またまた、釣りムード満載のタイトル。
子どものころは深くは考えたことなかったが、何が銀河に散った5つの星かよくわからなかった。
これはゴルゴダ星爆破の後、散り散りに宇宙の彼方へ去って行った5人のことを言ったのだろうが、まあ普通に考えたら5人がやられたようなタイトルである。
しかしこういうタイトルは誰が考えるのだろう。
ところで、TACは何故ウルトラ兄弟がゴルゴダ星に捕まってるのがわかったのか。
先週ラストでエースにゴルゴダの映像を見せたヤプールだが、それは一般人には見えてなかったような。
そもそもヤプールは意外と人間とはコンタクトを取ってない。
ナックル星人がわざわざテレビモニターを使ってMATに挑戦したのとは対照的だ。
その辺りもヤプールが他の侵略宇宙人とは異なるところである。
ただ、今回はヤプールがTACにウルトラ兄弟のことを告げてきたと考えないと辻褄が合わない。
いくらTACの観測網が凄くても、ゴルゴダ星で捕まる兄弟たちを探知するのは不可能だからである。
しかし、だからと言ってゴルゴダを爆破するという作戦は強引。
この辺りはドラマ的な展開を重視する市川氏らしいといえばらしいだろう。
自己犠牲と奇跡。
ドラマ的には最も盛り上がる展開である。
とは言え、奇跡がウルトラ兄弟の力を合わせてスペースQというのはちょっとあっさりしすぎという気もする。
その辺り、物足りなく思うファンもいるだろう。
ただ、個人的にはエースロボットのデモンストレーションやそこまでの重い展開があったので、セブンのテーマから速攻のエースキラー爆破は非常にカタルシスを感じた。
その後のゴルゴダ爆破からバラバとの再戦、勝利という展開は盛り上げ方としては上手い。
そして伝説のラスト。
前編からのひたすら重い展開を脱してのファンタジーなシーン。
七夕の奇跡を締めくくるにふさわしいラストだと思う。
この辺りはエースに思い入れのない人にはつまらないかもしれない。
口さがない人はエースを中途半端だという。
しかし、逆にドラマあり、SFあり、ファンタジーあり、単純明快なヒーローものであり、恋愛もある。
これだけ色々な要素をてんこ盛りしたシリーズはエースが随一であろう。
そして北斗と南の関係をこれだけクローズアップした本話。
単なるイベント編としてだけの面白さではすまさない市川氏の脚本は見事としか言いようがあるまい。
子どものころは正直そこまで読み取ることはできなかった。
しかし、ゴラン編でも見せた夕子の強さ。
そのある意味宗教的ともいえる夕子の強さは、市川氏が夕子という女性を真の主人公の一人であると捉えていた証でもあろう。
その市川氏の離脱。
夕子離脱はその時点でもはや必然だったのである。
子どものころは深くは考えたことなかったが、何が銀河に散った5つの星かよくわからなかった。
これはゴルゴダ星爆破の後、散り散りに宇宙の彼方へ去って行った5人のことを言ったのだろうが、まあ普通に考えたら5人がやられたようなタイトルである。
しかしこういうタイトルは誰が考えるのだろう。
ところで、TACは何故ウルトラ兄弟がゴルゴダ星に捕まってるのがわかったのか。
先週ラストでエースにゴルゴダの映像を見せたヤプールだが、それは一般人には見えてなかったような。
そもそもヤプールは意外と人間とはコンタクトを取ってない。
ナックル星人がわざわざテレビモニターを使ってMATに挑戦したのとは対照的だ。
その辺りもヤプールが他の侵略宇宙人とは異なるところである。
ただ、今回はヤプールがTACにウルトラ兄弟のことを告げてきたと考えないと辻褄が合わない。
いくらTACの観測網が凄くても、ゴルゴダ星で捕まる兄弟たちを探知するのは不可能だからである。
しかし、だからと言ってゴルゴダを爆破するという作戦は強引。
この辺りはドラマ的な展開を重視する市川氏らしいといえばらしいだろう。
自己犠牲と奇跡。
ドラマ的には最も盛り上がる展開である。
とは言え、奇跡がウルトラ兄弟の力を合わせてスペースQというのはちょっとあっさりしすぎという気もする。
その辺り、物足りなく思うファンもいるだろう。
ただ、個人的にはエースロボットのデモンストレーションやそこまでの重い展開があったので、セブンのテーマから速攻のエースキラー爆破は非常にカタルシスを感じた。
その後のゴルゴダ爆破からバラバとの再戦、勝利という展開は盛り上げ方としては上手い。
そして伝説のラスト。
前編からのひたすら重い展開を脱してのファンタジーなシーン。
七夕の奇跡を締めくくるにふさわしいラストだと思う。
この辺りはエースに思い入れのない人にはつまらないかもしれない。
口さがない人はエースを中途半端だという。
しかし、逆にドラマあり、SFあり、ファンタジーあり、単純明快なヒーローものであり、恋愛もある。
これだけ色々な要素をてんこ盛りしたシリーズはエースが随一であろう。
そして北斗と南の関係をこれだけクローズアップした本話。
単なるイベント編としてだけの面白さではすまさない市川氏の脚本は見事としか言いようがあるまい。
子どものころは正直そこまで読み取ることはできなかった。
しかし、ゴラン編でも見せた夕子の強さ。
そのある意味宗教的ともいえる夕子の強さは、市川氏が夕子という女性を真の主人公の一人であると捉えていた証でもあろう。
その市川氏の離脱。
夕子離脱はその時点でもはや必然だったのである。