ウルトラ解釈ブログ作戦

ウルトラシリーズについて色々語るブログ。

ウルトラセブン第36話更新

2022-09-25 14:40:17 | ウルトラ解釈大作戦
漸く更新しました。
かなり大人向けの話ですね。
今ならもう少しわかりやすい演出にするのでしょうが、
その辺りはかなり突き放した内容になってます。

セブンはそういう話がやたらと多い。
そういうところが逆に大人になった視聴者に支持されるのでしょうが
そんなことは当時のスタッフは全く考えてなかったので、
まあ、ある意味幸せな偶然といったところでしょうか。

ただ、子供向けでも子供だましにしないという円谷の信念が
今にいたるまで評価される大きな要因ですので、その姿勢は
これからも失わないで欲しいですね。

ではまた次回。

『ウルトラマンタロウ』第1話が今も評価される理由 「本当は2時間必要な内容」

2022-09-17 16:00:13 | ウルトラ全般
https://news.yahoo.co.jp/articles/819697b5a040f95b3676c764aff466d1edf93be9

こういう記事を見かけると嬉しくなりますね。
解釈でも書きましたが、タロウ第一話は本当に濃密かつ面白いです。
間違いなく昭和ウルトラの第一話では一番出来がいいでしょう。
普通第一話は設定紹介が中心でそれほど面白くないのですが、タロウ一話はエンタメ性も
両立してるところが秀逸です。

まずAパートで、光太郎の人柄紹介、超獣より強い怪獣、光太郎がZATに入隊する説得力ある理由づけ、
光太郎とオイルドリンカー&アストロモンスとの戦い、さらにはヒロインさおりとの出会い、
そしてウルトラの母からバッジを貰う。
これが全部無理なく展開するから驚きです。
さらにBパートでタロウ誕生からアストロモンスとの決着、さらには青春ドラマ的なさおりとの再会と
贅沢極まりないです。

タロウはやたらと人間と怪獣が戦ったり、設定が緩かったり、そこを批判する人がいますが
それは別に作品の破綻ではなく設定、すなわちおとぎ話的な作品の志向というだけで
スタッフも意図的にやってます。
それはちゃんと見ればわかるんですけどね。
同じスタッフが作ったレオだと人間はやたら弱いですから(MAC隊員とか殉職しまくりですし)。

最近はレオが人気になるなど2期ウルトラの再評価も進んでます。
タロウを楽しんで見てた世代も今や50代。
解釈にも書いたようにタロウの功罪というものはありますが、こういう風にいいところはいいと
しっかり伝えていって欲しいですね。

全ウルトラマン大投票

2022-09-17 14:55:57 | ウルトラ全般
メカ部門の1位がセブンガーというのが意外でしたね。
我々世代のセブンガーはボール怪獣なのですが、50年近い時を隔てて
まさかこんな形で人気怪獣になるとは。
当時は正直脱力するデザインだったのですが、所謂ゆるキャラの先取り的な
デザインが人気になった秘訣なのかもしれませんね。

しかし、ティガでも30年近く前。
平成3部作がもはや古典なんですから、昭和のおじさんはちょっとついていけませんね。
それでも近作までチェックしてる佐野さんはさすがです。
ウルトラマンが最終回で初めて喋ったというのは間違いだったので誰か訂正すべきでしたが
昔のことだから記憶違いがあるのは仕方ないでしょう。
それだけリアルタイム時に衝撃だったということ。
ガキ使で怪我したり大病を患ったり、最近どうされてるのか心配してたので、
お元気なのは何よりでした。

ちょっと脱線しましたが、ガンダム、ライダー、戦隊、ウルトラと私が子供の頃見てた
コンテンツが未だに続いているというのは凄いことですね。
それぞれ世界観が広がり、ウルトラはもはや古事記と佐野さんが仰ってたように
全体像を把握するのは難しいかもしれません。
ガンダムは時間も超えてますからもっと難しいですけど(笑)。
そう考えると毎年毎年リセットする戦隊の変わらなさも凄いですね。
たまにゴーカイジャーみたいな作品もありますが、全戦隊を繋げてもあまり世界観
が変わらないのも戦隊のいいところかもしれません。