上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

子ども劇場の人形劇・・・生の舞台に触れることの大切さ

2021-02-23 16:58:34 | 日記
2月23日、熊本市の森都心ホールで子ども劇場の人形劇がありました。
孫たちを連れて参加しました。
今回は、少し小さな人形劇。
ホールの平土間をステージに、手の届くところにある舞台のセットで上演されました。
生の音楽の調べに合わせて、軽快でさわやか、ほのぼのとしたストーリーが展開しました。
午後の上演、孫たちは寝てしまうのではないかと、思っていましたが、最後までノリノリで舞台に見入っていました。
私は、舞台の作品と合わせ、そんな子どもたちの様子を見て、本当に素敵な時間を過ごすことができました。
生の舞台芸術に触れることの大切さを実感するひとときです。


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熊本市役所の耐震性能評価、適切でない点・問題点だらけ、再度の検証こそ必要

2021-02-22 21:17:00 | 熊本市政
市役所の地下にある地中連続壁は、竣工図に「地震時に耐震壁として利用できる」と明記
「耐震性能を有しない」とはならないことは明らか、しっかりとした検証を!



2月12日の議員全員会議で、市長は「本庁舎整備」について、現有庁舎は「耐震性能を有しない」との判断のもと、新年度予算に直接建設をすすめる予算は提案しないが、新たな有識者会議を設置し、「ゼロべース」で検討をすすめると表明しました。しかし、議会の参考人・斎藤幸雄氏からは、2度の耐震性能調査における「耐震性能を有しない」という結論に疑問が出されています。
必要なことは、今ある疑問の一つ一つにきちんと答えられるような検証を行い、市民への説明責任を果たすことです。日本共産党市議団で、疑問点を整理し、市長への申し入れを行いました。多野副市長が対応しました。



【2度の「耐震性能評価」の問題点】
⑴ 2017年の耐震性能評価では、「地下連続壁」の存在が考慮されていない
議会が招致した斎藤参考人の意見陳述で、市庁舎地下に深さ19m・厚さ60㎝の地下連続壁の存在が明らかになり、地震波の低減効果があると指摘。
⑵ 地下連続壁は「地震時に耐震壁として利用できる」と竣工図に明記
日本共産党市議団は、市庁舎の竣工図の「地下外壁配筋図」で、地下連続壁が「地震時に耐震壁として利用できる」こと、本体との接合や関連事項も含めて大臣認定を受けた構造物であることを確認しました。(上記写真)
「基礎杭が致命的な損傷を受ける」ことにはならないことは明らかです。
⑶ 2017年調査は「設計図」で、2020年調査では「竣工図」での検証、ちぐはぐな基礎資料では検証にならない
⑷ 「設計図」で行った2017年調査は、「竣工図」による再検証が必要
竣工図と設計図では「杭」が大幅に変更。「設計図」では検証にならない。
⑸ 『熊本地震』を考慮した検証となっていない
齋藤参考人の見解に基づく再調査と言いながら、2020年調査は、斎藤参考人が指摘してきた市庁舎敷地地盤での熊本波による解析をしていない。
⑹ 2020年調査は、妥当性を欠いている
「連成系時刻暦応答解析」という極めて稀な解析手法で結果の検証が必要。しかし、結果の検証がされておらず、妥当性を欠いている。

以上のように、2017年(H29)と2020年の検証業務には、適切でない点・問題点が多々あり、再度の検証こそ必要です。このような検証では、杭を含めた庁舎建物の耐震性能について、信頼ある結果を言及することはできません。市長は、議員全員会議で、「2度の耐震性能調査で本庁舎が耐震性能を有していないという結果を大変重く受け止めた」と述べましたが、2度の調査には耐震性能評価の結果にかかわる重大な問題があり、「耐震性能を有していない」という結果の検証が不可欠だという点を認識すべきであり、この2度の調査結果を建替えの根拠にはできません。ずさんともいえる2度の調査結果の検証をきちんと行い、議会や市民への説明責任を果たすことを強く要望しました。
さらには、市長は2021年度に有識者会議を設置し、本庁舎のあり方について諮問すると表明し、2021年度補正予算として「本庁舎等整備のあり方に関する有識者会議関連経費」を提案しました。しかし、12月議会の一般質問に答える形で表明した専門家の意見聴取は、昨年12月に6名からなる「有識者ヒアリング」名簿が示したにもかかわらず、ヒアリングがどのように行われているか、回数も内容も結果は全く示されていません。それなのに、新たに有識者会議を設置するというのは、あまりにも場当たり的です。思い付きのように、新たな有識者会議設置を持ち出してくるのではなく、議会で専門家の意見を聞くと答弁して示した専門家の意見聴取も中途半端に、先へとすすむべきではありません。しかも、有識者会議のメンバーを市長が選任するのであれば、客観的な議論はできません。庁舎建替えの根拠としてきた「耐震性能」の問題すらきちんとした結果も出せないまま、1億円もかけた2度の調査を棚上げにし、まるで耐震性能評価の結果がなかったかのように、新たな有識者会議でゼロベースでの議論を行っていくというのは、根拠もなく建替えへとすすんでいくようなものです。

*申し入れ全文は、日本共産党市議団HPに掲載。
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困窮した学生への食料支援

2021-02-21 20:12:00 | エトセトラ
民間団体「くまもと学生食料支援プロジェクト」による困窮した学生たちへの食料提供の3回目が中央区の渡鹿公園で行われました。
300人を超える参加者に、コロナ禍でバイトも減り苦労しながら暮らす学生たちの状況が窺えます。
コロナ禍でなくとも、日本の学生たちは、世界でトップクラスの学費負担の中で学んでいます。
奨学金を借り、バイトを掛け持ちしながらの学生も少なくないと思います。
特に、実家を離れ、アパート等で暮らし学ぶ学生は、生活費の負担も大変だと思います。
コロナの影響はもちろん、日本の高学費の問題も含めて、すべての青年たちが安心して学び、生活していけるような状況を作り出していかなければならないと思います。
今回、県から青果の提供があったようですが、それにとどまらず、若者への支援について、行政がしっかりとした取り組みを行うべきだと思います。

新型コロナ禍、ワクチンの先行接種も始まりましたが、まだまだ続くさまざまな影響に対して、国や自治体の多面的な対応が求められます。
市民のみなさんの声を、広くしっかりと聞き、議論の場に届けていかなければと思いました。


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積雪の「雨水」

2021-02-18 12:12:40 | 日記
2月18日は、二十四節気の一つ「雨水」です。
降る雪が雨に変わると言われる「雨水」の日は、この冬一番の積雪になりました。
前日夕方に実家に母の様子を見に帰っていたため、積もった雪、降り続く雪に、朝発つことができませんでした。
予定していた会議は、急きょ「zoom」での参加になりました。

 
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40億円かけて整備した「くまもと街なか広場」、誰のため?

2021-02-16 22:07:54 | 熊本市政
40億円かけて整備した花畑広場「くまもと街なか広場」
あまりにも高い利用料!市民は利用できません

2021年第1回定例会に設置のための条例が提案されている花畑広場、新しい名称を「くまもと街なか広場」。
 まだ使える産業文化会館を解体し、桜町再開発事業の周辺整備事業として40億円かけて整備をすすめてきた花畑広場が「くまもと街なか広場」として、7月から利用提供されます。
「市民等に憩いの場を提供することにより、中心市街地の新たな賑わいを創出する」ことが目的ですが、あまりにも高い料金設定となっており、市民が気軽に利用(借りる)できるものではありません。(休日に終日利用すれば617,000円)
多額の税金を投入して、誰のための事業であったのか、疑問です。


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