宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

尊敬信頼にトシは関係なく

2023年06月03日 | 週報

木曜か金曜に更新しようと決めていたのに、はや土曜日である。

特記することは特にないのだけれど、特別でないことをさらっと書き留めておくためにも、週一更新は継続したい。

今週は早々に買ってそのまま置いていた『街とその不確かな壁』(村上春樹 新潮社)を読み始めた。

久しぶりの春樹文体と、物語に入っていく心地はやっぱり良い。まだ13章までだけど。

「頭に皿を載せているときには、空を見上げない方がいいってことさ」

現実と重ね合わせると、不穏。

書評家の三宅香帆さんは発売後1日か2日で読み切っていたような(と twitterで見た)。すごいなー。

その三宅さんのたぶん初めての著書『人生を狂わす名著50』(ライツ社)が、図書館にあり、読了。

知っている本も知らない本もあるけど、紹介が的確で分かりやすくて「ほんとうの気持ち」が感じられておもしろい。

図書館で借りてばかりだけど、機会があればこれからは購入しよう。

twitter で知った、ウェブ連載中の「なぜ働いていると本が読めなくなるのか 労働と読書の近代化を読む」もとてもおもしろそうなのだけど、いかんせんスマートフォン画面で長文を追うのは辛い…集英社新書から出たらすぐ買うよ。

三宅香帆さんは1994年生まれとのことで、確かに選書のいくつかや文体については若い人だなと思うけど、トシは関係なく、読書に関しては尊敬してしまうし信頼できる。

それはやっぱり対象(本)への愛が絶大だから? 自分が自分がじゃないんだよね。

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今週(先週か)のテレビで観た「トシは関係なく尊敬信頼できる人、それはきっと関わっているジャンルへの愛が大きいから。自分が自分がじゃなくて自分の役割を知っている人」2人。

(「尊敬信頼」はちょっと違うか。自分はそのジャンルに関わっていないから。)

それは

・TBS『A-Studio+』ゲストの浅田真央さん。

ステキな友人方と良い時間を過ごしているようなのが他人事ながら嬉しい。そういえば「原始人クラブ」の先生とか、幼少の時から、やっぱり良い人には良い人がちゃんと身近にいてくれるものなのだな、などと。

テレビ朝日系『関ジャム 完全燃SHOW』で特集されていた常田大希さん。

米津玄師、Vaundy 両氏による、常田さん像についての的確な言語化に唸る。

スタジオゲストお二人もいい感じで、なんていうのかなー、一昔前の感覚だと才能ある人の周りには嫉妬とか足の引っ張り合いとかがつきまとうイメージだったけど、そういうのが無いのがすがすがしい。対象への愛とか良くしていきたいという気持ちがあればそういうことにはならないんだと思う。

Srv.Vinci 時代だったかのMVに、なんだかヘンなのと思ったのがあったけど、後からふと思うに、あのMVの製作者は常田さんへの嫉妬とか自分の方が上みたいな気持ちがあったのかな。その後なにか気づくことがあればいいな。

時間がなくなったので、読み直すことなくここまで。