6月15日、私が役員を務める「くまもと健康友の会」の定期総会がありました。今回の講演は、神水病院で今度新しく導入される透析チームの責任者を務められる鈴木博医師による「CKD(慢性腎臓病)と維持透析」でした。
なんと、熊本は透析患者の割合が日本一という残念な状況です。熊本市も健康政策の一つとして、CKD対策には力を入れています。
第1に、慢性腎臓病を予防すること、
そのためには、①肥満にならない
②たばこを吸わない
③過去に心臓や腎臓を悪くした経験のある人はリスクが高いの健康に注意
④定期的な健康診断で、体の状態をチェックする
*また、加齢・高齢化も慢性腎臓病の要因になりますが、これは止めることができません。
*CKDで透析となった人で、一番多いのが「糖尿病性腎症」・・・糖尿病には要注意です。
第2に、慢性腎臓病になっても、透析が必要となる状態にならないよう、重症化を抑えることも必要です。
★くわみず病院では、この秋から、熊本初の最新型透析装置が導入されるので、様々な重症患者の治療が可能になるそうです。
今までくわみず病院の特色だった「睡眠時無呼吸症候群」「女性外来」「小児科」「診療科」に加え、「救急治療」「ICU集中治療」「心臓カテーテル治療」「血液浄化療法」ができます。これらの治療が充実した医師陣のもとで行われるので、安心して様々な患者さんにかかっていただけると思います。
慢性腎臓病に限らず、健康づくりは、日常生活が大切です。食事・睡眠に気を配り、充実した毎日を送っていきたいものです。
みなさまも、どうか「健康づくり」大切にしてください。
そして、病気になったら、「くわみず病院」へ。
そのほか、総会の討論では、民医連で行われた「生活保護実態調査」の内容や、介護現場の実態、TPP参加の影響、憲法を守る問題など、大事な問題での発言があり、議論が深まり、大変勉強になりました。
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