2019・中日ドラゴンズ 今季ベスト×ワースト【10大ゲーム】

2019年12月31日 | 日記
2019 我らが中日ドラゴンズ、私の勝手な今季ベスト×ワースト【10大ゲーム】

⑩[根尾のサヨナラ安打👏]
9/15(日) ファーム 対阪神タイガース26回戦(ナゴ球)
中7-6神 
勝 鈴木博 
敗 飯田
根尾が決めた!
この日はファームGirla Day。
大野雄ノーヒットノーラン達成効果もあったのか?ナゴ球が立錐の余地もない超満員に膨れ上がった。
7回裏ラッキー7、ジェット風船とともにドラゴンズの反撃が始まる。
三ツ俣の特大2ランホームランで2点差に詰め寄り、さらに9回裏、伊藤康の犠牲フライで1点差に。最後は根尾が右中間突破の逆転サヨナラヒットで試合を決めた。
先輩から手荒い祝福。ドラゴンズは阪神戦10連勝のおまけ付き。
根尾の月間打撃成績が58打数22安打 0本塁打 10打点 1盗塁 打率・379
スーパールーキーついに覚醒!?
来季に期待が膨らんだ。










⑨[歴史的大敗・・・👀]
6/18(日) 対西武ライオンズ1回戦(ナゴヤD)
中2-16西
敗 阿知羅
勝 今井
2-16で大敗し、辻監督、通算200勝に花を添えることとなった。
3回に山川の10試合ぶりとなる26号ソロなどで4点を奪い先制すると、5回には栗山の2点タイムリーなどでさらに4点を追加した。7回には打者一巡の猛攻で8点を追加し、今季最多タイの大量16得点と打線が爆発した。
10試合ぶりに一発が飛び出した4番の山川について指揮官は「あいつのホームランが出ると、チームとしても嬉しいね」と目を細め、「トノ(外崎)もさんぺい(中村)もこの広い球場で打てたのが大きい」と、打者不利と言われるナゴヤドームで飛び出した3発に納得顔だった。
ん~・・・。何も言えねぇ。






⑧[ドラゴンズ逆転勝利✴]
7/10(水) 対広島東洋カープ14回戦(ナゴヤD)
中2-1
勝 祖父江
敗 レグナルド
令和元年シーズン前半戦終了
80試合37勝43敗勝率0.463首位より11.5差の5位で前半戦を終えた。
与田監督 前半戦総括
「勝たせないといけない試合が多かった」
先発ロメロは5回までパーフェクトピッチング。
6回表、ロメロがついにランナーを許した後、1点を先行された。
ジョンソンは今シーズンのベストピッチを思わせる内容でチャンスを作る事すら出来ない。
0-1のまま8回裏、カープは今シーズンこのゲーム前まで防御率0.44、勝利の方程式の一角レグナルドがマウンドに上がった。
先頭の平田続く大島の連続安打で1.2塁。この日3番に抜擢された堂上が送りバントで繋ぎ、4番ビシエドは申告敬遠で一死満塁。周平倒れ、
ベンチは代打藤井がコールした。
レグナルドはプレッシャーからか制球を乱し、結局押し出し四球となり同点!続く京田にも。
今シーズン6回終了時に負けていると0勝30敗だったが、この展開で初勝利ともなった。






⑦[平田のスーパーファインプレー👍]
5/12(日) 対阪神タイガース9回戦(甲子園)
中5-2神
勝 清水
敗 才木
虎ファンで超満員のスタンドのボルテージは最高潮レベルに達していた。
マウンドにはプロ入り初先発高卒2年目清水は黄色一色に染まったスタンドに飲み込まれ様としていた。
ドラゴンズ1点リードの4回裏、無死1.2塁のピンチ。
右中間を真っ二つに破ろうかという木浪の一打。
「やられたぁー!」万事休す…。っと思った瞬間!?
平田が懸命に走る姿を映像が捕らえた。
打球に対して一直線トップスピードで駆け続け、最後までトップスピードを落とすことなく執念で白球をつかみとった。超ファインプレー!
清水のプロ初勝利をアシストした。


⑥[大野雄復活‼️]
4/16(火) 対横浜DeNAベイスターズ4回戦(ナゴヤD)
中7-1D
勝 大野雄
敗 上茶谷
大野雄大が573日ぶり白星。
今シーズン、ドラゴンズのカギを握る男が魅せてくれた。
先発・大野雄は7回2/3まで被安打3、1失点にまとめ17年9月20日ヤクルト戦以来の勝ち星となった。
とにかく球に力があった。
プレイボール直後の第一球147㎞。MAX150㎞。力みからカウントを悪くし崩れかかる場面あったが自慢のストレートで相手打者を翻弄した。7回途中120球を越え、球が浮き始めたところで降板。後続のリリーフ陣がしっかり占めた。
自主性に任せておけばやる男です。






⑤[高橋周平.右手小指靱帯断裂🆘️]
7/16(火) 対阪神タイガース13回戦(ナゴヤD)
中3-2神
勝 岡田
敗 小野
高橋は同点の1回裏1死一、三塁で左前に勝ち越し打。なおも1死一、二塁で一塁走者として帰塁が遅れ、捕手梅野の送球にタッチアウト。一塁にヘッドスライディングした際、右手小指を突い
た。2回表の守備から交代。
この日を期にドラゴンズは下降線をたどることになる。


④[平成の怪物・松坂、令和元年に散る🍃]
7/27(土) 対横浜DeNAベイスターズ15回戦(ナゴヤD)
中3-12D
敗 松坂
勝 石田
この日が松坂のドラゴンズ最終登板試合となった。何かと良きに悪きにチームにもファンにも大きな影響を与える存在であった。
松坂は1番乙坂に初球をセンター前にヒットを打たれる。2番筒香には左超えに2塁打を打たれ、先制点を許した。続く3番ソト、4番ロペスにも連打を許し、4連打で2点目を奪われる。5番宮崎こそ、ファーストフライに打ち取ったが、6番伊藤光に死球を与えてしまう。1死満塁から7番大和が中安打、8番投手の石田にも右安打、9番石川にも右安打を許す。これで5失点。打者一巡し、1番乙坂にも左前適時打を打たれ6失点。ここで投手交代。松坂は1死しかとれずKOとなった。
ドラゴンズは4年ぶりの8連敗。
今オフ、変な男気を見せて自主退団となった。






③[柳2桁勝利💮]
9/7(土) 対横浜DeNAベイスターズ21回戦(ナゴヤD)
中8-3D
勝 柳
敗 上茶谷
2桁勝利に王手をかけながら足踏みを続ける状況だったが、8度目の正直でついに、10勝目を手にした。
106球の熱投で3失点にまとめた。「ひとつ勝つことの難しさを体感しました。泣くかなと思ったんですけど、泣きません」。お立ち台で白い歯を見せた。




②[大野雄ノーヒットノーラン達成🎉]
9/14(土) 対阪神タイガース23回戦(ナゴヤD)
中3-0神
勝 大野雄
敗 望月
#22大野雄大投手、無安打無得点試合達成。✨
セ・リーグでは令和初の快挙達成。
史上81人目(セ・パ通算92度目)。
1回表
木浪 ニゴロ
近本 空三振
大山 遊ゴロ
2回表
マルテ 一邪飛球
北條 空三振
陽川 空三振
3回表
高山 空三振
梅野 遊ゴロ
望月 一ゴロ
4回表
木浪 空三振
近本 見三振
大山 一ゴロ
5回表
マルテ 左飛球
北條 空三振
陽川 右飛球
6回表
高山 中飛球
梅野 遊ゴロ失(ビデオ検証)
上本 空三振
木浪 遊ゴロ
7回表
近本 ニゴロ
大山 四球
マルテ 見三振
糸原 三ゴロ
8回表
陽川 右飛球
高山 一ゴロ
梅野 三ゴロ
9回表
原口 遊ゴロ
木浪 遊ゴロ
近本 三直球
※三振9 内野ゴロ12 内野飛球2 外野飛球4 失策1 四球1 
投球数126












①[ZOZOマリンの悪夢😱]
6/16(日) 対千葉ロッテマリーンズ2回戦(ZOZOマリン)
中7-8ロ
敗 R・マルチィネス
勝 田中
壮絶な負け方にただただ唖然呆然・・・。
ゲームセット…。座席から暫く立ち上がることが出来ませんでした。
バックスクリーンに映し出される映像は何度も何度もサヨナラを決めたシーンがプレーバックされてた。
そんなバックスクリーンを見ることが出来なかったが、落ち込んだ気持ちを振り絞りバックネット裏のモニターにスコアが映されたので結果だけでもと思い記録に残しました。
悔しいという気持ちより悲しい気持ちで球場を後にした…。
なかなかここまで劇的なサヨナラシーンを現地で見たことがない。
後、ニュースで知ったがセ・リーグでは9回の1イニングで5点差逆転負けは20年ぶりとのこと。そりゃ見たことないわぁ~。
この1敗が今季最後まで尾を引くこととなった。







番外編①[ファイナルシリーズ 2019🎆]
9/19(木) 対讀賣25回戦(ナゴヤD)
中2-1讀
勝 ロドリゲス
敗 沢村
シリーズラストを彩る光と音のスペシャルショー 「ドラゴンズライズ2019」を開催した。
中日球団イベントとしては、「ようやっとる。」


























番外編②[与田剛監督 最終戦セレモニーあいさつ🎤]
9/25(木) 対東京ヤクルトスワローズ25回戦(ナゴヤD)
中12-0ヤ
勝 梅津
敗 田川
ナゴヤドーム最後の公式戦となりました。与田監督あいさつ全文
「一年間、本当にこの素晴らしい場所で、温かいご声援をいただいて、本当にありがとうございました。
この素晴らしい球場に戻ってきて、たくさんのファンの皆様の前で、声援をうけ、勇気づけられ 選手たちもスタッフも必死に戦ってきました。
球場でボールやバットを運んでくれたスタッフの皆さん、アナウンスで盛り上げてくださった皆さん、そしてチアドラの皆さん、本当にたくさんの方に支えていただいて、安心してここで試合をすることができました。
最大の目標であるリーグ制覇、かなうことができず今シーズンここで戦えなくなってしまったこと、選手スタッフ、あと一歩というところまで追い上げることができましたけれども、その一歩を私の力不足で、皆さんを喜びの瞬間に導くことができませんでした。
本当に心より申し訳なく思っています。
まだ、広島、そして阪神、残り3試合残っています。
しっかりと最後まで戦って、皆さまに雄姿をお見せしたいと思っています。
ぜひよろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました。」
来季は与田監督以下死ぬ気で頑張れ!
僕らファンも死ぬ気で応援するわぁ!
しかし、春期キャンプ監督は4勤1休を宣言してるが大丈夫か?



背番号の重み・・・

2019年12月26日 | 井戸端会議
「名誉番号」「準永久欠番」 とは、
偉大な功績をあげた選手が退団する際、その功績を讃え着用していた背番号を「名誉番号」「準永久欠番」として、前任選手や球団の「預かり」という形で一定の期間空き番号としておく場合がある。MLBにおいては「Honored(Honouerd) Number」と称されている。

『ドラゴンズの背番号13といえば岩瀬仁紀。』


昨年、引退まで20年間にも渡り背負った偉大な#13はレジェンド番号だ。引退後、球団は“準永久欠番”とした。
しかし、この背番号をわずか1年のブランクで解禁とした。しかもルーキーに与えるとなった・・・。
昨年、親友の川上憲伸さんがこんな事を言っていたのを思い起こす。
『岩瀬さんの背番号が永久欠番にならなければ、これから先、ボクが死んでも他には現れません』

中日球団は、3代目ミスタードラゴンズ立浪和義さんの引退後、たった1年を経てルーキーの吉川一幾に#3を与えた。
その後も球界最年長投手、山本昌さんの#34をこれまたルーキーの福敬登に。
ドラゴンズエース番号と言われる#20をドラ1ルーキー野村亮介に。
2代目ミスタードラゴンズ高木守道さんや福留孝介選手が背負った#1を友永翔太に。などなど・・・。
身分不相応とも思えるルーキーへの禅譲か?必要以上の重圧を背負わざるを得ないルーキー達はファンの期待に応える成績を残すことが出来なかったことを球団はどう考えてるのか。
岩瀬さんと同様に昨年引退した荒木コーチの#2もレジェンド背番号だ。同様にこの#2も1年のブランク経て、今年のドラ1ルーキー石川 昂弥に与えることとなった。
荒木コーチもドラゴンズのレジェン級選手だったが、百歩譲って大きな期待を込めて石川に与えるのを可としても…。
岩瀬さんの#13となれば別だ。前人未到の1002試合登板し歴代最多407セーブなど数々の偉大な功績をあげた。
岩瀬さんの果たした功績は球団の枠を超え日本プロ野球83年の歴史に燦然と輝く大偉業。岩瀬さんや(山本昌さん)は日本プロ野球界では特A級レジェンド選手。そんな背番号をいきなり引き継ぐルーキー橋本。もし期待に応えられなければSNS等で大炎上は避けられない。橋本本人の攻撃ではなくとも、この背番号を与えた球団への批判は避けられないと思う。
多分、ドラゴンズ現役選手にこの#13に変更を打診しても恐れをなして断りかねないほどめちゃくちゃ重い背番号のはず。そんな“重荷”をわざわざルーキーに背負わせるのはあまりに酷ではなかろうか。
橋本本人は「プレッシャーがないと言えばウソになりますが、自分は自分。この背番号をいただいた以上、13番は橋本と言われるよう、自分のイメージを印象づけられるよう頑張りたい」と当たり障りのないコメントを残してるが、果たして心中は…。
やはり本来、プロ野球である一定程度以上の実績を残し、誰もが納得する選手にレジェンド番号を与えるべきではなかったか。
岩瀬さんが橋本投手に#13を継承するコメントを冷静に残している。
「背番号13といえば橋本君と言われるように頑張って欲しいですね。」
こちらも心中はどうなんだろうか…。
岩瀬さんは、今年1年と来年も解説の仕事で外からドラゴンズ見る様ですが、私的には出来れば近い将来、指導者として自らがまた#13を背負って戻って来てくれることを夢見ていた。

最後に#13の継承に対してちょっと批判的なことを書いてしまいましたが、橋本君を低く評価してる訳ではありません。球団として即戦力左腕に対する大きな期待を込めてこと。
橋本君は是が非でも頑張って欲しいものです。

東海ラジオ 「ガッツナイター総選挙スペシャル」

2019年12月16日 | ドラネタ
12/15昨夜、東海ラジオ「ガッツナイター総選挙スペシャル」
鳥肌ゾクゾク、涙がうるうる…。久しぶりに感動しまくりました💓
やっぱりドラゴンズを応援してて良かった。


第10位
1991.7/19 中村武志、代打同点満塁ホームラン&2打席連続逆転サヨナラホームラン!(対讀賣=ナゴヤ球場)

第9位
2017.6/3 荒木雅博、2000本安打達成!(対楽天=ナゴヤドーム)

同率第7位
1987.8/9 ルーキー初登板初先発、近藤真一、ノーヒットノーランの快挙!(対讀賣=ナゴヤ球場)

同率第7位
1989.8/12 ノーヒットノーラン寸前の讀賣・斉藤雅樹から落合博満が9回逆転サヨナラ3ラン!(対讀賣=ナゴヤ球場)

第6位
1974.10/12 讀賣のV10を阻止し、20年ぶりセントラルリーグ制覇!(対大洋=ナゴヤ球場)

第5位
1994.10/8 伝説の10・8決戦!(対讀賣=ナゴヤ球場)

第4位
2011.10/18 ドラゴンズ史上初のセントラルリーグ連覇達成!(対横浜=横浜スタジアム)

第3位
2019.9/14 大野雄大ノーヒットノーラン達成!(対阪神=ナゴヤドーム)

第2位
1999.9/26 山崎武司、バンザイ逆転サヨナラ3ラン!(対阪神=ナゴヤドーム)

第1位
2006.10/10 セントラルリーグ制覇を決定づける、タイロン・ウッズ延長12回満塁ホームラン!落合監督、歓喜の涙!(対讀賣=東京ドーム)

10位中5試合が讀賣戦。最大の宿敵・讀賣に勝つことがより一層の感動と喜び。
来季は上記の10試合以上感動する試合を魅せてくれることを期待したいと思います。

中日球団代表を考える

2019年12月15日 | 井戸端会議
今シーズン開幕直前に迫った3/25、球団株主総会が開かれ、その際に衝撃のニュース飛び込んできた。
『中日の西山和夫球団代表兼チーム統括本部長が退任し、加藤宏幸球団代表代理が取締役球団代表に就任する。』
開幕一週間を切ったこんな時期に、おいおい・・・と言いたくなる人事発表があったのは記憶に新しい。
こんな大事な球団代表の交代はその後のチーム運営に多大な影響が及ぶのは必至。

球団代表とは
日本プロフェッショナル野球協約上で定められた制度で各球団が指定する役職。球団を代表して実行委員会などの会議に出る者のこと。チームによっては選手の編成権を持つ者もいる。
商法上や会社組織上の役職ではない。一般的には日本野球組織や各リーグなどの折衝に当たる専任取締役的な役目を負います。
これに対し〝球団社長〟は子会社の社長であり、経営者です。ほとんどの場合が親会社からの天下りで野球の専門家ではない為、このプロ野球に精通する〝球団代表〟を設けることが多い。
(中日は毎年3月と9月に定時の取締役会を開くらしく過去の役員人事も大抵その時期に発表されるようです。ちょっと私の知識不足でした…。)
前任の西山氏が球団代表に就任したのは2013年10月~2019年3月
その前の井手氏が、
2013年4月〜同年9月
その前の佐藤氏が、
2011年/4月〜2013年3月。

前西山球団代表とは(私の勝手な憶測…。)
中日球団では異例のゼネラルマネジャー(GM)のポジションを置くなど、本来代表がやるべき運営業務を放棄し5年半という長期に渡ってチーム運営をおろそかにし、白井オーナーのサポート役に徹した。(言うならば、バリバリの小山派ということになる。)
白井オーナーと共に〝暗黒のドラゴンズ〟を作り上げた張本人の一人だった。年俸など選手に多く負担を負わせチーム運営が行き届かずチームの弱体化を加速させてしまった責任は非常に大きい。また前監督以下、一部のフロント人たちに球団を好き勝手に利用され外国人調査獲得名目で年一の海外旅行や外国人活躍の度合いにより自分たちのロイヤリティーなどの報酬を要求されたりと多額な資金を捻出させるなど球団の資金を流用される始末…。
〝選手ファースト〟ではない球団運営を推し進めた様に思う。

さて、新球団代表に就任した加藤宏幸氏はどんな方なのか。
前職は球団代表代理という肩書きはあったが特に表に出ることなく目立つことはなかったが…。
球団代表代理前は親会社中日新聞社の名古屋本社事業局長に就いていた。
目に付いたのは、90年台後半にドラ番記者を担当していた様だ。
つまり記者からの叩き上げ。プロ野球にドラゴンズに理解がありそうで何よりだ。
90年後半と言えば、フランチャイズ球場をナゴヤ球場からナゴヤドームに移る第2次星野監督政権下、地獄から天国に這い上がるチームを記者の視点から見ていたということ。
大型トレードあり、韓国からの助っ人補強あり、FA獲得あり、ドラフト有力選手獲得ありと球団フロントとベンチ首脳陣が一体となってチームを強くして行った過程を目の辺りで学んだことを活かしてもらえることを信じたい。
ちなみに、調べてみたが大島派か小山派は現段階では不明。

そんな今シーズンオフ、加藤球団代表の仕事っぷりをお手並み拝見。

【大島が海外FA行使せずドラゴンズに残留した件。】
電光石火!ここ数年にはない誠意のあるスピーディーな残留交渉でした。
代表は11/24、「ドラゴンズとしては彼の功績を考えて、最大限の提示をしたつもりです。誠意を示したつもりです。」査定以上の評価を金額に反映させたという。
誠意が伝わり、今オフ最大の戦力補強が出来ました。💘

【FA選手獲得を目指した件】
勝てるチームづくりを目指し、絶対に来てほしいとばかりにFA宣言選手との交渉が解禁となった当日、代表は熱烈なラブコールを送った。11/3、ソフトバンクから国内FA権を行使した福田秀平外野手と福岡市内で初交渉に臨んだ。大争奪戦が予想される中、交渉解禁日の即アタックで熱意を伝えた。
結果、後手に回ることが多かった昨今とは違いをみせた。
獲得は叶わなかったが迅速かつ熱意のある交渉は期待を寄せたファンの期待を裏切らなかった。💔

【動画SNSライブ配信騒動の件】
発端は11/25に名古屋市内で行われた野手送別会。色々不適切と思われるファンががっかりする内容を収めた動画がインスタグラムで配信された様だ。
代表はライブ配信3日後、即コメントを残している。「そういう事実があるならSNS研修とかをどっかでやって注意しないといけない。ただSNSに限らず、パワハラだとか、セクハラとか、そういうのを含めて一社会人としての研修は大切だとは思う。キャンプ中とかに講師の人とか呼んでやらないといけない。」
事を重大視し賢明な考えであった。😌

【契約更改の件】
12球団一どこよりも早く、12/6には全選手来季の契約更改交渉を終了させた。チームは5位、7連続Bクラスと満足いく結果とは程遠い成績にも関わらず全体的には甘めの年俸交渉で終えた。
保留者が一名あった。
代表は「来季年俸は今年の成績から評価するもの。過去の実績も評価するにはFA権を取ること」と説明。
2度目の交渉では「前回は純粋な査定金額を出し、今回は心情的なものを加味した」と説明した。
もっともな評価内容であったと思う。
FA権という言葉を使ったことはちょっと頂けなかったが、FA権を行使出来る様な選手になれる様、頑張って欲しいとエールを送った意味ではなかったか。しかし、どこかの悪意のあるスポーツ誌(ドラゴンズに毎度ネガティブ記事が多い〝東○ポ〟)により混乱を招いてしまった。
今回の甘め契約が吉と出るか凶と出るか?💙

【讀賣退団のゲレーロが中日への出戻りを画策報道の件】
11/8、讀賣のゲレーロは今季限りの退団が決まった。
翌9日、代表は「全く興味はない。ウチを出ていった選手だし、調査もしない。」と、一刀両断!👍

【松坂退団の件】
松坂大輔投手の退団が11/4、決まった。松坂本人の希望で自主退団という形となった。
先発を担う若手投手たちが育ってきている中、球団としては苦渋の選択となったが…。今季の結果から減額制限を超える大幅減ではあるが、来季契約のオファーを出していた。
球界宝、スーパースター松坂を戦力外にしていたら各方面からバッシングを浴びた可能性もあった。
代表は「彼のようなスーパースターがドラゴンズで2年間、プレーしてくれて、若い投手は刺激を受けて…。非常に感謝している」とねぎらった。💦

【育成1位の名大・松田が“竜党の聖地”「ピカイチ」で入団交渉を行った件】
代表は「ホテルじゃなく、ファンが集うところへ行って、ファンに親しんでもらえる選手になってほしい。ファンの声援を受けて、支配下登録を目指して頑張ってほしい」と話した。
ファンを意識した非常に良いに入団交渉の場であったと思いました。💮

最後に、球団代表の仕事とは、
「勝てるチームづくり」と「球団経営の黒字化」だと思います。球団代表は、監督、選手をはじめとしたチーム編成の責任者であると同時に球団が開催する試合、球団行事等の管理をすべて担うことだと思います。

私の主観ですが…。
来季は本当に楽しみなシーズンになる予感を感じております。
やはり、やるのは選手たち。
代表は彼らにやる気を持たせる甘めな契約更改は先行投資だったはず。
もう1つ、クリスマスプレゼントとなるか?新年早々のお年玉となるか?
最強の補強選手期待してます。🎁