12連戦スタート

2019年04月28日 | ナゴド観戦


勝 又吉 敗 西 S 鈴木博
HR ビシエド6号

【勝手な総評】
3月29日に開幕しドラゴンズは4月27日現在
22試合12勝11敗、.522
ホーム8勝3敗・ビジター4勝8敗
ゲーム差3.0

非常に良い戦いが出来ている!

勝敗以上に手応えを感じるゲーム内容ではないか。
1点をめぐる攻防は見ててドキドキワクワクな面白い野球が出来ている。

今日からホームで阪神。次カード、ビジターで讀賣。
最低限、ホーム2勝1敗、ビジター1勝2敗出来れば上出来。
この2カードで各球団ホーム&アウェイ一回りする。
勝負はこれから。
現時点で勝率も順位もさほど気にする必要はないと思う。
6月交流戦時点で、もし5割を切っていても順位が最下位でも、今のドラゴンズの戦い方が出来てることと首位から5ゲーム差の輪の内に入っていることが大事。
昨年や一昨年なども現時点の成績は交流戦前まで十分善戦していた。
セリーグの戦いの輪に入っていたが…。
ただ今年のゲーム内容は全くと言って良い程の違いを感じる。
昨年までは勝てるゲームを終盤に追いつかれ、辛うじてホームの強みを生かしサヨナラゲームを何ゲームか演出してた。本来ならリードして勝ち切らなくてはならないゲームを二転三転させている。
サヨナラと言った幕切れゲームはないものの、今年は昨年のそれとは違い一旦中盤までにリードを保てば中継ぎ抑えの頑張りと巧みなベンチワークで勝ち切ってる。ゲーム巧者は伊東ヘッドと阿波野投手コーチ。与田監督はアドバイス聞き大胆な決断している。


もう一つ昨年までとの違いは、ゲーム後の監督コメントにある。
勝った時は選手を褒め、負けた時はどうして負けたのか?今後どうするか?など次に繋がるコメントを残している。
決して他人事の様なコメントは聞かれない。
しっかりした信頼関係が出来、明るいチームに変わってきた。

今日のゲームは緊急登板、佐藤の頑張りがカギであった。しかし初回2アウトを簡単に取り、まずまずのスタートを切ったかに思われるたが、その後制球を乱し球はスッ歩抜けるは…、引っ掛かるは…。満塁となり走者一掃の3点タイムリーされた。その後も制球は安定せず、相手投手の西は完璧に立ち上がりをみせていた。
しかし、平田の死球を足掛かりに大島のタイムリー、なおも1.2塁のチャンスでビシエド。併殺だけは勘弁してくれ!と思った瞬間、阪神が陣取るレフトビジター席にエルタンケ弾をぶちこみ阪神ファンを黙らせた。


〈ちょっと余談〉
今年も106ビジョンの右側に打席に入ってる選手の応援歌が映しだされてる。普段、私のいるライトスタンドはその映像を見ることは出来ないのだが、ビシエドチャンテ時はドアラがエルタンケに乗ったこんな可愛い映像が映した出されているのを知りました(笑)



逃げ切りました。






交流戦後まで今は勝ったり負けたりで良い。
胸突き八丁夏場の苦しい時期、今の先発ローテーション投手や中継ぎ投手もへばってくる。
本当の戦いはそこから始まる。
しかし今年のドラゴンズはまだまだ余力がある。
松坂が帰ってくる。
小笠原も帰ってくる。
血行障害の岡田も藤嶋も帰ってくる。?
ファームで準規の良い姿も見た。
(非常に良かった!球に力があり長身から投げ下ろす角度のあるフォームが戻ってきている。夏場と言わず今日からでも即一軍で活躍出来ると思う。)

まずは12連戦の頭、幸先の良いスタートがきれました。

バッテリーのお仕事。

2019年04月21日 | ナゴド観戦

勝 笠原
敗 小川
S 鈴木博
HR 阿部2号

【勝手な総評】
笠原は6回2/3自責点2でマウンドを降りた。
球数が100球を超えた辺りからチェンジアップのキレが落ちてきたところをヤクルト打線に捕まり1点を追加された。ドラゴンズ1点リードの3-2、2死2塁1打同点のピンチ。
勝負所、谷元にスイッチ。キッチリ仕事をやってのけた。
今シーズン、谷元の仕事場はランナーが塁上に溜まった厳しい伸るか反るかゲームの勝敗を分ける場面に起用される。こんな緊迫した場面、彼の力はもちろんのことだが窮地を抑える為、ベンチ指示と捕手.加藤の支えもあってのこと。
今日の様な終盤までリードしたゲームは是が非でも勝ち切りたい。
中継ぎ投手陣が持ちこたえられず逆転された昨年はバッテリーの意志疎通が欠けていた。セオリー通りのアウトローでは相手打者を打ち取ることが出来なかった。
今シーズンから捕手出身の伊東ヘッド、中村バッテリーコーチがベンチを預かっている。何れも現役時代チーム黄金期の要所を締める要であった。百戦錬磨、豊富な経験は相手打者の心理を読み取り的確なアドバイスは選手の力となっているはず。
開幕からここまでの戦いを見ると捕手のリードワーク、特に加藤のリードは目を見張るものがある。
今日もピンチの場面、強気なリードが冴えた。2人のコーチからの指示も冴えた。

6回表、先頭青木に遊安打され続く山田哲をインコースで攻める。




バレンティンをインハイで空三振に取ったが、続く雄平に左犠飛運ばれ1失点。なおもピンチは2死2塁。谷元にチェンジ。
加藤の目線の先には頼れる2人のコーチがサインを送る。
発展途上な加藤は今はベンチからのサインもあるが、場数をどんどん踏んでインサイドワークを身に付けていって欲しい。












西浦を中飛球に打ち取った。
7回表はロドリゲス。
村上にもインコースで投ゴロに打ち取った。


1死2塁。またまたピンチ。
代打、大引。ベンチを伺う加藤。






遊ゴロで凌ぐ。
続く荒木は、アウトコースを中安打に狙い打たれた。










慌てるベンチ…。


何とか青木を三ゴロで切り抜けた。




マルティネス、鈴木博は8.9回を三者凡退で締め勝利した。




※よく言われるのが
「今日の投手の出来が良い悪い。」
「誰バッター対誰ピッチャーの対決。」など。
そこにはキャッチャーの立場があまり存在してない様な解説や記事を見聞きする。
相手打者を打ち取るのはバッテリーの共同作業。その場面その場面の駆け引きがある。
配球を組み立てるはキャッチャー。いくらピッチャーが良いボールを投げてもどこにどんな球種のボールが来ると分かればプロは打つ。
また、いくらキャッチャーが良い組み立てが出来てもピッチャーがそのに投げ込むことが出来なければバッターを打ち取れない。
ピッチャーとキャッチャーの二人三脚で仕事が成立する。
それをサポートするのがベンチスタッフ。
勉強中の加藤がマスクを被ったゲーム、今のドラゴンズはこの立場の作業が出来てるから面白いゲームを見せてくれてるのではないだろか。

ペナントレースはまだまだ始まったばかり。(ナゴドでナゴ球で)

2019年04月17日 | ナゴド観戦

勝 大野雄
敗 上茶谷
HR 平田1号

【勝手に総括】
大野雄大が573日ぶり白星✨


今シーズン、ドラゴンズのカギを握る男が魅せてくれた。
先発・大野雄は7回2/3まで被安打3、1失点にまとめ17年9月20日ヤクルト戦以来の勝ち星となった。
とにかく球に力があった。
プレイボール直後の第一球147㎞。MAX150㎞。力みからカウントを悪くし崩れかかる場面あったが自慢のストレートで相手打者を翻弄した。7回途中120球を越え、球が浮き始めたところで降板。
後続を中継ぎ投手陣でしのいだ。田島の球威は戻ってここ数試合安定している。
8回は私の今シーズン、イチオシ投手、R.マルティネス。
外国人枠がなければ間違いなく後ろを任せられる筆頭リリーバー。

















中継ぎ投手陣が安定してきた一番の要因は捕手・加藤の存在が大きい!?
昨シーズン試合に出てた捕手陣は終盤緊迫した場面になると一貫してミットはアウトローとなってた。
元々、力があるドラゴンズ中継ぎ投手陣は際どいコントロールを求められた。結果、案の定コースがはずれ四球やワイルドピッチで場面を悪化させた。何度も見た光景となった。
しかし、加藤は中軸の強打者だろうがグイグイとインコースにミットを構える。
力がある投手陣もサイン通りミットめがけて投げることが出来てる様に思う。
加藤はプロ入り過去3年で5試合しか一軍出場機会はなかった。ある意味、怖いもの知らずのリードが功をなしているのか、はたまたベンチにいる伊東ヘッドのサイン指示なのか?
今日のヒロインは大野雄と平田だけでなく加藤もお立ち台上げて欲しかった。
加藤の肩に注目が集まってるが、今後はリードも興味深く見て行きたい。


今日はナゴヤ球場でもファームのゲームがあった。
根尾効果からか連日観客は非常に多くなっている。

※ここにも根尾効果か?ナゴ球に隣接する民間駐車場は500円から200円値上げとなっている。

ウエスタンリーグは今、阪神の一人勝ち様相。
一方、ドラゴンズは踏んだり蹴ったりの戦いを強いられている。リーグ、ダントツの最下位を快走中…。打てない守れない。

今日の先発は山本拓。
初回から球が安定しない。相手打者と戦ってると言うより、自分との戦いは一人相撲であった。






それに引き換え、阪神先発.才木20歳は189㎝から投げ下ろすしなやかなフォームは球速制球良し、変化球はカーブ、スライダー、フォークと多彩な右の本格派。
指名代打があるウエスタンリーグだが本日4度バッターボックス立ち、一軍の先発調整を匂わせた。
今後、ドラゴンズに登板してくるものと思われる。手を焼きそうな相手投手だ。
同チーム、藤浪の良い時に似ている。






ゲーム結果はと言うと・・・。
またしてもボロ負け。
私的にはファーム4戦全敗。


アクシデントもあった。
根尾が負傷交代。
7回の守備で盗塁の二塁カバーに入った際、グラブをはめた左手が一塁走者高山のスライディングと接触した。
左手人さし指を深く切っており、8針を縫う怪我となった。

春日に🌸

2019年04月11日 | ファーム観戦
中日ドラゴンズ対福岡ソフトバンクホークス 5回戦



中日 阿知羅
ソフトバンク 和田

非常に風の強い日。

序盤から風に乗って外野へ打球が襲う。
ソフトバンク#144コラス(育成)の打球はライト滝野の頭上を越えフェンス上段に直撃、ボールは転々しランニング3ランホームランの幕開け。(ナゴヤ球場現地でランニングホームランを見るのはあの伝説のバリバリ大リーガー、ウィリー・デービスが1977年5月14日対讀賣.西本聖投手から“60歩13秒”のランニング満塁ホームランを放つ快足を見て以来)
波乱の予感。
2回裏、モヤが右中間に特大ホームラン。

3回表には川瀬。7回裏は石川(駿)。ホームランが乱れ飛んだ。
乱戦の様相を呈してたが、ソフトバンクは和田から中田にスイッチした途端ドラゴンズ打線は沈黙。

和田のピッチングフォームはいつ見てもテイクバックが小さく独特だなぁー。










中田登板、ナイスピッチングでした!









ソフトバンク打線は一方的に打つわぁ打つわぁ…。
風を味方にし5回までに13安打8得点の乱れ打ち。





んっ!ブルペンで#203が投げ始めました!
もしかして💡



7回表から、私的には待ちに待った濱田達郎がコールされた。力水をもらいマウンドへ。

マウンドで投げる姿を見るのは4年ぶり。(2016、3/31対広島先発登板)
「頑張れ、濱ちゃん!」
祈る様な思いでスタンドから声援を送りました。📣









結果は1イニング、5打者29球1安打(風の影響?!)2三振2四球1失点1自責点。
2三振後3人目バッターを3-2に追い込み、最後はアウトコース低めをボール判定され三者三振とはならなかった…。
っと!まあ、良いボール投げてたのでちょっと一安心🍀

続く8回表はブリトー。
荒れに荒れまくりました👀
ストライクボールは素晴らしいボール。かと思えばとんでもない大々暴投。捕手.武山怒ってましたね。








結果


最後に今日、R.マルティネスが一軍合流したとのこと。
ファームとオープン戦で見たが、昨年のマルティネスとは別人。彼が今年のドラゴンズの救世主になるんではないか?
後ろを任せたい!

ナゴヤドーム・「オープニングシリーズ2019」で思うこと。

2019年04月09日 | 井戸端会議
本拠地開幕カード「オープニングシリーズ2019」

4月2~4日、ゲームはもちろんのこと各趣向を凝らした3日間であった。
昨シーズンのセントラルリーグ、チャンピオンチーム広島東洋カープを迎え撃っての戦いは2勝1敗と勝ち越した。今シーズンのドラゴンズは昨シーズンまでとはひと味違うゲーム内容を見せてくれた。

オープニングシリーズはイベントやセレモニー、来場者プレゼント、主要な駅やショッピングモール、アドトラック🚚を走らせるなどプロモーション活動をあの手この手と企画し営業努力した。
(中日ドラゴンズオフィシャルホームページより)
中日ドラゴンズ 公式サイト - オープニングシリーズ 2019


中日ドラゴンズ 公式サイト - ドラゴンズニュース ★「オープニングシリーズ 2019」が閉幕しました!


しかしながら・・・。

2019年の観客動員の結果。
4月2日(火) 32.475人
中7-4広
4月3日(水) 28.193人
中2-3広
4月4日(木) 27.380人
中3-2広
3日間トータル 88.048人
平均 29.400人、3万人を割った。
ざ・ん・ぱ・い…。
非常に厳しい数字となった。
ゲーム内容と言えば3ゲーム共に大変緊迫感のあるクロスゲームばかりで面白いゲームを見せてくれた。

2018年、昨年の観客動員。
4月3日(火) 34.164人
中3-10讀
4月4日(水) 33.816人
中4-1讀
4月5日(木) 34.396人
中2-3讀
3日間トータル 102.376人
松坂効果により前売り券が売れた。
本拠地開幕カード3日間いつ先発登板するか?と期待を寄せた結果となった様に思う。
松坂は3戦目に先発し数字からも伺える。
結果「オープニングシリーズ2019」は、球団努力の甲斐もなく、昨年を大きく下回った…。
昨年の開幕カード3連戦とほぼほぼ同じ状況のウイークデーであり、相手チームはどちらもビジターファンが多く駆けつける人気チーム。条件は昨年と同じであったはず…。
「オープニングシリーズ2019」はスタンドを満席にすることが出来なかったどころか空席が多く見受けられた。
キャンプ地をあれだけ賑わしたファンはどこへ行ってしまったのか?

今年2月沖縄スプリングキャンプが始まり、多くのドラゴンズファンが訪れた。
グッズの売上高は昨年を大幅に上回る大人気ぶりとなり、ファンでごった返した。
しかし話題は野球以外で全国区ニュースを賑わした…。
あってはならない事態がいくつか起きた。
選手は練習の合間をみてファンにサインや握手、写真撮影に快く応じてくれた。
しかしながら、ファン(一部)はそれに甘えモラルも節度もない無茶な行為に出た…。
報道などを見聞きし、ドラゴンズファンとして本当に情けない思いをした。
キャンプはペナントを戦う為の練習の場、鍛える場。ファンサービスの場でないことを再認識してもらいたい。
ご存知、松坂は全く真逆の練習すら出来ない状況に置かれてしまった。
そんな松坂は未だに実践練習すら出来ない始末。
もう一人、人気話題となったドラ1・根尾も開幕ベンチメンバーから漏れた。
キャンプ前に右ふくらはぎを痛め出遅れたこと。またマスコミなどの報道が過熱し18才の青年に連日コメントなどを求めた。とても練習に集中出来る環境ではなかったと思う。
シーズン始まる前から、これだけのパワーがあるなら開幕日からこのパワーをファンはナゴドに来て応援のパワーに、またマスコミはメディアでファンをワクワクさせる報道に変えて頂きたかった。

なぜ観客動員が低迷してるのか?
上記、話題の両選手が居ないからか?
そもそも名古屋気質からくるものなのか?
(①倹約家だけど見栄は張りたがる
②手堅くてコスパや実用性を重視
③警戒心が強くなかなか心を開かない
④地元愛が強いが、熱しやすく冷めやすい。など。)
色々な理由は考えられるが、何はともあれ、開幕から今日まで勝ち負けはともかく新生与田ドラゴンズの戦い方は好守に攻撃的なチャレンジャー采配はヒヤヒヤするが面白い。今の戦い方を続けてれば必ず目の肥えたドラファンは戻ってくると信じたい。
今秋「ファイナルシリーズ2019」頃には、球団側が頭を悩ませることなくチケット完売し、一睡の余地もない満員の中、与田監督のセントラルリーグ優勝報告を見たいものです。
勝ちにいこうぜ!勝つことが最大のファンサービス。
頑張れ、ドラゴンズ!