12ゲーム差、バンテリンでの3連戦

2021年06月27日 | ナゴド観戦

今シーズン首位をブッチ切ってるタイガースをバンテリンドームに迎えての3連戦は・・・。



去る5月11日、 甲子園球場での阪神vs中日が通算2000試合となった。1戦目は昭和36年4月30日に甲子園球場で行われた。通算成績は中日の1001勝953敗46分け。プロ野球で2000試合に到達したカードは阪神-中日戦が初めてで、その後5月15日に巨人-阪神戦が通算2000試合を迎えた。


6/22(火)対タイガース9回戦
*この日が2002試合目の対戦。

先発 ドラゴンズ=大野雄
   タイガース=青柳




中1-2神
敗=大野雄 勝=青柳

両投手の好投は額面通りのゲーム展開でした。
ドラゴンズは1点が遠かった・・・。
青柳の出来が良かったのか?
ドラ打線が攻めきれなかったのか?
ロースコアの結果を見るとドラゴンズ展開のゲーム内容であったと思う。
今のドラゴンズはビシエドが
打つか打たないかで試合の行方が左右してることから、他球団からの対ビシエド包囲網が広まって来ている様に思う。


今シーズンのタイガースやベイスターズは極端なビシエドシフトを敷いてる。ことごとく術中にはまってる。






投手陣は未だに安定しゲームを作るも、打撃陣は、今、始まった訳でもないが得点圏で打てない。ここ数年の課題が克服されない悔しい試合でした。


6/23(水)対タイガース10回戦

先発 ドラゴンズ=福谷
  タイガース=アルカンタラ

中6-2神
勝=福谷 敗=藤浪
HR=高橋周5号



ドラゴンズは初回.2回と得点するが…、





その後6回に同点とされ厳しいゲーム展開はこの日も好機にあと1本が出ない…。
ようやく7回ラッキーセブン、相手投手がくれたチャンスに粘りを見せた。


代打・福留は〝顔〟で四球を奪いチャンスを拡大させ、その後のビシエドと勝負せざる負えない場面になったことが勝機を生んだ。ビシエドは追い込まれながらボールを見極め押し出しで決勝点を勝ち取った。



仕上げは直倫の走者一掃の大掃除で試合を決めた。


やはり好機でどんな形でも得点すれば勝機は見出だせるという教訓となる試合となった。



6/24(木)対タイガース11回戦
【結束! 侍ジャパンナイター】




先発 ドラゴンズ=岡野
   タイガース=ガンケル



中0-6神
敗=岡野 勝=ガンケル

この日のゲームが今シーズンの対タイガースとの戦いを象徴していた様に思う。
得点圏にランナーを置いた場面でことごとく得点を重ねたタイガース。
観てるこっちは非常に痛い😫



1点が入って行く度に試合が重たくなって胃が痛い💦。



チーム安打数はドラゴンズ8本、タイガース13本と大差はないが、ここぞの場面でどんな形でも得点出来たタイガース選手のメンタル面と勝負強さを感じざる負えない試合でした。




今シーズンのタイガースの得点圏打率はリーグトップの2割7分7厘。(6/23現在)ドラゴンズはワーストの2割6厘。分母(打数)には大差はない(タイガース537、ドラゴンズ534)。好機の数はほぼ等しく、打つか打たないかが今シーズン、タイガースとの絶望的な差となっている。
結局この3連戦、1勝2敗で負け越した。ペナントレースは首位タイガースと13ゲーム差と膨れ上がってしまった。
今シーズンこのチームの目標は〝優勝〟だったと記憶している。6/26現在71試合を消化し折り返し地点、タイガースのしっぽはとうに消えて見えなくなっている。
今一度、今シーズンの対タイガースとの対戦成績を振り返ると、ドラゴンズの4勝6敗1分。
4/2 中6-3神
4/3 中0-1神
4/4 中1-3神
4/27 中2-1神
4/28 中6-1神
4/29 中2-6神
5/11 中4-4神
5/13 中1-2神
6/22 中1-2神
6/23 中6-2神
6/24 中0-6神
チーム打率 中.212神.235
チーム得点 中29神31
チーム防御率 中2.51神2.44
チーム失点 中31神29
以上。
今シーズンのタイガースは走攻守とも穴のないチーム。どこからでも大きいのが飛び出す強打のイメージが強いが、
ここバンテリンドームでは影を潜めていると言ってよい。
投手陣を中心に善戦はしているからだ。
しかし戦いの内容以上にペナントレースでは遥か彼方へと先へ行ってしまった相手。
今後の戦い方を考えると、ここバンテリンドームでの取りこぼしは禁物。最低でも勝ち越し、3連戦なら3連勝するつもりでなりふり構わず泥臭く戦うことが大事。
タイガースにとっては「ナゴヤドーム」時代から、「鬼門」とも呼ばれる球場。97年の開場から昨年までの24シーズンで、タイガースが同球場で勝ち越したのは前回優勝時の05年が初めてで計5回だけ。それ以外では6勝6敗だった15年を除いて18回負け越している。通算291試合で102勝183敗6分けで、勝率.358となっている。最後に勝ち越したのは17年で、18年から3年連続で負け越しており、昨年は3勝9敗で勝率.250という成績。

最後に、
もうホームでは一つも負けられない。ペナントレースはまだ残り半分もあるのか?半分しかないのか?
ペナントレースを面白くする為、見えなくなってしまった虎のしっぽを捕まえ引きずり下ろすくらい暴れ回れドラゴンズ。

楽天生命パーク宮城のマウンド

2021年06月13日 | ビジター観戦
6/9(水)対ゴールデンイーグルス2回戦



先発 ドラゴンズ=小笠原
   イーグルス=則本






中7-3楽
勝=小笠原 敗=則本
HR=高橋周3号4号

前日、柳で負けたのは痛かった…。初マウンドに四苦八苦してた。楽天生命パーク宮城のマウンドが低く感じる。
『「公認野球規則」ではマウンドの高さは、ホームベースを基準としてそこから254mmの高さであり、また、ホーム方向への踏み出しの勾配も規定されている。』と、あるが…???
どう見ても楽天パークとバンテリンドームでは全然高さが違うように思うのだが。






柳のように上から投げ下ろすタイプは苦手なマウンドではなかったか。本来、制球の良い投手が4死四球と安定を欠き7イニング途中8安打5失点。今シーズン初KOされた。
ネット記事によると、<前日練習でプレートに足を乗せると違和感を覚えた。イメージと捕手の位置がマッチしない。投球してから別のメニューをこなし、再度マウンドへ向かっておかわり投球。>と書かれていた。
この日の先発、小笠原は6イニング119球5安打4四球2失点。
こちらも明らかなボール球が多かった…。マウンド形状に苦しんでいた様に見えた。
「(18年とは)マウンドの土が変わっていて、硬さを感じた。前とは全く違うマウンドと思った方がいい」と分析。「バンテリンドームに比べると低いので、投球フォームも多少変わってくる。」と小笠原は前日練習で語っている。
チーム失策も2、よく2失点で収まった内容であった。


小笠原は6回勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りた。


野手陣は、
この日のDHに山下斐紹が初スタメンとなった。



4打席1安打。
今季5打席目で移籍後初安打をマークし、チャンスを広げた。


打線は3回表、高橋周の先制2ラン。




4.5回表、木下とビシエドのタイムリーで追加点。


7回表、高橋周とビシエドの連続タイムリー。9回表、ダメ押しとなるこの日2本目を右中間へ本塁打を放った。




14安打7得点、この日の野手陣は頼もしかった。💯

勝利への投手リレーは7回は福。三者三振に切って見せた!


8回は祖父江かビリッとしなかった…。3安打され1失点。
やはりマウンドの影響か?球が高かった。


ピンチの場面、左の鈴木大地には橋本。しかし、ストライクが取れずピンチを拡大された。


2死満塁、バッターは浅村…怖い怖い。ランナーがたまった場面はこの人しかいない。
火消し職人・谷元。見事に切り抜けた!


抑えは今日も又吉。


点差の割には厳しい試合ではあったが勝ちは勝ち。













感染対策徹底し観戦して来ました。

2021年06月10日 | 日記
2019年8月以来、約2年ぶりのビジター観戦にやって来ました。
コロナ感染拡大により、緊急事態宣言が10都道府県に再延長している中、熟考に熟考を重ねた末、色々とご批判はあると思いますが仙台遠征することにしました。
仙台遠征は昨年も観戦チケット購入やホテル予約など手配するも交流戦自体が中止となり残念な思いをしました。
また先日行われた札幌ドームも観戦チケットはもちろん、エアーチケットやホテル・レンタカーなど全て手配済みでしたが発着都市どちらも緊急事態宣言下とあって泣く泣くキャンセルすることにしました。
楽天生命パーク宮城の交流戦はここ数年平日開催ばかりの日程で仕事の都合上なかなか難しく計画することが出来ませんでした。交流戦はホームビジター隔年ごともあり、今年を逃すと2年後となってしまい、今、元気なうち行ける時に行こうと決断しました。道中は出来うる限りの感染対策をし世の中の迷惑とならない様、注意してまいりました。
幸いここ楽天生命パーク宮城及び楽天球団の感染対策取り組みが素晴らしくチケット購入者は電子チケット化することにより事前来場者情報登録する事で混雑緩和かつ安心安全に観戦することが出来ました。

ここ楽天生命パーク宮城(宮城野原公園宮城球場)での観戦は2回目。と言っても東北楽天ゴールデンイーグルスがここを本拠地にしてからは初めて。
(ロッテが準フランチャイズ球場にしていた頃に仕事出張を兼ねて来て以来。)
今回で楽天球団が加盟してから現在のNPB傘下12球団本拠地をやっとコンプリート出来ました。








スタジアムの中に入ると日本でも数少ない天然芝の緑が鮮やかに広がって目にやさしい。日が落ちるとナイター照明が一層緑の美しさを引き立たせてる。




スタジアムを見渡すと何と言ってもレフトスタンド後方にそびえ立つ観覧車が目に飛び込んできます。(もちろん観覧車乗りました。)
野球観戦だけでなくスタジアムを丸ごと楽しむというコンセプトのもと、本場米国メジャーリーグのようなスタジアムのボールパーク化にただただ感動です。











6月梅雨時期とあり天候不良も考えられましたが、この日は雨の心配もなく、またじめじめムシムシ感もなく、涼しさどころか寒いくらい(ユニフォームの上に上着を着ました😓)のナイター観戦日和でした。



試合は、高橋周平の2本のホームランなどの活躍により見事勝利!大変満足な野球観戦が出来ました。




4番のお仕事

2021年06月06日 | ナゴド観戦
6/5(土)対バッファローズ2回戦



先発 ドラゴンズ=梅津
   バッファローズ=田嶋





中6-3オ
勝=山本 敗=田嶋 S=又吉
HR=ビシエド8号9号 高橋周2号

先発・梅津は初回、いきなり死球、四球で無死1.2塁。一死後、併殺打でピンチを切り抜けた。しかし2回も四球を与えた。3回、投手に対しても四球を連発したところでベンチはたまらず交代を告げた。
梅津は0安打の無失点ながら自己ワーストの5四死球の最短2回0/3で降板。
緊急登板となったのは山本だったが、こちらもストライクが入らない…。1死満塁となり大ピンチ。ここから開き直ったのかMAX151㎞のストレートは気持ちで投げた結果、連続空三振に取った。4回表も三者凡退に取ると、その裏、援護点が入りゲームの主導権を引き寄せた。


3番手、橋本は2失点。


4番手・藤嶋、5番手・祖父江は後続を断ち切るが6番手・福が捕まり1失点。






ここでドーム内に流れた登場曲は〝映画「グレイテスト・ショーマン」〟🎶
火消し職人・谷元がマウンドへ。
何事もなった様に仕事を終えベンチに引き上げた。






7番手抑えの又吉はきっちりゲームを締めた。




打線は1回裏、大島・堂上の連続安打で1.3塁とし、福田の左犠飛で先制。








続く4番ビシエド。打った瞬間行ったぁ~!弾丸ライナーがレフトスタンドへ突き刺さった。










8回表に1点差に追い上げられ嫌な流れとなった直後の8回裏、先頭ビシエドがまたしても4番の仕事を遂行するべく強烈な一打がレフトスタンドへ一直線!




続く周平はどさくさに紛れライトポール際へ今季2号ダメ押し弾を放った。




山本 おめでとう VICIEDO







エース対決

2021年06月06日 | ナゴド観戦
6/5(木)対バッファローズ1回戦

先発 ドラゴンズ=大野雄
   バッファローズ=山本






中1-2オ
敗=大野雄 勝=山本
HR=福田2号

《エース対決》
大野雄は6イニング2失点と踏ん張ったが、序盤の乱調が響き4敗目。
立ち上がり連打と四球で無死満塁。2点適時打を打たれた。
登坂2戦連続初回に失点した。
4回からは3イニング連続3人斬りなど、6回までで120球を投げ、エースの意地を見せマウンドを降り白星はつかめなかった。
山本は、7イニング104球を投げて被安打4、9奪三振、福田のソロ本塁打による1点に抑える力投。
エース対決を制した。

ドラゴンズ打線は山本攻略の糸口を見出だせなかった。



ストレートはMAX156㎞、スライダー・スプリット・カーブ・チェンジアップ・カットボールなど多彩な変化球は全て一級品。



6回裏、一矢報いる福田の今季2号ホームランがライトスタンドへ飛び込んだ。




投手陣はこの日も安定してた。
橋本・藤嶋・ロサリオが揃って三者凡退に抑えた。






ゲームは負けたものの、本拠地バンテリンドームでロースコアなゲーム内容を見る限りでは結果ドラゴンズの戦い方が出来てたと思う。



明日以降も投手陣を中心にドラゴンズらしい戦いを続けて行けば秋にはポストシーズンが見れるかも?
頑張れドラゴンズ!