民地の影響かな。

2006-09-12 04:50:01 | フランス(食べ物・飲み物)
ボケボケ写真ですが。。。今日のランチ。
えへっ、一人で外食してきちゃいました。

お昼過ぎに、ちょっと用事があって13区の中華街近くにいた私。

お腹空いたなぁ…。
家に何があったっけ?
。。。

帰ってご飯作ると、また時間がかかるのよね~。
すっかりペコペコだって言うのにな。

こんなシケタ毎日だし、今日は思い切ってどこかでお昼を食べて帰ろうかな

で。思いついたのが、ベトナム料理。
何しろ、そんなにお高くないし、お腹いっぱいになるし、お味だってとってもグーなのよね

というわけで、お天気の良さにもつられ、以前よく行ったベトナム料理店に足を運びました。


何にしようかしらん?
すっごくお腹が空いていたし、随分食べてない気がして(確か初めて開拓して行ったお店が、全く口に合わず。そのことをブログに書いたような気もしますが…。それ以来食べてませんねぇ。)、ボー・ブン(焼肉とネムがトッピングされたフォー?)を注文。

運ばれてきたとき、あれれ?こんな見てくれだったかしら?と一瞬思いましたが。

とにかく。
空腹には何でもご馳走でぇ~す。
早速、いただきます

あぁん、久しぶり。やっぱり美味しいわ♪

お野菜たっぷりだし(麺の下にゴッソリ入っています)。
ホント、ベトナム料理って素敵

…残しちゃおうかな?と思うくらい、しっかりした量で(でもモチロン綺麗に食べましたけどね)、満足、マンゾク。
たまにはいいもんだわぁ~!!!


れれ?
でも、よく考えてみれば、土曜日にも一人でファラフェル食べてたじゃん
ちょっと贅沢すぎだわ。
何しろ、超・貧乏学生なので、一人での外食は絶対厳禁!と覚悟しているはず、なのですけどね
だって。たま~に機会があってお友達と食べるときにお金のことは考えたくないもの。(って言っても、今の私には星つきレストランなんて誘われても言外ですけど。)

ま。いっか。
こうして時々息抜き、気分転換しつつ、毎日元気でいられれば、また節約生活も我慢できそうだもの、ね。

…というわけで、お夕飯は冷蔵庫の残り野菜・残りお肉で、具沢山チャーハンとサラダで済ませました。
うふっ。
それでもモチロン、ワインの晩酌は必須ですけど、ね

満腹北アフリカ料理

2006-08-28 06:48:07 | フランス(食べ物・飲み物)
昨晩はクスクス

もう、ほぉ~んと長~い間、「食べたい、あぁクスクス食べたい…」と恋焦がれていたお料理、なんですね、実は。
そんなに食べたかったなら一人でレストランにでも行けばいいでしょ?と言われそうですが
厄介なことに、私の中では何故だか、この料理は「誰かと一緒に食べなきゃいけない」最強リストにはいちゃっているわけです。

皆が「鍋料理なんてとても一人じゃぁ、ね。」という感覚でしょうか。
でも、その鍋料理だって、私なんてしょっちゅう一人でやっているわけですから、どんなにこの料理が誰かと食べる料理に位置しているか、想像していただけると思うのですが…。


昨年、以前住んでいた街で結婚の証人をやったことはブログでもご報告しましたが、そのカップルも結局、私から2ヶ月ばかり後にパリに越してきました。
そして、その日本人の彼女は、今はパリで仕事をみつけバリバリ働いています。



昨日は、彼のお誕生日(ホントは明日)祝いにどこかで外食するつもりだから一緒に来ない?というお誘いでありました。
あまりに切羽詰っている論文のこともあったし、どうしようかなぁと暫く迷ったのですが。
折角、この寂しい毎日を察して誘ってくれたんだし、週末だし、たまには自分へのご褒美!と思って、「行く、行く」返事。
…そうして、8:00に彼女の家の近くのモロッコ料理を予約した旨の連絡をもらったのでした。



何か楽しい用事があると思うと、ウキウキして勉強も手につかなくなる私
7;00でも十分に間に合ったのに、5:30には図書館から引き上げてきてしまいました。

そうよ、いくら貧乏学生とはいえ、お誕生日なんだからせめて気持ちを表せないかしら?と、彼の好きなワイン(以前住んでいた街の特色あるワインです)と、飲まない彼女のためにチョッとしたお菓子を申し訳程度に買って、いそいそバスに揺られて向かいました。

すると。
が~ん、早すぎた。
40分前に着いちゃった。

そりゃそうですよね。
ちょっと遠いけど、歩いたって来れないほどの距離じゃないのに、1時間以上も前に家を出ちゃったんだもの。
…お茶を一人で飲むのも中途半端だし、折角だからこの辺散歩しよ~っと。

で、見つけたのが、1軒のなんちゃって寿司屋さん。
(話が多いに反れてきちゃってますが…すぐ終わらせますからっ。汗っ)

初めて見ましたね、日本語でもフランス語でも読めない店名のお寿司屋さん。
だって。
フツー、日本らしさをアピールするために、日本語もどきの変な名前がついているものなのに。
んんん?
どうやっても発音できない。
何語がベース?
アラビア語なのかなぁ???
…でも。結構大きなお店。
意外とそういうのも受けたりするのかなぁ、なんて狐につままれたような気がしたり…。



って、閑話休題。
ま、そんなこんなでその界隈を一通りブ~ラブラ。
遅れてもイヤだし、と10分前には、お店の通りの反対側のベンチでボ~っとしてました。

しかし、そのレストランを結構な距離から何の気なしに眺めていると、続々とお客さんがやってくるのに気がつきました。
ひょっとして人気店なのかしら?

あ、お店のウィンドーにメニューがある。
あれをジックリ観察しておきましょ!
…と、真剣に食い入るように見ていたら、モロッコ人の旦那様に声をかけられました。
恥ずかしかった…。

そう、彼女の方は仕事場から直接来ると言っていたのです。
とにかく、久しぶり、と挨拶を交わし、先に二人でお店に入って待っていることにしました。
そして程なく、彼女が到着。


わぁ~い、念願のクスクス!!!
何にする

…コースメニュー(前菜、メイン、デザート)もあったのですが。
私は、クスクスをとにかくお腹いっぱい食べたい!という念願もあり、いきなりクスクスにすることにしました。
散々迷った挙句、「子羊の串焼き」のクスクス!
…メルゲーズ(元はスペイン名産の辛いスパイス入りソーセージ)も食べたかったけど、このお店には追加システムがなく、メルゲーズ入りのクスクスは「4種類の肉入りクスクス」というヤツしかなくって。
スッゴク心魅かれたのだけど、お値段も高かっただけでなく、やっぱり量が頗る多いのではと心配されてやめておきました。
←この判断は大変正しかった、ウンウン…。



飲むのが好きなモロッコ人の彼、口開けに「アペリティフは?」
はいはぁ~い、喜んで、であります。
飲めない彼女を横目に、ポルトみたいな甘いお酒でとりあえず乾~杯!
…食事中のワインも抜かりなく、モロッコワインの赤を1本。


そして。
待ちに待ってやってきたクスクスがやってきましたよん♪
それが今日の写真です、ハイ。

う~ん。
でも例によって、写真写りがイマサンなのが残念です…。
(何枚も撮ったのに、結局見られるのがこの1枚しかないのです…いよいよカードが駄目と観念すべきかしらん?)

スムールと野菜の煮込みスープは別皿で来ます。(←写真に写っていません。そして。スムールはお代わり自由)

写真に写っているのは、それらをよそったお皿(手前右)と、一緒に食すメインのお皿、「子羊の串焼き」と好みで混ぜるヒヨコ豆&レーズンです。


この子羊クンが、それはそれは柔らかくてジューシーで最高に美味しかった
それに、スムールの出来具合、野菜の煮込みスープも文句なしでした。

というわけで、バクバク、美味しい美味しいと喜びながら、ヒヨコ豆もしっかり混ぜて食べたものだから(←これがまたスッゴイお腹を満たすんですよね)気がついたら、既に許容量を遥かに超えた分お腹に納まっていました

…そして、結局、昨日のブログのような情けない有り様。
帰りはバスがないので、地下鉄を乗り換え、しかも1駅遠くから歩いて帰って来ましたが。
苦しいのなんのって。

いつも食い意地のはっている私が、今日の昼まで食欲が湧かなかったほどです。
…当分は、クスクス食べたい熱も勃発しないだろうな。



でも。
ホぉント、美味しい料理だわ!と、私は大好きなんです。
フランスに来るまでは、実に生まれて此の方1回くらいしか食べたことがなかったのに。
こちらではスムール自体がとてもポピュラーで、とりわけこのクスクス(野菜の煮込みスープと一緒に食べる料理)が私はスッカリ気に入ってしまったのでした。
…家でスムールを使ってモドキは作れないこともないですが。
本格的に作るとなるとモノスゴイ時間がかかる。(→一度そのモロッコ人の彼に作ってもらいましたが。レシピももらってきたものの、結局一度も実践していません。だって。手間かかり過ぎ。)
それに。
やっぱり美味しいレストランのはトッテモ美味しいんですもん。
次の機会はいつかなぁ?と思いながら、とてもいい気分転換にもなった外食だったのでした。

念願のクスクス、だけど…また明日。

2006-08-27 07:05:17 | フランス(食べ物・飲み物)
折角身に余るような、とっても嬉しいコメントをいただいたので
今日くらいは、よぉ~っし、ってきちんと更新したい!のですが。

今晩はあまりに食べ過ぎ~っ!(←といっても、本人満足・笑顔の悲鳴です。)
お蔭で、ブカブカだったはずの家用ジーンズがお腹にしっかり食い込んで、座っているのさえ苦痛くらい
と言えば、どれほど食べ過ぎたかわかってもらえるかしらん?


そう。
今日は、1年ぶり以上のクスクス!
しかも、今まで食べたうちで一番美味しかったくらい、大変美味しいクスクスを出すレストランでした。
(お値段もそれなりだったけど、レストラン街などでは全くないちょっと外れた界隈にあるお店、しかも広い店内、土曜日のせいもあるけど、出てくる時には満杯でした。結構知られているのかしら?)

とにかく。ず~っと食べたかったので、絶対残さないぞ~と思ってたのに。
やっぱり駄目だった…。

く、苦しい、よ~。
何でこんなに食べちゃったんだろ。



だいたいこのスムール(←パスタの一種だそうです)というのが、お腹膨れるんですよね。
…時間が経てば経つほど、ドンドン、ドンドン膨れてくる気がする。

誰か助けて~、このままお腹が破裂するかも。(←って。例によって大袈裟ですけど、ね…)



というわけで。
明日また、ちゃんと内容を書き改めたいです。
今日は、ハイっ…消化のために、このままダウンさせていただきまする
でも。果たして横になれるのかしら…。

気分は初冬?ムール貝

2006-08-15 08:09:04 | フランス(食べ物・飲み物)
終わらせるべき筈の旅行記は、本日お休みにさせていただきまして。
代わりは。
…う、ぐぐぐ…程度の内容です、ハイ

そう。だって、今1 :00。
最終地下鉄1本前、ご帰還なのです。
なのに、明日も朝から勉強体制にはいらねばならないので。
どうぞお許しくださいまし


うふっ。久っしぶり♪に、飲みに行ってきました
っていうか。お食事です。
それも、やっぱりまた日本人のお友達ですけど、ね。
とっても気分転換になりました。
何しろ、彼女も飲むのが好き。(量はそんなに、ですけど。)
パリには飲むお友達が少ないってぼやいていました。
(私なんか飲み友達に至ってはゼロ!ですが…)



約束は、私の図書館通いに合わせてくれて8 :30。
ホントは「ちょこっとを飲みに行こう!」と言っていたのですが、二人とも実はお腹ペコペコ。
飲む前にしっかり食べようということで、リーズナブルな、ムール貝の「レオン」へ行きました。

そう、サンジェルマン・デプレで待ち合わせをしていたので、マビヨンのそのお店に。
で、結局、河岸を変えず、そこに今さっきまでい続けた、というわけ、であります。

飲んだのは珍しくビール、だけです。
ドイツづいちゃったのかしらん
そして、食べたのはモチロン、ムール・フリット。
2種類頼んで、二人で分けました。
味が違うのって、飽きずに食べられて嬉しいかも。

私は結局ビールを3杯(←1杯の量は内緒です…)、彼女は小さい1杯だけ。
割り勘じゃかわいそう、ですよね?
でも。彼女はデザートを頼んだからって、割り勘。ゴメンね~



RER(←日本のJRみたいな)で帰るという彼女に合わせて、地下鉄駅で言うと2駅ばかり歩き=大好きなサンジェルマンデプレ界隈をブラブラ散歩してから、地下鉄に乗って帰って来ました。
…今晩は、これからシャワーを浴びて、何もかも忘れて気分よくお休みなさぁ~い、にさせていただきまぁ~す!

ラーメン・餃子セット@サンタンヌ通り

2006-08-02 03:28:44 | フランス(食べ物・飲み物)
今日もランチ、外食です。あぁ贅沢だわん
でも。あわただしかったのがチョッと残念です。(写真がないのもねぇ…)


そ。
今日は、やっぱり図書館に来ているフランス人のお友達(?知り合い)とお昼を一緒に食べようと前から約束していたのです。
然るに、彼は昼ごはんとして「日本食が結構お気に入り」なんだそう。
一人でも、たまにオペラ座界隈まで行って食べるほどとか。
理由は、あまりお腹に重くないから続けて勉強がしやすい&やっぱり「美味しい!」と思うらしい。



図書館からオペラ座までは結構距離はあるのですが、地下鉄14番線(←一番新しい路線なので綺麗&とても早い)を使えば1本で、意外と近いのです。
ということで、そこまで食べに行こうと、1:00に図書館内のロビーで落ち合い、メトロに乗って「ピラミッド」駅へ。そして、目指すはサンタンヌ通り。

何がいい?どこがいい?と聞かれたのですが。
入ったことあるのって、情けないことに私はほんの数軒。全然知らないんですよねぇ。

それに比べて彼はよぉく知ってる。
国虎屋、浪花や、やすべえ、ひぐま、サッポロラーメン、金太郎…

「ん、最近の僕のお気に入りはね、ここのカツ丼か焼きそば。」
という言葉で、そのお店 = サッポロラーメンに決定!私はお初、です。



既に、1:30過ぎというのにたくさんのお客さん。
日本人もいるけど、外人さん(?!)の割合のほうが何だか多いですねぇ。
チョッと吃驚り。ま、そういうものなんでしょうね。

で、何を食べよっかなぁ
余程、彼お勧めの、やきそばかカツ丼にしようかと思ったのですが。
こういうお店に入るとつい、「ラーメン&餃子セット」という、日本の、所謂、街の中華屋さんの王道メニュー(?)に心魅かれる私。

結局、味噌ラーメンと餃子のセットを頼んでしまいました。
彼は、やっぱりカツ丼、でしたが。

お味のほうは、ん、まぁまぁです。
餃子はヤッパリ物足りない気がしますが(←自分で作ったほうが余程美味しいという手前みそな理由。。。)、ラーメンはそれなりに満足。

でも。量がかなり少なく感じたのは、私が大食だから?
とにかく、今やすっかりフランスの量に慣れきってしまっているからでしょう。
(だから、フランス人はこれで満足するかな?とちょっと疑問に思ったり。)

そして、お値段は、10ユーロ。

う~ん。。。
こちらの相場のお値段なのでしょうけど。
やっぱり貧乏学生の私には高いなぁと内心思ってしまいました。
だって。1,500円近くだもの。
…人と一緒に食べられるのはスゴック嬉しいのだけど、ちょっと緊縮財政にしないとヤバイなぁ。。。



そして。残念なことに、こういうお店だから、食べ終われば早くでなくちゃ、というのもありますが。
何より、私が図書館の座席確保をしてきちゃったものだから(←外出できるのは2時間がマックス)、そそくさとお店を後にすることに。


…幾らメトロで1本とはいえ、交通機関を使ってですからね、時間はそれなりにかかるもの。
コーヒーを飲みたがっていた彼にはチョッと悪かったかしらん



因みに。
ラーメンを食べたいと思うほど、今日のパリは涼しかったです。
私は長袖TシャツにGジャン。
…勿論、この季節ですから、街には相変わらずタンクトップの人もいますが。
ナンと、ウールの長いコートを着ている女性を見て、吃驚りしました。
8月はもう秋の気配?????

夕風に吹かれてヴァカンス気分

2006-08-01 05:55:00 | フランス(食べ物・飲み物)
今日のお夕飯も、私にはとっても嬉しい、人との外食♪
仲の良い日本人のお友達(昨年私が結婚証人をしたお友達)と、でありました。
…モロッコ人の彼も来るかなぁと思っていたのですが、「お食事は家のほうがいい」ということで、結局彼女と二人でした。多分、日本語で心行くまでお喋りしなさいという心遣いなのでしょうね



待ち合わせは、ベルシーです。
ベルシー=リヨン駅の東界隈で、新興開発トレンドエリア。
まだまだ発展途上ではあるけれど、なかなか魅力的です。
…それを今日再確認しました。


そ。私はというと、いつも通り図書館の帰り。
地下鉄に乗るほどでもないと思い、歩いてみました。
セーヌ河を渡り、ベルシー公園内をゆったり歩いて20分くらいかな?

公園内を歩くのは初めてでしたが、水がそこここに引かれて、緑が一杯、ゆ~ったりとした、とてもステキなところでした。
もうちょっと季節がよくなったら、お弁当持ってピクニックでもしたい、そんな感じです。

そして。
ベルシー村と呼ばれている、そこのメイン通りで、彼女と落ち合い、さぁて何を食べようか?
一応、食い意地がはってるので、その通りにある全てのレストランのメニューを吟味。

イタリアンじゃないとこ。
あんまり高くないとこ。
そんなに重くないとこ。

で、心魅かれたのが、ナンと、自分でも吃驚り、アメリカンフード
すっかり忘れ去っていたようなメニューに、すっかり郷愁をそそられ「ねぇねぇ、ここにしてみない?」と。
彼女も「ほんと。すっかり忘れてたかも。日本でもあまり食べないものねぇ。」と賛同してくれました。

珍しくテラス席に陣取り(日陰だったし、風が心地よかった)、気分はヴァカンス、アメリカン♪
フィッシュ&チップス(←これはアメリカンじゃありませんね)などにも目移りがしましたが、初志貫徹で、クラブ・サンドゥイッチをオーダー。
勿論飲み物は、ビール♪
ギネスビールみたいなビールを注文しました。

彼女と会うのは久しぶりだったこともあり、すぐにお喋りに熱中。
その中でやってきたのはこれらのお料理。
流石にボリュームたっぷり、美味しいポテトがどっさり、嬉しいですね!

というわけで、お喋りしながらもお上品さなど無関心にバクバク喰らいつき、私はさっさと2杯目のビールをオーダー。
ビールでポテトを流し込みながら、「う~ん、アメリカン・フードも素朴で、うっまい!」

ふと気がつくと、10:00。
あぁゴメン、彼が待っているのよね、ということで、また近いうちに会うことを約束して帰宅したのでした。





そうして今はまだド~ンとお腹が一杯なこともあるけど、とにかく今日は眠いので早寝しま~す。
…そ、実はここ毎晩、蚊に悩まされているのですよ

貴重な、日本の蚊取り線香を焚くと、敵は一応退散するんだけど。
ステュディオの裏窓の下、日陰の一角にある水溜りのせいなのか、結局暫くすると、すぐに敵はまた再訪するのであります。

昨晩は、3回も起きてしまいました。
う~む
我慢して、窓を開けずに寝るしかないのかしらん?
ま、今晩あたりは窓を閉めても十分に眠れそうな涼しさなんですけど、ね。

夏は和食!

2006-07-23 03:35:35 | フランス(食べ物・飲み物)
昨晩は、というわけで日本人のご夫妻と日本食を楽しんできました。
…私の、ちょっとしたことをした、ということへのお礼というわけで、ナンとご招待
それなのに、私ったらそんなことをスッカリ忘れて、よく飲み、よく食べ。
申し訳ないことをしちゃったなぁ、と今日になって反省している、うさ…。

でも。
ホント、人と食べるご飯ってすっごく美味しいし(←今は、基本三食毎日一人ですもの。どんなに寂しいものか…)、しかも日本料理、というわけで、私は有頂天
お刺身の盛り合わせなんかも頼んでもらって。
貝のお刺身なんて、それこそ一時帰国したとき以来でしょ。
(なんちゃって寿司やサンでは、絶対にない!)
「今日は鰻もお勧めですよ~」という店員さんの言葉に従って、蒲焼までオーダー。
これで今年の夏バテもどこへやら、になったはず?
そうそう、マグロ納豆、なんてのも美味しかったなぁ

…本当は全品写真に撮ってこようと思っていたのですが、おしゃべりと飲みに夢中になって、あれ?これだけしか撮ってこなかったの?という有様。
ま、美味しさは自分の脳裏に刻みこまれている、ということで。

いや~、しかし。夏の暑いときの和食って、食欲が進みますねぇ。
白ワインもカプカプ飲んで、いい気分になってのご帰還でありました。



しかし。
というわけで、ちょっと飲みすぎた?
今朝図書館に行ったら、また爆睡。
とても勉強する気にならない、ということで、昼食を摂りに帰宅してから行くのをやめちゃいました。
で、エヘヘ、お昼寝。そして夕方散歩。
久しぶりの夕方散歩も面白かった。
そしてパリ・プラージュの人手に吃驚り。
というわけで、また近いうちに行って、記事にするつもりです。

夏のスタミナ食

2006-07-04 05:03:37 | フランス(食べ物・飲み物)
アヂッ~、アッヂィ!!!
この身体の火照り、なんとかならないかしら。というくらい、です。

「ヒンヤリ」という感覚がナンと懐かしいことか。
…どうして、パリがこんなに暑いんでしょ。ハイっ、それは都市だからです。

その通り。
天気予報を見ていても、どうして、パリだけ暑くなるの?、みたいな。
結構緯度的には北なのに、ね。
ま、もう数日の辛抱と自分に言い聞かせ(それって何の根拠?)、とりあえず我慢するのみです。

…勉強捗らないよ~!って、それは仕方ないよ。
と誰かが言ってくれるのを期待しながら



さてさて。
今日は久しぶりに、とある仲良しの、駐在員さんの奥様と外飯をしてきました。
えへっ。焼肉

本当はこちらでは、焼肉は家でやったほうが美味しいし、相当安上がりなので、外で食べたいものではなかったりするのですが。

普段、少食の彼女が今何とか食べられそうなものといえば、焼肉。
(「辛さ」がやっぱり食欲増進なのですよね)
それに。
この暑さでは家で焼肉なんて、当分考えられない私としては、それも大いに賛成、だったわけです。



パリはよくご存知の彼女。
「20年くらい前からあったのよ、このお店。でも多分オーナーも変わったと思うし。全然行ってなかったんだけど。先日行ったら、カルビがなんと、骨付きだったのよ。行ってみない?」
ハイハイ、勿論行きます、行きますぅ~

オペラ座近くのこのお店、彼女の外出の帰り道にあわせ、7:00に、近くで待ち合わせをしました。
オープンは7:00のはず、という彼女の言葉に従い。

ところがドッコイ。(←死語?)
ほぼ7:00ジャストで入った店内には、既にお客さんが。
しかも、既に食べている途中…。

ひょっとして5:00くらいからやってるんじゃないの?
なんて疑惑を胸に、とりあえず、予約無しの二人連れということを告げ、テーブルを確保しました。

すごいわね、お客さん、いっぱい。
ホントほんと、しかも韓国人が殆ど。



私たちが、メニューを見ている間も、ひっきりなしにお客さんが入店してきます。
団体客が2階に入った後は、しかし、お断り一方の様子。

すごい盛況ぶり
月曜日、しかも、夏休み。7月なのに?
…とにかく、確かにお客さんの殆どが韓国人&チラホラ日本人。
ガイドブックか何かで紹介されてるのかしら?



そんな会話を交わしているように、お店はとにかく大繁盛。
店外での待ち人・多数、みたいな。
これは料理に大いに期待、ってところでしょうか。


前菜としては、(ビールに)くらげのサラダを頼んでいました。
うん、まぁまぁね。
でも、これ食べ終わらないと、次来ないんじゃない?

というわけで、サラダの一気食い。
そして。
無事、主菜が来ました。

頼んだのは、牛カルビ定食と豚辛味定食。
ちゃんと鍋、コンロつきです。
これって初めてかも。(普段定食を頼むと焼いたお肉がお皿に盛ってくるものなのです。…このお店には冷房も入ってましたしね、すっごく嬉しいことです。)
勿論、もれなくナムルつき=盛りだくさん。
いっただきまぁ~す!!!



ほんとはね、酒飲みとしては、定食より単品がよかったり。
手羽先の唐揚げとか、韓国餃子をつまんだり…。
そして、〆には石焼ビビンバが恋しかったり、するわけですが。
お酒を飲まない彼女と一緒のときは、流石にね。

それでも彼女は必死に私につきあってくれ、とりあえずビール。
(私は、その後、勝手に白ワインをゴクゴク手酌で飲んでしまいましたけど、えへ…)



暫くぶりの再会(?)なので、話したいことも沢山あったのですが。
とにかく、待っているお客さんがたくさん。
これを横目に長居ができるほど、日本人でないわけでもなく…。

ご飯をソソクサと口に含み、今日はもう出ましょうか?と。
滞店時間(?)たった1時間50分あまりでしたが、お店を後にし(でもお腹は大満足)、帰宅の途につきました。

…とっても美味しかったし、これから焼肉といえばこのお店ね!というくらいの満足度だったけど。もうちょっとゆっくりご飯食べたかったなぁ。。。

食べ疲れ気味の週始め

2006-06-26 18:24:35 | フランス(食べ物・飲み物)
夏休みに入って気が緩んでいるというか、生活が不規則に。
そのせいで、最近ブログの更新もさぼりがちになっていますねぇ。
…毎日書いていたのをさぼると訪問者がグッと減ってくるんだなぁと実感。
ちょっと寂しかったりするけど、ま、これも自分のせいですものね。
地道に備忘録がてら更新していきたいと思っています。


さてさて。
昨日は、日曜日、久しぶりとはいえ、生憎のしっかりの中、昼はお友達のカップル(日本人の彼女にモロッコ人の旦那様)と食事の約束がありました。
昨年の丁度今頃、二人の結婚の証人になったんだったなぁ…。ちょっと感慨深く思い出したり。
…そ、彼らも昨秋、パリに引っ越してきていたのでした。


時々はメールをしたり電話をしあったりしていたものの、彼女が今や仕事を3つも請け負っているので、最近はなかなか会えず。
…私もヴァカンスに入ったし、いつでもいいよ!ということで。
久しぶりの再会なのでした。



彼らの家の近くの、レユニオン料理屋さんに行くということでイソイソ、まずは彼らの家に。
レユニオンの料理ってどんなの?楽しみだわん♪

…っていうか、レユニオンがどこにあるか、あまり定かじゃなかったりして。
確か、マダガスカル島の近くのフランス領の島だったよね?

そんな話をしながら、レストランに。
いかにも、島らしい(?)陽気な音楽がかかっていて、ユッタリした空間、白系統の調度品でスッキリした居心地のよいレストランです。

今日はね、結婚1周年ということで、いろいろお世話になったことのお礼を含めて、ご馳走させてね。
ええっ、そんなぁ。何にもお祝い持って来てないわよぉ。

しかも、既に普段は頼まないアペリティフまで頼もうとしているのに。
せめてその日の飲み物は私が、と申し出たのだけど、二人は断固譲りません。
なんと、そんな私にプレゼントまでくれて。。。
もう恐縮しきりでしたが、結局お言葉に甘えて、しっかりご馳走になってきちゃいました。
とっても美味しかったし、楽しいひと時でした。ありがとう



でもって、そのうちの前菜の1つが、今日の写真です。
…ホントは、メインをお見せしたかったのですが。
カメラのカードが最近またイカレテきたのか、「描画できませんでした」ばかりで、これしかアップできませぬ。残念。

勿論、前菜も3つ頼んだのですが、日本人ぽく(?)すぐシェアしたくなるわけで。
これは切った後…。

マリネのようなサラダの上に、フリットが3種、餃子もどきが2種類に、えっと。。。あと、ブーダン。
どれも、なかなか美味しかった。
ただ、やっぱり結構辛いんですよね。南の島の料理って。
さらに好みで加えるという、辛いソースが出てきたのを、好奇心で先に舐めちゃったものだから、最初っから口の中が辛くて、食べながらスッカリ汗かいちゃってました。。。

そしてメインには、私は鯛のカレーソース煮込みを選びました。
島料理だから、魚料理も美味しいだろうなと思って。

でてきて、最初見たとき、「あれ?」
カレーだから、黄色いソースを想像していたのですが、見るからにトマトソース。
食べてみると…やっぱりその通り。
トマトソースが基本に、カレー風味というものでした。
この、ちょっと意外な組み合わせが、これまたナカナカ美味しくて。
今度ウチで真似してみようかしら、と秘かに、頭の中にメモメモ…。

そして、前菜のときにパンもついてきたのに、メインの付け合せとして白いご飯がでてきたのは、吃驚り。
しかも、このご飯に、うずら豆の煮込みみたいのをかけて食べるのです。(見た目おぜんざいみたいな感じ。でも味はしっかりおかず味。これもよく出来ていて、美味しい!)

というわけで、デザートにアイスクリームもいただき、すっかり満腹・大満足
その後、近くのカフェで、更にコーヒーを飲みながらひとしきりお喋りをして、彼らと別れて帰宅したのでした。



家に着いたのは、あらあら大変、既に6:00過ぎ
こういうお昼をしっかりユックリとった日は、フツー、夕飯はゴク簡単に済ませたい気分になるのですが。
…昨日ばかりはそうも行きませんでした。
というのは、地方に住んでいる日本人の男の子(何度かブログにも書いた、既に28歳の留学生。それでも、つい男の子と呼んでしまう、そんな雰囲気の男性です。。。私のこと、つい頼っちゃう、お母さんみたいだよね、とか言うし。って、貴方のお母さんほど年は行ってませんよ!と思うのですが。ま、これも1つの褒め言葉かしらん?)が急遽家に来るというので、しっかりしたお夕飯を作らなきゃいけなかったのです。
7:00頃、出てくる前に電話を頂戴ね、と言っていたのに。彼が来たのは、まだ7:00前。
まだ、ベッカムを横目に料理を始めたばかりだったけど、とにかく大慌てで用意

結局、次のポルトガル・オランダ戦も観戦しながら、ずっと飲んで、食べて、喋って。
「やば、終電の時間だよ!」と、彼は12:30頃、友達の家に帰っていったのでした。

残された私は、ドッと疲れが。
とても楽しい1日だったけど。何にも勉強してないわん。。。

10ユーロの価値をツラツラと…

2006-06-21 08:30:58 | フランス(食べ物・飲み物)
最近は、ずっと対ユーロ円安続きで、1ユーロが145円くらいです。
…来た当初に比べて、何を見ても高く思うこのごろ。

その中でも、やけに高い!と思うのは(ブログでも再三ぼやいています)外で飲むビールの、フツーの値段。
1杯(500ml)が9ユーロ50って、高過ぎやしません?
ほぼ1400円ですよ!
日本の一杯飲み屋のほうがず~っと!(←力が入る)安いでしょ?
1200円出せば、ピッチャーが飲める!!!

まぁね、家で一人で飲む分には、500ml=45サンチーム、つまり1ユーロもしない(70円くらい?)缶ビールを愛飲しているので文句はありませんが。
(これって確かにスッゴク美味しいビールではないけれど、私は日本の発泡酒より美味しいと思うし、十分満足します。)



そ。今晩も、ちょっとばかりの運動後に、遅めのカフェ・ディネをしてきたのですが。
だいぶ涼しいとはいえ(日曜日まで暑かった。。。)、やっぱり喉の渇きには有無を言わさずビール!ですよね。
というわけで、私は車を運転するわけじゃないし、当然大ビール(=500ml)。

ところが、そんなの、あっという間に飲み干しちゃうわけで
食事が運ばれてくるときには、既にグラスは空っぽ。。。
仕方なく、もう1杯、となるのですが。
ここはグッと我慢で、小ビール(=250ml)。これでも5ユーロするんですから。
なんだかなぁ、と思っちゃうわけです。

因みに、食事は、今日は珍しくサラダを注文。
これも、奇しくも(?)同じ値段、9.5ユーロ。
(1400円って、決して安くないですよね?大戸屋とか、吉野家などのCPの良さを改めて懐かしく思う。。。)
それでも、この値段ならではの量がくるので、納得できるわけです。

…頼んだのはサラダ・ブルトンヌ=葉っぱものに、茹でジャガイモ(きっと中2個分くらい)、ツナフレーク(ツナ缶大が多分マルマルはいっているような)、アーティチョーク、くるみ、ゆで卵。
はっきり言って、すごい量です。
残そうとすると、ギャルソンが悲しそうな顔をするので、頑張って食べ続けましたが、イマイチ食欲もなかったこともあり、結局少し残しちゃいました。。。ゴメンなさい。

でも。こんな食事で、〆て24ユーロ。
ってことは、3500円くらい???
まぁね、友達と一緒のときは、お金のことはできるだけ気にせず、楽しく過ごしたいと思っているのですが。
…一人ご飯時には超緊縮材財政を心がけなくっちゃ、と言い聞かせてみる今夜…。


でもって。また話はきゅ~んと、飛ぶわけですが。
昼間、日本人のお友達と、8月の私のドイツ・ケルン行きの話をしていて、デュッセルドルフまで、ケルンから普通列車で9ユーロ近くすることを知りました。
片道9ユーロかぁ。。。

「ラーメン・餃子定食」にはすっごく心惹かれるのですが。
他にデュッセルドルフで見たいものや、買いたい具体的なものがあるわけでもなし。

パリからケルンまでの国際列車切符を10ユーロで買った、と喜んでいるのに、わずか40分ばかりの国内移動で9ユーロってなんだか矛盾しているような。
それだったら、ケルンに留まって、その分美味しいドイツ料理をゆっくり食べるほうが印象に残りそうだなって、思ったり。

とにかく、今日は、対ユーロの円安が改めて恨めしく思われた1日でした