ドラファンとして、勉強させてもらいました!その2

2014年03月09日 | 井戸端会議

今回もこちらの本より学びたいと思います。
ジェット風船物語

☆ジェット風船はカープが最初
「ジェット風船」のルーツも探してみよう。
「どうやら、関西のカープファン応援団が作ったらしい」早々に、その程度の情報は手に入れた。だが、阪神ファンのほとんどは、自分たちが「先駆者」と思っている。ここは「はっきりせねば...」と甲子園球場に向かった。ここでの主人公は、実谷巧さんだ。「大阪河内楠公会」の団員で、「広島東洋カープ近畿後援会」の相談役でもある。
御年64歳、カープファン歴55年のベテラン。カープの応援に、その人生のかなりの部分を捧げてきた。
☆35年前、問屋街で偶然見つけた
ここからは、実谷さんの回顧である。
35年前の1978(昭和53年)5月のある日のことだ。前回で取り上げた「トランペット軍団」が、初めてその音色を市民球場で響かせたのとほぼ同じころ。カープ初優勝の3年後になる。「我らカープも大阪でも少しずつ認知されてきた。もっと有名にするために、何か新しい応援の方法はないだろうか」
実谷さんが外出の際、日課だった大阪市内の問屋街を歩いていた。
その時、たまたま目に止まったのが、「ジェット風船」だった。
早速、一束買って自宅ちかくの公園で飛ばしてみた。すると「何と、空高く飛ぶではないか」と期待以上「これだ」と思った。
甲子園球場に持って、子供たちに配ったら、大きな歓声を上げて何とも楽しいそうである。自信を強くした。
当初はカープ選手がHRを打った時、打ち上げてた。その風船を、守備につていた阪神選手が「何だこれは」と、珍しそうに眺めていた。それが、いつしか「ラッキー7」つまり7回の表のカープ攻撃の前だけになった。「皆が一斉に飛ばすのが盛り上がるしね!」と実谷さん。
「最初は禁止になった紙ふぶきの代わりだった、それが少しずつ広がって、 今思うと、「野球応援に使うジェット風船」として特許でも取っていればね」と語った。
☆阪神は1985年からスタート
ジェット風船=阪神タイガースが発祥と思うファンも多い、なぜか?
伝説のバース.掛布.岡田によるバックスクリーン3連発があった年、つまり阪神が21年ぶりに優勝した1985年から阪神のジェット風船はスタートしたとされている。優勝時の映像と一緒にジェット風船飛ばしの記憶が、人々の脳裏に焼き付けられた。それに、ジェット風船の数では、他球団を圧倒しているのも、「阪神起源説」の要因だろう。

☆メガホンの起源は「しゃもじ」
応援に欠かせないアイテムの一つが、メガホンである。このメガホンは形、大きさも年々変化している。大きさな声を出すために作られた、いわゆるメガホンだった。それが、先が膨らんだ「バットタイプ」にそれから次第に細くなり「ダブルバット」や「サムライスティック」と呼ばれる新型に。持ち運びが便利で女性向きのバットが鎖でつながった「カンフーツインタイプ」
1975年当時、カープファンはスタンドでしゃもじを打ち鳴らして応援していた。もちろん、しゃもじは宮島の名産品。「勝ちを召し取る」、打ち鳴らした時の「カチカチ(勝ち勝ち)」という音から、ゲン担ぎとして使われた。これに目をつけたあるメーカーが、それぞれのチームカラーのメガホンを売り出したら飛ぶように売れたというのだ。
ジェット風船に話を戻すと応援する立場からすれば、気分を高めてくれる最高のアイテムとして、欠かすことが出来ないものだと思う。「今年こそは日シリのマツダスタジアムで赤いジェット風船を飛ばすぞ。何せカープが先駆者なんじゃけぇ」改めて、そう誓わずにいられなかった。

以上が、ジェット風船物語からでした。

僕らドラファンもこんな素晴らしいカープファンには負けてはおれませんね!

開幕まで今日入れて残り20日となり、応援団なしの応援がどの様に行われるか不安でもあり楽しみでもあり本当に待ちきれない毎日です。
自分は開幕スタートダッシュの3連戦と次カードの3連戦はライスタから気合いを入れたいと準備万端です。