中日球団フロント大丈夫ですか?

2014年03月04日 | ドラネタ


昨年、10月9日佐々木球団社長の就任会見が行われました。
(奥にいる方が、ガッツポ坂井元球団社長です。)

竜フロント刷新 球団社長に佐々木常務

記者会見であいさつする佐々木崇夫中日ドラゴンズ新球団社長

写真

 観客増に向け、フロントも刷新-。中日は9日、名古屋市の中日新聞社で臨時株主総会を開き、坂井克彦球団社長(68)が退任し、後任に中日新聞社の佐々木崇夫常務取締役広告担当(66)が就任した。球団代表には、西山和夫取締役渉外担当兼連盟担当代理(64)が就任。井手峻常務取締役球団代表兼連盟担当(69)は取締役相談役になった。佐藤良平取締役管理担当兼経理部長(57)と今原孝取締役営業担当(61)は退任した。坂井球団社長を筆頭に、現体制の取締役3人が引責辞任。現場とともにフロント改革にも乗り出すことになった。


観客増が最重要課題 今季200万人下回り危機感

語気を強めて

 何が何でもファンをナゴヤドームに呼び戻すしかない。佐々木新球団社長は、坂井前球団社長が就任時に掲げた(1)強いチームづくり(2)ナゴヤドームを満員に(3)経営基盤の強化-という重要課題の継続を表明。その中でも大きな柱として語気を強めたのが観客増だった。

 「3つの課題は継続していくし、チャレンジしたい。特に今シーズン、観客動員数が200万を割ったという悲しい現実があります。最盛期の1997年当時は260万をカウントしていた。これを黙視はできない」

 今季は、12年ぶりにBクラスに低迷した影響もあり、地方開催も含めた主催試合72試合で199万8188人(平均2万7752人)。観客動員が200万人を切ったのは、高木前監督がシーズン途中で辞任した95年以来18年ぶりで、ナゴヤドームでは初という惨状だった。

強いチーム&経営基盤の強化にも尽力

 そこで坂井球団社長を筆頭に、佐藤良平管理担当、今原孝営業担当の取締役3人が辞任し、フロントを刷新。現場だけでなく、フロントも血の入れ替えを断行して、営業面の徹底強化を図ることになった。佐々木新球団社長は「長年の営業体験で、何としてもドームをいっぱいにできるように、いろんな策を打っていきたい」と、最善を尽くすことを強調。現場が谷繁新監督&落合GMで覇権奪回を目指すなら、フロントも観客増という最重要課題に向け全力を注いでいく。 (伊藤哲也)

 ▼佐々木崇夫(ささき・たかお) 1946(昭和21)年12月18日生まれの66歳。石川県出身。金沢大卒。69年中日新聞社入社。99年東京本社販売局長。05年6月取締役販売担当。09年6月常務取締役販売担当。11年6月常務取締役広告担当。

白井オーナー新社長に期待

 白井オーナーは佐々木新社長に経営不振の脱却を要望した。
 今季の観客動員数は18年ぶりに200万人を下回った。
 「あの人は営業の専門家ですからね。営業面で力を発揮してくれるのではと大きい期待をしている。実務家ですから」。中日新聞社に入社して以降、編集ではなく営業畑一筋で実績を積んできた手腕に期待していた。

以下の記事はどうでも良いですが取りあえずガッツポ坂井さんの
弁明を読んでやって下さい。

記者会見で退任のあいさつをする中日ドラゴンズの坂井克彦前球団社長

写真

坂井前球団社長苦しい胸の内を

 球団社長を退任した坂井さんも、佐々木新球団社長とともに記者会見に同席した。「なかなかうまくいかなかったのが、私の本音」と苦しい胸の内を吐露した。坂井さんは、人件費の高騰や観客動員数減を理由に、2年前に落合元監督の交代に踏み切った中心人物。「私は2年前、落合さんと高木さんの監督交代の時に社長で、その動きの中心だった。そういう人間が居すわっているというのは筋としてよろしくない」と、退任理由を話した。

 ◆中日の主催試合の観客数 今季、ナゴヤ球場時代の1995年以来18年ぶりに200万人を下回った。地方試合を含めて主催72試合で199万8188人(1試合平均2万7752人)、昨年の208万530人からは8万2342人減少した。ナゴヤドーム開催分では今季195万2087人(1試合平均2万8707人)で、1997年に開場以来史上ワーストとなった。