ウルトラ解釈ブログ作戦

ウルトラシリーズについて色々語るブログ。

宇宙刑事シャリバン

2019-05-06 22:35:34 | その他特撮
GW中に更新するつもりが後半はへばってたので結局書けず仕舞い。
年取ると本を読んでもすぐ眠くなるし、集中力が持続しません。
書くネタは一杯あるのになあ。

で、代わりと言っては何ですが、唐突に宇宙刑事シャリバンの話。
まあ、知ってる人は知ってると思いますが、今東映チャンネルで毎週2話ずつ再放送してます。
子供の頃見てたのですが、正直当時はギャバンやシャイダーよりつまらないという印象でした。
敵組織や戦闘シーンなど、ギャバンと似た感じでしたし、主役もギャバンほどカッコ良くないし。
やっぱり男子にとっては一条寺烈のような男くさい方がヒーローとしてはカッコいいものです。
それに比べると伊賀電は若干優男ですから。
まあ、今見ると結構イケメンではありますけどね(ただし時々ホリに見えてしまう)。
あと、自分自身が小学高学年でちょっと特撮見るのが恥ずかしい年齢だったのもあるでしょう。
え、シャイダーは何で見てたかって?
話がわかりやすかったのと、アニーがゴニョゴニョです(笑)。

脱線はそれくらいにして、シャリバンは今見るとほぼ捨て回がないくらい話が充実してます。
子供の頃頭に入ってこなかったイガクリスタルの話も、今見たらインディジョーンズかドラクエかって感じで、
ファンタジーの王道展開でした。
今では使い古された「聖なる剣」「聖なる者の導き」「聖なる力」ですが、日本の特撮ものでこれらを
本格的に取り入れたのはシャリバンがほぼ初期ではないでしょうか?
子供の頃の印象で弱いと思ってた魔王サイコも意外と強いみたいですし(後半はあまり覚えていなかったので)、
ギャバンで確立したフォーマットを基礎にして話のスケールを大きくしたって感じがします。
最初の仮面ライダーは正直今見るとかなり辛いところがあるのですが、それから10年程度で
今の特撮とそん色のないものを作ってたというのに感動しますね。
個人的には円谷びいきなのですが、この辺りを見ると東映に負けてしまったのも仕方ないってところです。

まあ円谷だろうが東映だろうがピープロだろうが特撮は特撮なので大事なことを教えてくれるのは同じですが、
その中でもシャリバンは色々教えてくれる作品として今見ても古くないですね。
脚本は言わずもがなの上原正三。
そして音楽は私の大好きな作曲家、渡辺宙明。
そりゃ面白くならないはずがない。
また機会があれば、シャリバンの全話感想なんてのも書いてみたいですね。
まあ、いつもの口約束ですが(笑)。

とりあえずブログをもう少し書いて調子を戻していきます。
サイトの更新の方はもう少しお待ちください。
ではでは。