ウルトラ解釈ブログ作戦

ウルトラシリーズについて色々語るブログ。

大超獣を越えていけ

2010-12-19 22:53:51 | ウルトラマンエース
BS11の再放送の第二話。
これ、子どものころ見て結構印象に残ってるんですよね。
エースの再放送は結構記憶に残ってるんですが、初期は特に印象に残ってます。

話的には平凡なこの話が印象に残ってるのは、やっぱり怖かったからだと思います。
いきなり卵に飲み込まれるキレンジャーもとい畠山麦氏。
氏が自殺していたというのはネットを始めてから知りましたが、そもそもキレンジャーがエースに出ていたなんてのも知りませんでしたね。
そして卵の合体とヤプールの底知れない力。
この頃のヤプールは本当に悪魔という感じで、他のヒーロー物にないスケールの大きな恐ろしさを感じさせました。

あと、TACの1週間の歌は面白かったですねえ。
エースはヤプールの設定もあり戦争もの的な序盤の雰囲気ですが、これはセブンを多分に意識してる気がします。
市川氏も設定的には新マンのようなホームドラマは好きではないみたいですしね。
いずれにせよ、TACの1週間はなかなかに防衛軍の過酷さを歌っており、そのブラックぶりがよくわかりますね(笑)。

今回の脚本は帰ってきたウルトラマンのメインライター上原正三氏。
新マンでは重視した人間ドラマ的な部分はやや物足りなかったが、これはメインライターでないので仕方ないだろう。
それでも一話を受けて地味にエースの作品世界を描いていたのはさすが。
3,4話のインパクトのせいで扱いは悪いが、竜隊長との人間ドラマもあり伏線はしっかり張ってるなあと感心しました。

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