ウルトラ解釈ブログ作戦

ウルトラシリーズについて色々語るブログ。

今年1年更新できず、申し訳ありませんでした。

2023-12-31 12:09:43 | ウルトラ解釈大作戦
今年は別件で、土日も仕事をしてましたので、結局更新できませんでした。
おまけに年末はコロナに感染。
病状は普通の風邪と変わりませんが、直りが悪い感じはありますね。
時間はあるので、三が日までには1本更新したいですね。

まだ時間のやりくりが上手くいってませんが、少しずつ再開しようと思いますので
来年も皆さまよろしくお願いいたします。

では、よいお年を!

グッバイ 時朗

2023-03-24 20:45:48 | ウルトラ全般
2023年3月22日、「帰ってきたウルトラマン」の主役郷秀樹を演じた団時朗氏がお亡くなりになった。
享年74歳。
早すぎる気もするが、私のような何もない薄っぺらい人生を送っている人間と比べると
中身の詰まった、とても意義のある人生だったと思う。
自分の50年の人生を振り返っても何も成し遂げたことはないし、おそらくこれからも何もできない。
それに比して団氏の人生のなんと濃いことか。

何もない私の人生であるが、素晴らしいドラマや映画、本、音楽に出会った時だけは
生きていてよかったと思える。
とりわけ昭和ウルトラシリーズ、特に私の記憶に残っている初めてのウルトラマンである
「帰ってきたウルトラマン」は子供の頃も大人になった今でも人生の充足感を与えてくれる
唯一無二の作品だ。
そして何より団さん演じる郷秀樹は今でも私の中で一番カッコいいヒーローである。

郷秀樹が残したウルトラ5つの誓いを自分がどこまで実践できているかは心許ない。
時には他人の力を頼りにすることも必要であろう。
しかし人間最後は一人。
嫌なもの、許せないものと戦える勇気ある人間にならなければいけない。
果たして私はそういう男になれたであろうか?

グッバイ 時朗。
あなたは当時の少年少女に夢と勇気を与えてくれました。
私には何もできませんが、せめてそれを語り継ぐことはしたいと思います。

合掌

ウルトラセブン37話更新

2022-12-31 11:05:01 | ウルトラ解釈大作戦
年末になって漸く時間が取れましたので、何とか1本更新しました。
相変わらず文章が上手くありませんが、推敲する時間もあまりないためご容赦ください。
とにかく大みそかに間に合ってよかったです。

話の方は言うまでもなく傑作。
爆発まで時間がないというのは「北へ還れ」の飛行機衝突まで時間がないというプロットと
被りますが、本話はマヤとダンのドラマを中心に描くことにより、まったくテイストが
異なる傑作となってます。
当時の風俗を取り込みつつ無機質な手触りのある作品となっており、脚本、演出とも
素晴らしい仕事と言えるでしょう。
美少女が出ていることもあり、個人的には好きな話です(笑)。

ということで本年の更新はこれで最後。
何とか生きておりますので、来年もまたお会いしましょう。
さよなら。さよなら。さよなら。(淀川さん風で)

掲示板リニューアル

2022-10-10 22:48:54 | ウルトラ解釈大作戦
新しい掲示板です。
https://www3.rocketbbs.com/601/kaisyaku.html

ウルトラセブン第36話更新

2022-09-25 14:40:17 | ウルトラ解釈大作戦
漸く更新しました。
かなり大人向けの話ですね。
今ならもう少しわかりやすい演出にするのでしょうが、
その辺りはかなり突き放した内容になってます。

セブンはそういう話がやたらと多い。
そういうところが逆に大人になった視聴者に支持されるのでしょうが
そんなことは当時のスタッフは全く考えてなかったので、
まあ、ある意味幸せな偶然といったところでしょうか。

ただ、子供向けでも子供だましにしないという円谷の信念が
今にいたるまで評価される大きな要因ですので、その姿勢は
これからも失わないで欲しいですね。

ではまた次回。

『ウルトラマンタロウ』第1話が今も評価される理由 「本当は2時間必要な内容」

2022-09-17 16:00:13 | ウルトラ全般
https://news.yahoo.co.jp/articles/819697b5a040f95b3676c764aff466d1edf93be9

こういう記事を見かけると嬉しくなりますね。
解釈でも書きましたが、タロウ第一話は本当に濃密かつ面白いです。
間違いなく昭和ウルトラの第一話では一番出来がいいでしょう。
普通第一話は設定紹介が中心でそれほど面白くないのですが、タロウ一話はエンタメ性も
両立してるところが秀逸です。

まずAパートで、光太郎の人柄紹介、超獣より強い怪獣、光太郎がZATに入隊する説得力ある理由づけ、
光太郎とオイルドリンカー&アストロモンスとの戦い、さらにはヒロインさおりとの出会い、
そしてウルトラの母からバッジを貰う。
これが全部無理なく展開するから驚きです。
さらにBパートでタロウ誕生からアストロモンスとの決着、さらには青春ドラマ的なさおりとの再会と
贅沢極まりないです。

タロウはやたらと人間と怪獣が戦ったり、設定が緩かったり、そこを批判する人がいますが
それは別に作品の破綻ではなく設定、すなわちおとぎ話的な作品の志向というだけで
スタッフも意図的にやってます。
それはちゃんと見ればわかるんですけどね。
同じスタッフが作ったレオだと人間はやたら弱いですから(MAC隊員とか殉職しまくりですし)。

最近はレオが人気になるなど2期ウルトラの再評価も進んでます。
タロウを楽しんで見てた世代も今や50代。
解釈にも書いたようにタロウの功罪というものはありますが、こういう風にいいところはいいと
しっかり伝えていって欲しいですね。

全ウルトラマン大投票

2022-09-17 14:55:57 | ウルトラ全般
メカ部門の1位がセブンガーというのが意外でしたね。
我々世代のセブンガーはボール怪獣なのですが、50年近い時を隔てて
まさかこんな形で人気怪獣になるとは。
当時は正直脱力するデザインだったのですが、所謂ゆるキャラの先取り的な
デザインが人気になった秘訣なのかもしれませんね。

しかし、ティガでも30年近く前。
平成3部作がもはや古典なんですから、昭和のおじさんはちょっとついていけませんね。
それでも近作までチェックしてる佐野さんはさすがです。
ウルトラマンが最終回で初めて喋ったというのは間違いだったので誰か訂正すべきでしたが
昔のことだから記憶違いがあるのは仕方ないでしょう。
それだけリアルタイム時に衝撃だったということ。
ガキ使で怪我したり大病を患ったり、最近どうされてるのか心配してたので、
お元気なのは何よりでした。

ちょっと脱線しましたが、ガンダム、ライダー、戦隊、ウルトラと私が子供の頃見てた
コンテンツが未だに続いているというのは凄いことですね。
それぞれ世界観が広がり、ウルトラはもはや古事記と佐野さんが仰ってたように
全体像を把握するのは難しいかもしれません。
ガンダムは時間も超えてますからもっと難しいですけど(笑)。
そう考えると毎年毎年リセットする戦隊の変わらなさも凄いですね。
たまにゴーカイジャーみたいな作品もありますが、全戦隊を繋げてもあまり世界観
が変わらないのも戦隊のいいところかもしれません。

ウルトラセブン第35話更新

2022-07-24 11:35:01 | ウルトラ解釈大作戦
しました。
可もなく不可もなし。
この時期の円谷プロはマイティジャックの製作に四苦八苦しており
かなり大変だったようです。
セブンも若干低迷期ですね。

ではでは。

渡辺宙明先生逝く

2022-06-27 23:05:33 | その他特撮
ウルトラシリーズとは縁はありませんでしたが、特ソン界のレジェンド渡辺宙明先生が
ついに鬼籍に入られた。
御年96歳。
正直10年くらい前からネットで細々と近況を知るにつけ、あとは訃報を待つばかりという心境でしたが
ゼンカイジャーの劇伴を担当するなど90半ばにして華やかに第一線に復活されて驚かされたばかりでの
突然の訃報。
宙明先生には最後まで驚かされるばかりでした。

宙明先生の音楽については大人になって後から知れば知るほど、その偉大さを思い知り、
正直今でもしょっちゅうyoutubeとか自分のwalkmanで宙明先生の曲を聞いています。
宙明先生といえばマジンガーZに代表される燃える曲が多いという印象だと思いますが、
実はしみじみとしたバラードも得意。
また火曜日版サザエさんのような爽やかな曲も書かれるので、宙明先生についてマジンガーZや
キカイダーのイメージしかない方には是非そういう曲も聞いていただきたいです。

バラード系で一曲お勧めするとしたら、アニメ「野球狂の詩」のエンディング「勇気のテーマ」。
子供の頃印象に残ってたこの曲が鋼鉄ジーグの作曲者と同じ人が作ってるなんて夢にも思いませんでした。
これは堀江美都子のバラード曲でもキャンディキャンディのエンディング「あしたが好き」に匹敵するくらいの
名曲なので是非youtubeで検索して聞いて欲しいです。
あと王道ではやっぱり戦隊と宇宙刑事シリーズでしょう。

宙明先生が亡くなられても、残された名曲の数々は永遠です。
私はこれからも変わらず、宙明先生の曲を聞き続けるでしょう。
渡辺宙明先生のご冥福を心よりお祈りいたします。

ウルトラセブン第34話更新

2022-03-26 16:51:50 | ウルトラ解釈大作戦
いやあ、よくわからない話で苦労しました。
何回も解釈に行き詰ってしまって、結果ああいう感じです。
すいません(笑)。

霊媒のユタ花村とかビル街が消えたり、それぞれの要素は
面白いんですけどね。
でも、要素ばかり先行して、ストーリーがおまけになってる
気がしました。

次回もツッコミどころ満載ですが、市川脚本だけに今回よりは
まだマシというか、市川脚本はドラマ重視だから
解釈しやすいんですよね。
SF度が高くなると、私の苦手分野になるので苦労します。
ドラマは大好きなんですが。

ではでは。